Archive for 1月, 2023

1月の心理行動科学科

2023/1/31 >> 今月の心理行動科学科

2023年が明けました。皆さんにとって良い年になりますように。

 

大学は1月5日から授業を開始しました。

1月10日は卒業論文の提出締切日でした。

4年生は提出後、休む間もなく1月21日の卒論発表会に向けて資料作成や発表練習を行いました。

今月は、期末試験、レポート提出と1,2,3年生にとっても忙しい時期です。

1月11日にはマーケティングリサーチ事業を展開するマクロミル社からゲスト講師をお招きして、マーケティングリサーチセミナーを開催しました。

1月12日には公務員試験に合格された本学科の4年生3名をゲストにお迎えし、「公務員試験合格体験談」を実施しました。

1月27日には宮城県警察科学捜査研究所からゲスト講師をお招きして、科捜研講演会を開催しました。

来月2月12日(日)は電力ビルアクアホールにおいて学科企画MG-Pスクエアが開催されます。12時からご覧いただけます。どうぞお楽しみに。

「公務員試験合格体験談」の様子

1月のリレーエッセイ(佐々木ゼミ4年・土井未優さん)

2023/1/30 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは!佐々木ゼミ4年の土井未優です。今年は雪が全然降らないなと思っていたら、急にドバッと降ってきて困りますね。先日、私たち4年生の集大成である卒論を披露する「卒論発表会」が終わりました。制作に1年以上かけ、それでも提出期限ギリギリになり、発表することができるのかどうか不安でしたが、無事に終わることができて安心しています。地獄の卒論が終わって嬉しいのですが、なんか寂しい気持ちもあります…。
The most important thing is to enjoy your life -to be happy- it’s all that matters.「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。」これはオードリー・ヘップバーンの言葉です。ただ楽しいことをするんじゃなく、物事をどう楽しむかが大事だと思ってます。嫌々行動するのではなく、何か目的や目標を持てば、つまらなかったことも楽しくなってくるんじゃないかなって思います。就活やら卒論やらバイトやら…忙しい日々に追われ、あっという間に卒業が近づいてきました。正直、就職なんて憂鬱です。だから、残りの学生生活をバイトでも遊びでも目一杯楽しんでいこうと思います。
ちなみに2月に初めてディズニーシーに行きます。楽しみです。

卒論できました.

学生生活4年間の集大成.

1月の学生委員通信:テスト&レポート期間に突入…!

2023/1/16 >> 学生委員通信

こんにちは!心理行動科学科3年太田侑李架です。

冬休みが明けてとうとう後期の終盤に入りました。これからテスト&レポート期間でかなり忙しくなると思いますがみなさん頑張りましょう!( ᐪ꒳​ᐪ )

さて、年越しやお正月、成人式など様々なイベントがありましたが、みなさん充実した冬休みを過ごされましたか?

私は10日間ほど実家に帰り、運転の練習をしたり雪投げをしたり、家族と団欒を楽しんだりと充実した年末年始でした。年末の仙台は全然雪が降りませんでしたが、私の地元はほぼ毎日吹雪でした( ºΔº ;) 同じ東北でもこんなにも違うものかと毎年びっくりします。母と一緒に猛吹雪の中雪だるまを作りましたが、次の日には雪の中に埋まってしまっていました(そうなることは承知で作ったのですが少し悲しくなりました笑)。

また、ドライブして少し遠くにある蔵カフェに行きました。ご飯はもちろん美味しかったのですが、雰囲気が素敵だったのと雑貨もたくさん売ってあって、地元にこんなオシャレなカフェがあったんだ!と感激し、母と一緒に楽しみました。薪ストーブが置いてあってすごく暖かかったです。

冬休みの楽しいひとときを思い出しながらテスト勉強とレポートを頑張ろうと思います。

最後に、コロナ禍になって3年ほど経ちますがまだまだ終息する気配がないですね…ここ1ヶ月間で身近な人がたくさんコロナにかかって大変でしたが、みなさんもお身体には気をつけてお過ごしください…!

1月の心理学コラム:コロナ後にマスクを外すのか?(担当:木野和代)

2023/1/11 >> 役に立つ!!心理学コラム

2022年の新語・流行語大賞にもノミネートされた「顔パンツ」。3年に及ぶコロナ禍のマスク生活で、マスクを外すことに恥ずかしさを感じる心情を表現した言葉とのこと。

今年の木野ゼミの卒業研究には、まさにこのことに向き合おうとしたものがあります。最初は、マスクで顔を隠すことの安心感にだけ着目していましたが、文献調査などを経て、コロナ後もマスクを着け続ける人がどれくらいいるのか、その背景は何かを、状況要因と個人の特性要因から明らかにすることにしました。

ここでは、状況要因の結果についてのみ、少しご紹介します。

調査では、感染力の強さ、そして、周りの行動(何割がマスクを着けているか;記述的規範)など様々な条件によって、コロナ後にマスクをつけるのかどうかが異なるのかを尋ねました。同調圧力が強いと考えられる場面(就職面接)での回答を集計した結果が以下のグラフです。周りの9割の人々が着用していれば、9割以上の回答者が着用すると回答したのに対し、周りの着用が1割の場合は3~5割の人が着用すると回答しました。ここから、周りのマスク着用率が高いと、マスクを着ける傾向が高く、同調効果が起こっていることがわかります。しかし、周りに着用者が少なくても、着け続ける人がそれなりにいることがわかります。どういうことでしょうか? 研究に取り組んだ学生たちが、この結果をどのように考察するのか、完成した論文を読むのが楽しみです。

 

 

このほか、個人の特性要因との関連や実際の人々の行動観察など、結果の詳細は3月末に発刊予定の「心理行動科学科研究報告vol.13」(東北地区の図書館等に寄贈)でご報告します。ぜひご覧ください。