8月の心理学コラム(担当:友野隆成)

2010/8/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

 

研究室と観葉植物と私

私は、今年の4月に宮城学院に着任しました。3月までは京都に住んでいたのですが、宮城学院着任を機に大きな環境の変化がありました。気候、食文化、言葉、視聴できるテレビ局等々、様々な変化に直面しました。そして、個人的に大きな変化だったのが、初めて専任教員として採用され、個人研究室を持つことができたこと、それに付随して、観葉植物を育てることになったことです。

研究室を開設して間もない頃、とある方より観葉植物をいただきました。元来面倒臭がりな性格である私が観葉植物など育てられるのだろうか、当初は一抹の不安を抱えていました。その不安を解消すべく、ネットで育て方を検索し、ホームセンターで肥料を買い、せっせと水やりをしました。すると、最初は4枚だった葉が6枚に増え、今でも枯れずに元気に育っています。

パーソナリティ心理学では「性格は変わるか?」という永遠の命題が良く議論されますが、私は観葉植物をきっかけにほんの少しだけ面倒臭がりな性格が変化したような気がします(気がするだけかもわかりませんが…)。性格は、もしかしたらちょっとしたことがきっかけで、少しだけでも変わるものなのかもしれませんね。

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