Archive for 5月, 2012
5月の心理行動科学科
2012/5/31 >> 今月の心理行動科学科
新緑の輝く季節です。
5/17 新入生歓迎スポーツ大会が行なわれました。心理行動科学科はトレードマークであるピンクのハチマキを全員が身につけて参加します。
昨年は震災で開催されなかったので、今年は2年生も多数参戦しました。結果はドッジボールで3位となりました。学科の皆で応援しあい、健闘をたたえあい、学年を越えて親睦を深めた一日でした。
5/24 心理行動科学会総会が開かれ、今年度の学生委員が選出されました。新役員の皆さん、1年間よろしくお願いします。
5月の心理学コラム(担当:大橋 智樹先生)
2012/5/30 >> 役に立つ!!心理学コラム
幻覚を見るのは異常ではない
最近,風邪をひきました。扁桃腺が弱いものですから,いったん風邪をひくと高熱が出てしまいます。今回も39.3℃まであがりました。
子どもの頃もそうでした。しょっちゅう喉を腫らし,高い熱を出していました。大橋少年はそんな高熱の床でおもしろいことに気づきます。夜中にふと目を覚まして見あげると,天井がぐーっとゆっくり回りながら遠ざかっていき,同時に身体が布団にぐぐーっと沈み込んでいきます。私の家の天井や布団に特別な仕掛けがあったわけはなく,これは間違いなく幻覚といえます。ずっと同じ姿勢で寝ていたりするときに起こります。
このような幻覚についての心理学的な研究は「感覚遮断実験」と呼ばれます。全身を真綿でくるみ,耳には耳栓,目は半透明のカバーで覆います。このような刺激の少ない状態で長時間いると,ほとんどの人は幻覚を見ます。人影だったり,音楽だったり…。
このような現象は,人間が刺激なしには生きられない存在であることを示す証拠だと考えられています。外から刺激を与えられないならば自分でつくり出してやる!という感じです。いわば,正常でいるために敢えてつくり出した異常状態とでもいいましょうか。
人間の心って奥が深い。こういうことを知る度に,そう思います。
5月のリレーエッセイ(木野ゼミ3年鈴木聖菜さん)
2012/5/23 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!
5月のエッセイ担当の木野ゼミ3年の鈴木です(^∀^)
気候もだんだん暖かくなってきて、春らしい季節になってきましたね♪
これだけ外がポカポカしていると日向ぼっことしゃれ込みたいとこですが、校舎の中で授業を受けなければならいというこの現実(汗 そして3年生ともなると就活ガイダンスが始まったり、プレ卒論のためのテーマ探しも始めなければならないというのもまた現実(汗汗……3年生の皆さん、お互い頑張りましょう!!(´;∀;)
さて、5月の後半に入り木野ゼミは早速ゼミ発表の準備に取り掛かっています! 今回はみんなやりたいことが沢山あって、グループを組むにも一苦労しました((;´Д`)) みんなのそれぞれ興味を抱いている心理学は、似ているようで実は全く違っていたりします。動機づけや対人感情、自己開示など、枠でくくってしまえば1つのグループにまとまりますが、もっと深く考えるとまた違う内容に分かれます。こう考えると、改めて心理学は奥が深いのだなぁと感じますね。でも、奥が深くて考えれば考えるほど難しくなるけれど、その分知れば知るほど楽しくなるのが『心理学』という学問の特典なのだと私は思います。グループ分けは先週のうちになんとか決まり、来週からやっと発表が始まります。他のグループの人たちがどんな論文を発表してくれるのかとても楽しみです♪また心理学についての新たな知識が増えると思うと嬉しいですね(*^∀^*) かという私のグループも発表が近いのでそろそろ準備にとりかかろうと思います!
最近天気も気候も変わりやすいので、みなさんも体調管理には十分気をつけてお過ごしください。