Archive for 7月, 2015

「第8回心理学検定」対策講座を行いました

2015/7/25 >> イベント報告

本日7月25日(土)に「第8回心理学検定」に向けての対策講座が行われました。

 

心理行動科学科では、3年生に心理学検定2級の受検を義務付けています。心理学検定は、本学科の学生たちがこれまでに学んできた心理学の知識をどの程度身につけたかを確認するための、絶好の手段となっています。

 

今年の3年生は、去年2級に合格できた人が何人もいたので、今回の対策講座は3年生よりも2年生の参加が多かったように思います。2年生は来年が本番ですが、少しでも2級合格に近づけるために(うまくいけば、2年生で2級に合格するために)、今年は多くの学生が受検します。また、4年生は昨年のリベンジ組と、1級・特1級を狙う学生が受検します。

 

対策講座では、本学科の専任教員が各自の専門領域を担当し、受検のコツを持ち回りでレクチャーしました。受講した学生たちは、ふだんの講義とはまた違ったかたちのレクチャーに、熱心に耳を傾けていました。

 

今回は昼からの開始となりましたが、途中休憩を挟んで約6時間の長丁場でした。日は長くなっているものの、全部終わって教室を出る頃には、きれいな夕日が見えました。「疲れたー」という感想を述べている学生も、表情にはどこか達成感が。

 

2015年度の心理学検定は、8月23日(日)に実施されます。今日の対策講座から一ヶ月ほど時間が空いてしまいますが、受検予定の皆さんは夏休みに入ったらしっかり復習して本番に臨みましょう!

 

(友野隆成記)

 

7月のリレーエッセイ

2015/7/23 >> 在学生によるリレーエッセイ

暑い日が続いて、ますます夏らしくなってきました。これから私たち一年生は、大学生として初めてのテストを迎えます。高校とはうってかわって、レポート課題やパソコンを使う課題があり、まだ慣れない人も多いようです。

 

さ て、今回リレーエッセイを書かせていただいている伊東・藤原は、友野隆成先生の実践ゼミで「募金活動」の計画を立てています。14名という少ない人数ですが 三つの班に分かれて活動しています。伊東と藤原の班では、貼り紙の効果を検証します。震災の写真や新聞記事を提示するのですが、写真などを見ているうちに 『震災の記憶が薄れている』と実感しました。このゼミでは、募金を通して東日本大震災の被害の悲惨さや、復興費用がいまだ足りていないという事実を伝えられるいい機会であると思います。大学祭でより多くの人に募金をしてもらい、少しでも復興の役に立てれば幸いです。

 

テストを終えたら楽しい夏休みが待っているので、それを励みに乗り越えたいです。ただし、ハメを外しすぎずに節度を保った生活を送りましょう。とても真面目な文章になりましたが、これからも大学生活を充実させつつ勉学に励もうと思います。

 

伊東・藤原でした。

 

チームKIF 会議中です(その1)

チームKIF 会議中です(その2)

7月の学生委員通信-明日台風かも!?-

2015/7/16 >> 学生委員通信

こんにちは!学生委員の熊谷と伊藤です(≧∀≦)ノ

梅雨明けもしていないのに毎日暑い日が続いていますが、皆様体調管理は大丈夫でしょうか?

明日は台風も接近するようなので、注意が必要ですね(>o<)

さて、長らくお待たせしてしまいましたが、今年度から再び学生委員通信を再開いたします!

 

今回は6月に行われた新入生歓迎会について書きたいと思います☆

今年はお好み焼きともんじゃ焼きの食べ放題に行ってきました!

多くの1年生が参加し、上級生や先生方との交流を深められたと思います(^o^)

今後も様々な行事を企画していくので、心理行動科学科の皆様には是非とも参加していただきたいです!

 

今回はちょっと短いですが、この辺で失礼します!

今後とも学生委員通信をよろしくお願いします(>ω<*)

 

 

 

……ところで、海苔を消化できるのは日本人だけなんですよ!おどろきですね!

それではまた、次回の更新にご期待ください!

 

2015年度「卒業論文中間発表会」を行いました。

2015/7/14 >> イベント報告

7月4日(土)に、2015年度心理行動科学科卒業論文中間発表会が開催されました。

 

中間発表会は,4年生がこれまでに取り組んできた卒業研究の途中経過をグループごとに報告し,今後の計画について発表する会で,今年で6回目を数えます。卒業研究をすすめている4年生だけではなく,3年生もオブザーバーとしてこの会に全員参加します。また,2年生も希望者は参加することができます。

 

今回は,日本語アクセントと記憶に関する研究,様々な身体行動について測定した研究,コンビニエンスストアや購買に関する研究,劣等感やあがりなど感情に関する研究,パーソナリティや社会行動に関する研究など,各ゼミの特徴が出ていた研究が比較的多かったように思います。4年生は,発表会前日までに作りあげた資料をもとに,自分たちの研究を堂々とプレゼンしました。

 

それぞれの発表に対する質疑応答では,今年は特に3年生がたくさん質問をしていました。中にはとても鋭い質問があり,発表者が答えに詰まってしまう一コマもありました。そのやりとりの中から,今後の研究を進めていくうえでのヒントが詰まっていますので,4年生の皆さんは是非活かしてください。

 

気が付けば卒論提出まであと約半年,遅れているグループは足並みを早め,順調にきているグループはペースを維持できるよう,夏休みを利用してそれぞれの検討課題に取り組みましょう!

 

(友野隆成記)

7月の心理学コラム:映画の話し『塔の上のラプンツェル』2(担当:大橋智樹)

2015/7/6 >> 役に立つ!!心理学コラム

1月のコラムで、塔の上のラプンツェルの話をしました。その中で「CGの描写も心理学的に素晴らしいのですが、これはまた別の機会に」と書きましたが、忘れないうちにここでお伝えしておきましょう。

ディズニーの映画が人気の高い理由の一つに、私は人物の描写のリアルさがあると思っています。いや、写実的だ(写真と見まごうように描かれている)と言っているわけではありません。目の動きの描写が素晴らしいのです。

この2枚の写真を見比べて下さい。このシーンを見ただけでどのシーンか当てられたらすごいでしょうね。マキシマスというこの馬が何を見ているか、わかりますか?

マキシマスの目線で描いたのがこの写真です。

そう、プリンス役のフリンを捕まえようとするマキシマスをラプンツェルがなだめているシーンです。マキシマスはラプンツェルの頭の上にのっているカメレオンのパスカルを見て、そして視線をラプンツェルに移します。それが、上の写真の左から右なんです。

写真で見てもほとんど分からないほんのわずかな動きを丁寧に描くことで、マキシマスが何をしたか、何を考えているかが、私たちに伝わってくるんですね。

目は口ほどにものを言う、と言いますが、ディズニーの映画制作スタッフはそれをよく分かっているのかも知れません。

最後に動きが見えるGIFファイルをご覧ください。ね、上から下へ視線が移っているのが分かるでしょ。

eye movement of Maximas