Archive for 8月, 2021
8月の心理行動科学科
2021/8/31 >> 今月の心理行動科学科
8月1日は夏のオープンキャンパスの2日目が開かれました。心理行動科学科は学科紹介、入試対策に加え、千葉先生の「アスリートに学ぶ実力発揮の心理学」と大橋先生の「人はなぜミスをするのか?どうしたら防げるのか?」の模擬授業、学生による実践活動報告「オンラインでのやりとりを科学する」を実施しました。
大学は8月4日が授業最終日でした。通常の授業は一段落で夏休みに入りますが、9月の後期開始までの間に連続講義や補講が行われます。8月20日、21日23日の3日間、東海林渉先生による「健康・医療心理学」の連続講義が行われました。
県内に緊急事態宣言が発布されたことを受けて、9月11日に開始する後期の授業は9月27日まで原則遠隔で行うこととなりました。早く通常の授業に戻ることを願っています。
8月の心理学コラム: 「ドボ8」の不思議 (担当:佐々木隆之)
2021/8/30 >> 役に立つ!!心理学コラム
クラシック音楽を聴いていると,自然に歌詞が浮かんでくることがあります.ロッシーニのセビリアの理髪師序曲の「やめてけれ」やマーラーの交響曲第1番の「こがねむし」は有名なところです.これらは,似た音楽が存在していてその歌詞を連想させると解釈されます.ドボルザークの交響曲第8番(通称「ドボ8」)にも歌詞がぴったりはまる箇所があります.第1楽章の「進めー進めー」や第2楽章の「私やーよやーよ」です.これらには歌詞を連想させる音楽が存在しているわけではないのに日本語の歌詞が自然にわいてきます.ドボルザークの他の音楽にも同様の現象があるので,チェコ(ボヘミア)の音楽が日本の音楽や日本語と何か通じるところがあるのかもしれません.このことについては,別の機会に改めて考察したいと思います.
ちなみに,私が持っている大阪フィル山田一雄先生指揮の「ドボ8」は第1楽章が2小節短いという極めて珍しい演奏です.山田一雄先生と親しくお話しさせていただく機会があり,その演奏のことについて聞くことができました.第1楽章の途中にトロンボーンの短いソロパートがあるのですが,2小節早く吹いてしまったというのです.演奏会の後,当時大フィルの常任指揮者で音楽監督だった朝比奈隆先生が「うちの若い者が粗相をして大変申し訳ない」と謝っていたと伺いました.古き良き時代の大先生たちのエピソードを聞くことができてうれしかったことを思い出します.
もうすぐ後期が始まりますが,COVID19の感染状況により大学は少しの間遠隔授業となります.学生も教員も遠隔授業に少しずつ慣れてきていますが,対面の授業が一日も早く再開できるよう願っています.
8月のリレーエッセイ(森ゼミ4年 梨本澪さん)
2021/8/25 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!4年森ゼミの梨本澪です。
みなさん、夏休みいかがお過ごしでしょうか?今年の夏休みも新型コロナウイルスの影響で、県境を越えた移動は自粛が推奨され、旅行や帰省を断念した方も多いと思います。
さて、今夏はステイホームでも楽しめるイベント、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。東京オリンピックからスケートボードやスポーツクライミングなどが新競技に採用され、話題となりました。開会式の各国選手団入場では、個性豊かで色鮮やかな衣装が目を見張りました。兄妹・姉妹での金メダル獲得やスケートボードの若いアスリート達によるメダルラッシュはとても感動しました。
東京オリンピック・パラリンピックが閉幕し、夏休みもあと数日で終わります。後期授業の履修登録は終わりましたか?余裕のある方は他学科解放科目の受講や単位互換制度を利用してみてはいかがでしょうか?単位互換制度を利用し、受講したある科目では修了認定として立派な修了証を受けとりました!
感染症対策に取り組みながら後期も頑張っていきましょう!我慢しすぎ、頑張りすぎは身体に毒なので、息抜きもお忘れなく。