Archive for 3月, 2018

3月の心理学コラム「失う時の人の心理」(担当:森 康浩)

2018/3/15 >> 役に立つ!!心理学コラム

3月は旅立ちの季節ですね。
今年度は4学年受け持ち、私のゼミ生も無事に心理行動科学科を巣立っていきました。
就活と平行させて、卒論にひたむきに向かい素晴らしいものを仕上げてくれました。
よく頑張ってくれたなと思っております。

さて、みなさんは増えることと、減ることどちらに意識が向きますか?
例えば、1万円の臨時収入を得たときの喜びと1万円が入った封筒をどこかで落としてしまった時の悲しみでは、どちらが心理的な影響が大きいでしょうか?
Kahneman & Tversky (1979)によると、人は損失のショックの方が心理的に大きく感じられ、それを回避しようとする傾向があることを示しています。

4年生が卒業してしまい、失ってしまったというショックがありますが、彼女らの将来を考えると必要な損失なのかも知れません。
心理行動科学科で得た学びを用いて、社会という大海原で大活躍してくれれば良いかなと思います。
今回失ってしまったという悲しみが吹き飛んでしまうような、うれしい連絡がたくさん来ることを願っています!!

【実践研修】「第3回イノベーションの教室」参加報告

2018/3/15 >> イベント報告

2月25日(日)の10:00~15:30に、仙台市若林区にあるINTILAQ東北イノベーションセンターにて開催された「第3回イノベーションの教室」に、1年生6名が参加しました。
これは、仙台市・日本政策金融公庫・INTILAQ東北イノベーションセンター主催のイベントで、高校生・大学生が、企業の方と一緒に、東北地区の経済活性化につながるような新しいビジネスモデルを考えるものでした。
学生たちは「心理行動実践研修B」という単位認定型の科目の一環として参加しました。
参加学生の学びの様子はこちらからご覧ください。