Archive for 10月, 2025
10月の心理行動科学科
2025/10/31 >> 今月の心理行動科学科
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・
みなさんはどんな10月を過ごされましたか?
10月11日(土)・12日(日)に大学祭&オープンキャンパスが開催されました。両日ともあいにくの雨でしたが、多くの方にご来場いただきました。有難うございました!
11日(土)はオープンキャンパスにて学科紹介を実施しました。心理行動科学科の3年生による「現場部」の紹介を行い、学生目線でどのような実践的な学びを実施しているのかをご紹介しました。
また、同日には犯罪心理学・浅野ゼミの学祭企画「命の大切さを学ぶ教室 ~京都アニメーション事件 被害者等による心情伝達~」を開催しました。本企画は6月に仙台大学にて実施しご好評をいただいた企画であり、本学での実施は今回初開催でした。
そして、両日開催の学科企画の『ココロミル』ブースは、今年度も多くの方で賑わいました!うそ発見器・性格診断・鏡映描写・アハムービー体験など様々な企画を実施し、たくさんの来場者の方々に心理学を体験していただけました。学生が主体となって準備を行い、実験体験用の準備や、会場の装飾セッティング、フォトブース用の風船をふくらませるなど、来場者のみなさんが楽しんでいただけるような工夫をしていました。実際に、当日はお子さん連れのご家族などがフォトブースにて記念撮影を楽しんでくださいました。ご来場いただいた高校生のみなさんにとっても、普段の学校の様子は違う、大学祭ならではの雰囲気も感じて頂けたのではないでしょうか。ぜひまた来年の大学祭もお待ちしております。
10月25日(土)には総合型選抜Ⅰを実施しました。
10月29日(水)に、独自の学科就職支援Pナビ!にて「メイクアップセミナー」を実施しました。就活や面接において、相手に好印象を与えるメイク術やスキンケアの方法も教わりました。プロの講師の方に面接用メイクをデモンストレーションしていただき、自分の普段のメイクと比較出来て参考になったとの声が多くありました。セミナーの中でパーソナルカラー診断も実施し、自分を活かすメイクを学び有意義な時間となったようです。セミナー終了後も多くの学生が講師の方に質問しに並び、意欲的に学んでいました。女子大学ならではの就活支援企画で引き続き皆さんの就活をサポートしていきます!
今年も残すところあと2か月。充実した秋をお過ごしください。

大学祭終了後に記念撮影
写真:P科(心理行動科学科の略称)のPポーズでパシャリ。
10月のリレーエッセイ (宮下ゼミ2年・渡邉碧さん)
2025/10/15 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!心理行動科学科宮下ゼミ2年の渡邉碧です!
11月に入り、朝晩の冷え込みが一段と強くなってきました。私は朝起きるのがだんだんつらくなってきて、季節の変わり目を実感しています。毎年のことですが、あっという間に秋が終わって、冬が近づいてきた感じがします。
私は、最近ディズニー・ピクサー映画の「ソウルフル・ワールド」という作品を観ました。ソウルフル・ワールドは、ジャズピアニストのジョーが、自分の夢を叶えるために奮闘する物語です。ある事故で人間が生まれる前の世界に迷い込み、人生の意味や生きることの喜びについて考えることになります。
この映画を観て、私は幸せについて考えることが増えました。映画内では、主人公ジョーがジャズに没頭する姿を、ゾーンの世界に入ると言っていました。これは、心理学で言うフロー状態の典型です。フロー状態とは、没頭して時間を忘れるほど集中している状態のことです。好きなことに熱中する時間は、人の心に大きな充実感を生み出します。私たちも日常生活の中で、時間を忘れるほど何かに夢中になった経験があるのではないでしょうか。そうした瞬間には、小さな達成感や喜びが生まれ、心が軽くなるのを感じます。映画の中では、それを「きらめき」と呼んでいます。このきらめきとは、単なる才能や夢ではなく、生きることそのものに喜びを感じられる瞬間を意味しているのだと思いました。
この映画を通じて、幸せは遠くにあるものではなく、日常の中で自分が没頭し、きらめきを感じられる瞬間なのではないかと感じました。映画の中でジョーが最後に「一瞬一瞬を大切に過ごすよ」と言っていました。学校生活や日々の生活の中で、目の前の小さな瞬間を大切にすることで、より充実した毎日を過ごせるのだと思いました。今回載せた画像は、最近私が感じた「きらめき」の写真です。道端に咲いていた小さな花に、ふと心を動かされました。皆さんも、日常の中にある小さな瞬間を大切にして毎日を楽しみましょう!



