8月の心理学コラム(担当:友野隆成)

2010/8/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

 

研究室と観葉植物と私

私は、今年の4月に宮城学院に着任しました。3月までは京都に住んでいたのですが、宮城学院着任を機に大きな環境の変化がありました。気候、食文化、言葉、視聴できるテレビ局等々、様々な変化に直面しました。そして、個人的に大きな変化だったのが、初めて専任教員として採用され、個人研究室を持つことができたこと、それに付随して、観葉植物を育てることになったことです。

研究室を開設して間もない頃、とある方より観葉植物をいただきました。元来面倒臭がりな性格である私が観葉植物など育てられるのだろうか、当初は一抹の不安を抱えていました。その不安を解消すべく、ネットで育て方を検索し、ホームセンターで肥料を買い、せっせと水やりをしました。すると、最初は4枚だった葉が6枚に増え、今でも枯れずに元気に育っています。

パーソナリティ心理学では「性格は変わるか?」という永遠の命題が良く議論されますが、私は観葉植物をきっかけにほんの少しだけ面倒臭がりな性格が変化したような気がします(気がするだけかもわかりませんが…)。性格は、もしかしたらちょっとしたことがきっかけで、少しだけでも変わるものなのかもしれませんね。

7月のリレーエッセイ(大橋ゼミ1年:佐藤優さん)

2010/7/27 >> 在学生によるリレーエッセイ

7月のエッセイを担当します、1年の佐藤です(^ω^)

4月に入学してからあっという間にもう7月末です。もう少しで前期終了、夏休みが始まりますが、今はテストのことで頭がいっぱいです!!

さて、心理行動科学科では1年生から自分たちで研究をして発表をする「実践セミナー」というゼミがあります。
今年は、佐々木ゼミ、木野ゼミ、大橋ゼミの3つに分かれていますが、私が選んだ大橋ゼミは普段の日常から課題を見出だし、自分たちで実地踏査するという実践的な研究をしています。

みんなで話し合って、今回私たちは「街中の人の行動」について研究することになりました。現在は具体的な実験方法を検討している段階です。

大橋先生はとても学生から信頼の厚い先生で、学生の中には恋愛相談や人生相談をする人もいます。

学生同士も仲がよく、授業はいつも明るく楽しくやっています(^O^)

電力ビルの中を歩いてテーマ捜し中…(真ん中が私です)

そしてまだ先のことになりますが、10月16~17日には宮城学院大学祭があります。私は実行委員として活動しています。楽しい学園祭になるので是非お越しください!!

実践ゼミの発表も11月23日(勤労感謝の日)にアエルでやりますので、こちらにも足を運んでくださいね!!

7月の心理学コラム(担当:佐々木隆之)

2010/7/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

 

リズムの話(1)

日本人は3拍子のリズムが不得意だと言われます。確かに、明治以前の日本の古い音楽には3拍子のリズムはなく、2拍子系の音楽しかありません。「真室川音頭」や「佐渡おけさ」、「阿波踊り」のように8分の6拍子の音楽はありますが、これも2拍子とみなしてよいでしょう。千昌夫の「星影のワルツ」は往年の名曲ですが、この曲に合わせて聴衆が手拍子を打つと、1拍目、3拍目、2拍目、1拍目、…、と奇妙なことになります。欧米人ならばきっと3拍子を感じ取って1拍目に手拍子を打ち続けることになるでしょう。
音楽のリズムを研究していると、このように、民族や文化によってリズムの感覚が異なることに気づかされることがあります。一方で、民族や文化の違いを超えて知覚の特徴が共通に表れる場合があります。私は、20年以上にわたりオランダの研究者と一緒に研究を行っていて、日本人とオランダ人を比較することがあります。私たちが行っている研究では、どちらの国の被験者でも同じような結果になることが多いのです。
今、ワールドカップサッカーの真っ最中ですが、昨日(7月6日)の早朝には準決勝がありました。先週、研究の打ち合わせのためにオランダに行ったのですが、共同研究者のお宅で一緒に日本チームの試合を見ました。もちろん共同研究者も日本を応援してくれました。付き合いとしてはサッカーのような研究以外の話題もとても重要です。そこで、昨日は朝3時半に起きて応援することになったわけです。ついでに、今日も一日、オランダの国の色であるオレンジ色のユニフォームを着て勝利を祝いました。

写真はゼミの授業風景です。右端にオレンジのユニフォームが…

※佐々木先生の教員リレーエッセイはこちら

6月のリレーエッセイ(工藤ゼミ2年:石川あゆみさん)

2010/6/27 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは、工藤ゼミ2年の石川です!
最近は梅雨の時期ということで、雨の音に癒されています。
夏が来るのも時間の問題、あっという間にやってきそうですね。

さて、私たち工藤ゼミではスポーツ心理学について学んでいます。
工藤先生は学生をしっかり見ていてくれて、とても頼りになる先生です。現役スポーツ少女もいれば、汗をかきたくないから運動は嫌い、と極端ですがメンバーも個性的で様々です。今は運動部ではないのですが、スポーツをしていた私としてはよく分かり共感できる部分や、逆に初めて知る発見もありとても楽しいです。

また、宮城県内の大学横断プロジェクトにゼミの有志が参加していて、「ヘルシアを飲むと本当に体脂肪が燃焼しやすくなるのか」という実験をしています。週に3本ヘルシアが配布され、美味しく飲んでいます。特殊な万歩計をつけているのですが、やはりつけていると、歩くように意識するので最終的な効果が楽しみです。

実験で飲んでるヘルシア(を持つ私)

オープンキャンパスにはぜひいらっしゃって、宮城学院の雰囲気を是非、体験してみて下さい。
そして少しでも心理が気になった方や、興味があれば足を運んでみて下さいね。
新しいことに興味を持つチャンスかもしれないですよ。

6月の心理学コラム(担当:高田利武)

2010/6/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

 

他人への目を自分にも向ける

私たちはよく集合写真を撮りますね。この写真は4月の新入生オリエンテーションキャンプ時のものです。私は最後列の右から4番目にいます(矢印)。どうして分かる? 自分の顔や姿の特徴を知っているからです。となりの佐々木先生も分かります。彼の特徴を知っているからです。でも、今はまだ新入生諸姉は誰が誰だか全然分かりません…
写真の中の人を、私は対象として眺めています。私の視線はその人々に向かっています。同じように、私の視線は私に向かっています。つまり、私は私を対象として見ているのです。「佐々木先生を知っている」ように「私自身を知っている」のです。もし、学生諸姉が分からないのと同じように、私自身が分からなくなったら… 大変なことです。
「自分を対象として見る」ことは、一部の類人猿を除けば人間だけができます。人間でも赤ちゃんなどにはできません。私は最近、昔に比べ「丸くなった」と言われます。もしかしたら、私は自分を対象として眺めるくせがつき、私の欠点を自分で直そうとしたせいかもしれません。もしそうなら、それは心理学を学んだメリットだったのかも…

※高田先生の教員リレーエッセイはこちら