2015年度「卒業論文中間発表会」を行いました。

2015/7/14 >> イベント報告

7月4日(土)に、2015年度心理行動科学科卒業論文中間発表会が開催されました。

 

中間発表会は,4年生がこれまでに取り組んできた卒業研究の途中経過をグループごとに報告し,今後の計画について発表する会で,今年で6回目を数えます。卒業研究をすすめている4年生だけではなく,3年生もオブザーバーとしてこの会に全員参加します。また,2年生も希望者は参加することができます。

 

今回は,日本語アクセントと記憶に関する研究,様々な身体行動について測定した研究,コンビニエンスストアや購買に関する研究,劣等感やあがりなど感情に関する研究,パーソナリティや社会行動に関する研究など,各ゼミの特徴が出ていた研究が比較的多かったように思います。4年生は,発表会前日までに作りあげた資料をもとに,自分たちの研究を堂々とプレゼンしました。

 

それぞれの発表に対する質疑応答では,今年は特に3年生がたくさん質問をしていました。中にはとても鋭い質問があり,発表者が答えに詰まってしまう一コマもありました。そのやりとりの中から,今後の研究を進めていくうえでのヒントが詰まっていますので,4年生の皆さんは是非活かしてください。

 

気が付けば卒論提出まであと約半年,遅れているグループは足並みを早め,順調にきているグループはペースを維持できるよう,夏休みを利用してそれぞれの検討課題に取り組みましょう!

 

(友野隆成記)

7月の心理学コラム:映画の話し『塔の上のラプンツェル』2(担当:大橋智樹)

2015/7/6 >> 役に立つ!!心理学コラム

1月のコラムで、塔の上のラプンツェルの話をしました。その中で「CGの描写も心理学的に素晴らしいのですが、これはまた別の機会に」と書きましたが、忘れないうちにここでお伝えしておきましょう。

ディズニーの映画が人気の高い理由の一つに、私は人物の描写のリアルさがあると思っています。いや、写実的だ(写真と見まごうように描かれている)と言っているわけではありません。目の動きの描写が素晴らしいのです。

この2枚の写真を見比べて下さい。このシーンを見ただけでどのシーンか当てられたらすごいでしょうね。マキシマスというこの馬が何を見ているか、わかりますか?

マキシマスの目線で描いたのがこの写真です。

そう、プリンス役のフリンを捕まえようとするマキシマスをラプンツェルがなだめているシーンです。マキシマスはラプンツェルの頭の上にのっているカメレオンのパスカルを見て、そして視線をラプンツェルに移します。それが、上の写真の左から右なんです。

写真で見てもほとんど分からないほんのわずかな動きを丁寧に描くことで、マキシマスが何をしたか、何を考えているかが、私たちに伝わってくるんですね。

目は口ほどにものを言う、と言いますが、ディズニーの映画制作スタッフはそれをよく分かっているのかも知れません。

最後に動きが見えるGIFファイルをご覧ください。ね、上から下へ視線が移っているのが分かるでしょ。

eye movement of Maximas

 

閖上メイプル館にて第4回ポスター展『閖上ってどんな町?』を開催します(7/4~7/29)

2015/7/2 >> ココロサイコロ

第4回ポスター展『閖上ってどんな町?~歴史と文化そして3.11を振り返る~』を以下の要領で行います。
お近くにお越しの際は,ぜひご覧くださいませ。

日時: 7月4日(土)~29日(木)

場所: 閖上メイプル館 (〒981-1213 名取市閖上5丁目23-20)

[営業時間] 平日・土曜10:00-16:00(木曜休み),日曜 6:00-13:00

内容
名取・閖上の歴史と文化をまとめた資料のなかから,海辺の町の様子を伝える資料を中心に8点を厳選して展示します。6月末にようやく完成したばかりの宮城県の地震・津波年表も展示します。

その他
会場では,展示できなかった資料を含めた全資料を冊子にしたものも配置します。プロジェクトに参加した学生たちが、6月4日に初めて閖上を訪れた際の訪問記 も追加した最新バージョンです。研究に取り組んだ学生たちの想いも併せてご覧いただければ幸いです。


(木野記)

6月の心理行動科学科

2015/6/30 >> 今月の心理行動科学科

爽やかな風が吹く6月。新緑の木々が気持ちよさそうに揺れています。

心理行動科学科では新入生歓迎会を6/23に学外で行いました。1年生はもちろん他学年も多数参加し、交流を深めました。

6/25の心理行動科学会総会では、2015年度の委員が発表されました。委員の皆さん、一年間よろしくお願いします。

6/28(日)オープンキャンパスが行われました。東北南部は6/26に平年より14日遅く梅雨入りし、この日も快晴とは言えない天気でしたが、たくさんの方においでいただきました。

心理行動科学科は、在学生による実践研究報告「ディズニーの世界を科学する」、木野先生による模擬授業「心理学で学ぶ感情のコントロール」などの企画を用意しました。次回のオープンキャンパス(8/2)でも、新たな企画を準備してお待ちしております。

 

6月の心理学コラム:広告と感情の心理学(担当:木野和代)

2015/6/18 >> 役に立つ!!心理学コラム

本学科のキャリアサポートプログラム(Pナビ!)を紹介するリーフレットが完成しました!

制作スタッフに名乗りをあげたのは,就活真っ只中の4年生4人! 広告業者の方との1か月半に及ぶ協働作業でした。

制作は,方向性を決めるところから。さすがは4年生!それぞれ案を持ち寄っての企画会議は白熱!

そうこうして最終的に決まった制作イメージは「明るく,ふんわり」でした。「就活はつらくて嫌なもの」という印象にならないように,という4人に共通の思いです。

さて,この制作イメージ。実は,これまで学んできた心理学の知識が見事に応用された提案でした。

ある心理学の研究結果からは,伝えたいメッセージをしっかり吟味してもらうためには,深刻なテーマの広告の場合でも,快感情を引き起こすビジュアルを使った方が効果的ではないか,ということが提案されているのです(田中,2004)。

出来上がりは画像の通り。 ・・・どんな印象ですか?

真剣に向き合うべき卒業後の将来のことは,学生たちにとっては深刻な問題ともいえるものでしょう。これに対するサポートプログラムを,かわいらしいウサギのキャラクターが案内しています。だから内容も自ずと・・・!?

教室で学んだ心理学を社会で応用してみる「心理行動実践研修」(選択科目)の一環で取り組んだ制作プロジェクト。

参加した4人の活動ぶりには,進路選択に不安を抱える学科の後輩,そしてこれから大学進学を考える高校生の皆さんに,自分たちが受けているサポートの良さを伝えたい気持ちがあふれていました。完成品,どうぞお手に取ってみてください!