Archive for 6月, 2010

6月のリレーエッセイ(工藤ゼミ2年:石川あゆみさん)

2010/6/27 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは、工藤ゼミ2年の石川です!
最近は梅雨の時期ということで、雨の音に癒されています。
夏が来るのも時間の問題、あっという間にやってきそうですね。

さて、私たち工藤ゼミではスポーツ心理学について学んでいます。
工藤先生は学生をしっかり見ていてくれて、とても頼りになる先生です。現役スポーツ少女もいれば、汗をかきたくないから運動は嫌い、と極端ですがメンバーも個性的で様々です。今は運動部ではないのですが、スポーツをしていた私としてはよく分かり共感できる部分や、逆に初めて知る発見もありとても楽しいです。

また、宮城県内の大学横断プロジェクトにゼミの有志が参加していて、「ヘルシアを飲むと本当に体脂肪が燃焼しやすくなるのか」という実験をしています。週に3本ヘルシアが配布され、美味しく飲んでいます。特殊な万歩計をつけているのですが、やはりつけていると、歩くように意識するので最終的な効果が楽しみです。

実験で飲んでるヘルシア(を持つ私)

オープンキャンパスにはぜひいらっしゃって、宮城学院の雰囲気を是非、体験してみて下さい。
そして少しでも心理が気になった方や、興味があれば足を運んでみて下さいね。
新しいことに興味を持つチャンスかもしれないですよ。

6月の心理学コラム(担当:高田利武)

2010/6/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

 

他人への目を自分にも向ける

私たちはよく集合写真を撮りますね。この写真は4月の新入生オリエンテーションキャンプ時のものです。私は最後列の右から4番目にいます(矢印)。どうして分かる? 自分の顔や姿の特徴を知っているからです。となりの佐々木先生も分かります。彼の特徴を知っているからです。でも、今はまだ新入生諸姉は誰が誰だか全然分かりません…
写真の中の人を、私は対象として眺めています。私の視線はその人々に向かっています。同じように、私の視線は私に向かっています。つまり、私は私を対象として見ているのです。「佐々木先生を知っている」ように「私自身を知っている」のです。もし、学生諸姉が分からないのと同じように、私自身が分からなくなったら… 大変なことです。
「自分を対象として見る」ことは、一部の類人猿を除けば人間だけができます。人間でも赤ちゃんなどにはできません。私は最近、昔に比べ「丸くなった」と言われます。もしかしたら、私は自分を対象として眺めるくせがつき、私の欠点を自分で直そうとしたせいかもしれません。もしそうなら、それは心理学を学んだメリットだったのかも…

※高田先生の教員リレーエッセイはこちら