9月のリレーエッセイ(浅野ゼミ3年・松本詩音)

2023/9/16 >> 在学生によるリレーエッセイ

みなさんこんにちは!残暑の中皆様はいかがお過ごしでしょうか?

浅野ゼミ3年松本詩音です。
宮城学院は9/9から新学期がスタートと、少し早めですが、皆さんは充実した夏休みを過ごせましたでしょうか?

私はアパレル系のアルバイトで、新店舗オープンに伴い売り場作りのため札幌へ1週間ほど行っておりました。自店舗では学べない売り場作りについて、いつもとは違った角度から学ぶことが出来ました!
また、連続講義や心理学検定、オープンキャンパススタッフ、司法犯罪心理学シンポジウムへの参加など比較的バタバタしていましたが、身になるとても良い機会になりました!特に犯罪司法心理学シンポジウムでは、警察捜査と心理学の関わりなどについて詳しく学ぶことが出来貴重な経験になりました。自分の興味がある事や「知りたい」を追求することは、とても楽しい事だとこの夏休みに改めて実感致しました!

後期は大学祭も控えています。毎年ご好評いただいている「ココロミル」!今年度も皆様に楽しんで頂けるような企画を学生委員一同で考えております!皆様のご来場を心よりお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
まだまだ残暑は続きそうですが、お身体を大切に、後期も自分のペースで頑張りましょう!

8月の心理行動科学科

2023/8/31 >> 今月の心理行動科学科

日中はまだまだ暑いですが、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。

大学は8月4日が前期の授業最終日でした。

8月10・11日には秋田市の秋田拠点センターALVE1階きらめき広場で、21日・22日には青森市の青森観光アスパム1階フォレステージと福島市のMAXふくしま3階催事スペースにて「miniココロサイコロ」を開催し、昨年度の1年次生が半年かけて取り組んだ研究成果をパネル展示形式で発表しました。

8月26日にはオープンキャンパスが開催されました。

心理行動科学科は千葉先生による模擬授業や木野先生による学科紹介、森先生による入試対策などの企画を用意しました。

高校生だけではなく保護者のみなさんも熱心に聴いてくださいました。

十五夜も近づいてまいりました。心穏やかに、秋のお月見を楽しんでくださいね。

オープンキャンパスの様子

7月の心理行動科学科

2023/7/31 >> 今月の心理行動科学科

冷やしたスイカがおいしい季節ですね。

7月15日に卒論中間発表会を行いました。
4年生が学科学生と教員を前に、現在取り組んでいる卒論のテーマを発表しました。質問に答え、アドバイスを得て、さらに深く進めていくことができる貴重な場です。

7月27日に中澤吉高氏(仙台家庭裁判所石巻支部 主任家庭裁判所調査官)をお招きして、「家庭裁判所における調査官の役割」についてお話しいただきました。

7月28日には東北少年院の法務教官にお越しいただき、心理技官等の心理学を少年犯罪に活かす仕事についてのお話や、少年鑑別所、少年院等の施設のお話などを伺いました。

7月31日には福祉の現場(母子生活支援施設)で活躍するOGをゲストとしてお招きし、お話を伺いました。

7月30日はオープンキャンパスが行われました。
心理行動科学科は学科紹介や模擬授業、入試対策講座、学生による実践活動報告などが行われました。

暑さはまだ続くようです。熱中症にはお気をつけください。

卒論中間発表会の様子

 

7月のリレーエッセイ(大橋ゼミ2年・佐々木美空)

2023/7/28 >> 在学生によるリレーエッセイ

夏休みに入り、暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2年おおはしゼミの佐々木美空です。
今回は、2年大橋ゼミでの活動について嬉しいご報告があったので、それについて紹介したいと思います。

私たちは先日、とある表彰式に行ってきました。
それは、前期の大橋ゼミの中で取り組んだ、ラジオCMのコンテストです。
JFNが主催するラジオCMのコンテストに、各班で作品を作って応募しようという提案から始まった活動でした。

ラジオCMの名の通り、映像は無く、秒数指定で音声のみの作品です。テーマは学校をアピールすることなので、宮城学院女子大学の心理行動科学科について、どのようにアピールするかをセリフや効果音を使って原稿に起こし、それを送って評価していただきました。結果、私たちの班は「北海道・東北ブロック賞」を受賞し、実際に期間限定でCMとして放送されます。

取り組み始めた時は、ラジオに馴染みがなかったため、全く仕組みが想像できず、手探りで原稿を作っていました。音声だけというのも、想像力を働かせないと、上手く表現するのが中々難しいなと感じていました。しかし、実際にラジオの制作現場の見学をさせていただくと、プロの方々の凄さや、細かなところまでこだわる姿勢に圧倒されました。ただの文字だった原稿が、プロの手によって一つの作品になった瞬間でした。

大橋ゼミでは、「課題解決力をつける学び」を大切にしており、今回はその一環でこのコンテストに参加しました。様々な条件がある中で、各班が試行錯誤して原稿を作ったことは、とても良い経験になったのではないかと思います。

今後も色々な活動を通して、課題解決力を身につけていきたいと思います。

収録の際の記念写真

授賞式の様子

7月のコラム:学内業務と自己複雑性(担当:友野隆成)

2023/7/12 >> 役に立つ!!心理学コラム

昨年度のコラム で,私が学科長になった旨を書きました。しかし,元々の任期は1年であったため,昨年度末でお役御免となり,今年度から新たに大学院の研究科長となりました。その他,新たなお役目を今年度は複数お引き受けすることになりました。慣れないことも多々ありますが,日々勉強です。

ところで,心理学には自己複雑性(Linville, 1985)という概念があります。この概念の厳密な定義は,文字通り複雑です。ざっくり言いますと,①「自分のことを表わす特徴にいくつの側面があるか」と,②「それらの側面が互いに分化しているか」で,自己複雑性の高さが表わされます。ちなみに,自己複雑性が高い人は心身ともに健康であることも示されています(Linville, 1987)。

大学の業務に限定された話になってしまいますが,今年度の私に当てはめてみますと,①に関しては昨年度に比べてお役目の数が増えている(e.g. 研究科長,○○委員会座長,△△委員会委員,××委員会委員,その他諸々)一方で,②に関しては主観的にはあまり分化していないように思います(中身は違えども学内業務という共通点がありますので…)。よって,このコラムを執筆している時点での私の自己複雑性は,高くもなく低くもなくというところでしょうか。年度末までには各側面の分化度を高めて,自己複雑性を少しでも高くしたいものです。

文献
Linville, P. W. (1985). Self-complexity and affective extremity: Don’t put all of your eggs in one cognitive basket. Social Cognition, 3, 94-120.
Linville, P. W. (1987). Self-complexity as a cognitive buffer against stress-related illness and depression. Journal of Personality and Social Psychology, 52, 663-676.

 

今年度の私の自己概念イメージ(学内業務のみ)