Archive for 12月, 2014

12月の心理行動科学科

2014/12/26 >> 今月の心理行動科学科

12月に入った途端に、気温が一気に下がり、12/5には初雪が降りました。

12/6(土)オープンキャンパス。朝、水溜りに氷がはる寒い日でした。懇談会場、学科企画のパネル発表、仕事図鑑。それぞれに来場した方は熱心に話を聞いてくださいました。


4年生は1月の卒論提出に向けて、忙しい毎日を過ごしています。

図書室、実習室ではゼミの学生が資料を作成したり、話し合う姿が見受けられます。

大学は冬休みに入りますが、1/6の授業開始日まで、皆さん、お元気で。

良い年をお迎えください。

12月のリレーエッセイ

2014/12/24 >> 在学生によるリレーエッセイ

みなさんこんにちは!佐々木ゼミ4年の齋藤理紗です。

今年も寒い季節がやってきましたね。

12月になり、今年もあとわずかとなりました。

 

最近、4年生は卒業論文の締め切りが迫ってきていて、分析や論文作成に苦戦しています。

私は友達と2人で卒業論文を進めていて、先生に指摘を受けながら頑張っています。

時々、分析の方法や卒業論文作成の進み具合など、他のゼミの友達と情報交換をして、分からないところを教え合ったり励まし合ったりしています。

写真1 卒論風景

上の写真は、他のゼミの友達と励まし合いながら卒業論文を進めている写真です。一緒に卒業論文を進めている友達に撮ってもらいました。

 

卒業論文の作成は大変ですが、最後まで諦めずに頑張りたいと思います!

 

ちなみに、12月1日は私の誕生日で、1日違いで友達の誕生日がありました。

11月末に数人の友達と遊びに行ったのですが、その時に私と友達の誕生日をお祝いしてもらっちゃいました!

写真2 サプライズのバースデイケーキ

サプライズだったのでとても嬉しかったです(*^_^*)

 

学生でいられるのが数か月になってしまったので、卒業までの数か月を充実したものにしたいと思います!そして卒業論文を友達と頑張って仕上げたいと思います!

 

それでは皆さん、良いクリスマスを!そして良いお年を!

キャリア支援講演会④「就活にも活かせる“やる気のもと”の育て方」を開催しました

2014/12/22 >> イベント報告

12月18日(木)の3校時に,企業のトップの方をお招きしてキャリア支援講演会を開催しました。
学科独自のキャリアサポート「Pナビ!」における3年生向けセミナーの一環です。

■ゲスト■
畠山明 氏
株式会社セレクティー(「個別教室・家庭教師のアップル」)の代表取締役,です。

■主な内容■
「就活にも活かせる“やる気のもと”の育て方」と題して,事業内容や理念,事業を通して見えてくる“やる気のもと”とは何か,これをどう育てられるのかについてお話うかがいました。
お互いの共通点を探すワークも交えながら,共有体験が自尊感情(=やる気のもと)を高めることにもつながることや,社会人のコミュニケーションのポイント「あいうえお」を教えていただきました。ご自身の経験や具体的な事例を挙げながらの大変わかりやすいお話でした。

「今のままで100点」「ありのままが,ありがたい」のお言葉に励まされた学生たちも多いようです。

また,今回は,会社説明会に向けての訓練も目的の一つでした。畠山社長のお話を伺いながら,話を聞く力・姿勢,質問力をつける練習の機会も得ることができました。

本セミナーコーディネータのキャリアプランニング桑名氏が,ゲストの畠山社長と田中氏をご紹介。
ワーク:友達と共有点が何個あったか?

(木野記)

キャリア支援講演会③「進路決定,私の“こだわり”」を開催しました

2014/12/15 >> イベント報告

12月11日(木)の3校時に,卒業生をお招きしてキャリア支援講演会を開催しました。

今回の講演会は,学科独自のキャリアサポート「Pナビ!」における3年生向けセミナーの一環として行いました。

■ゲスト■

3期生(2013年度卒)の齋藤はるかさんをお招きしました。

現在は,サトー商会に勤務なさっています。

■主な話題■

齋藤さんが,在学中,何をどのように考え,進路選択・就職活動と向き合ってきたか,ということを中心に,以下のようなお話をうかがいました。

・齋藤さんなりの価値観に基づいて,具体的な条件を決めて動いたこと。
・いろんな先輩たちの成功談・失敗談をとにかくたくさん聞いたこと。
・履歴書&面接必勝法!
・孤独にならない就職活動とは。

職業観から就職活動の必須アイテムの選び方まで,齋藤さん自身が,しっかりと考え,実行してきたことがとてもよくわかるお話でした。
齋藤さんなりのこだわりや価値観がたくさん紹介されましたが,大切なのは,齋藤さんと全く同じことをすることではなく,齋藤さんからもらったヒントをもとに,自分自身が考えて行動していくことです。

とても具体的なお話を聞けて,就活スタートを控えた3年生たちの気持ちは,漠然とした不安や焦りから,前向きな意欲へと変化したようです。

「今のことも聞きたかった」「もっといろんな方の話を聞きたい」そんな感想もありました。
また企画したいと思います。

(木野記)

12月の心理学コラム ノーベル賞受賞を讃える心(担当:木野和代)

2014/12/13 >> 役に立つ!!心理学コラム

2014年ノーベル賞では,日本人3名が物理学賞を受賞されましたね。今週は,授賞式関連のニュースが新聞・テレビでも連日報道されていました。

こうしたニュースを見て,「すごいな~」と思われた方,「ついに受賞!よかったなぁ」と思われた方。

そして,自分が受賞したわけではないのに,なんだか誇らしいような気持ちになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは,同じ日本人が受賞したから,同じ地域・同じ高校/大学の出身だから,・・・などといった理由によるものでしょう。

私自身,名古屋大学出身だからでしょうか,今年は,このニュースに目が行くことが多いです。天野浩先生の笑顔を見ていると,こちらまでうれしい気持ちがしてきます。
こうした反応を客観的にみてみると,「栄光浴」や「自己評価維持モデル」という心理学用語が浮かびます。

「栄光浴」とは,高い評価を受けている個人・集団と自己との結びつきを強調することによって自己評価や他者からの評価を高めようとすることで,自分の印象を操作する方法の一つです(有斐閣・心理学辞典より)。「今年のノーベル賞受賞者は誰だっけ?」と問われて,「私の出身大学の天野浩先生がノーベル物理学賞を受賞」なんて,私が答えたとしたら,これは「栄光浴」とよばれます。「私の出身大学」なんて余計な説明がついていますね。同じ大学の出身というだけで,同じ研究室・学部でもない,授業を受けたことすらないにもかかわらず;笑。

この流れで「自己評価維持モデル」についてもお話したいところですが,もうちょっと説明が長くなりますので,また別の機会に!

(写真1)実は,新聞の切り抜きまでしてしまいました・・・ちょっとした天野先生ファンです。
(写真2)ちなみに,心理行動科学科の在学生たちも頑張っています。学生たちの研究活動は,毎年のように,報道していただいています。