12月の心理学コラム 映画の話『ラブ・アクチュアリー』(担当:大橋智樹)
2016/12/19 >> 役に立つ!!心理学コラム
今回はこの季節にオススメの映画をご紹介しましょう。『Mr.ビーン』シリーズや『ノッティングヒルの恋人』,『ブリジットジョーンズの日記』などの脚本を手がけたリチャード・カーティスの初監督作品です。彼はDVDの特典映像の中で,自分の頭の中にはたくさんのラブストーリーがある。ラブストーリーを作り続けたら,一生,ライブストーリー以外の作品を世に出せなくなりそうなので,この初監督作品の中にすべてを表現した,という趣旨の発言をしていますが,まさにそういう作品です。
身分を超えたイギリスの首相と秘書の恋,言葉を超えた作家とウェイトレスの恋,障害を抱えた弟とその姉のきょうだい愛,友人の妻へのかなわぬ恋心,単なる身体目的の欲望の恋?,会社経営者とその従業員の許されざる恋,その経営者と妻の夫婦愛,そして,小学生同士の初恋などなど,たくさんのLoveがこれでもかと詰めこまれ,それぞれのLoveの行方をたった135分の中で形にするという脚本家としての見事な手腕が光る作品です。すべてのストーリーをハッピーエンドで終わらせていないところも,私は好きです。
Loveはあらゆる心の動きをともなうとても高度で複雑な,そして大切な営みです。本場イギリスのクリスマスの景色とともに,Loveについて考えてみてはいかがでしょうか。
※画像はYahoo!映画から
12月のリレーエッセイ(木野ゼミ4年・川崎さん)
2016/12/19 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは、木野ゼミ4年の川崎です!
雪も降り始めていよいよ冬本番になってきましたね。クリスマスやお正月も間近に迫っている中、私たち4年生は卒論作成に追われ、みんなパソコンに向かって頑張っています。
今回は私が所属するゼミ仲間について紹介したいと思います!
私の所属している木野ゼミの4年生は4人という少人数で活動しています。4人とも1年生の頃から木野先生の実習グループやゼミに所属していたので、みんな仲良しで、楽しくやっています。真剣な場面では協力しながら真剣に取り組み、ふざけるときはおもいっきりふざけあい、論文のテーマは違うけれども、分からないことや分析などで詰まった時にお互い気軽に相談して助け合える最高の仲間です!
今は、分析や考察などで四苦八苦していますが、辛い時期を乗り越えて、1月の卒論発表会で自分たちが満足できる論文にするためにみんなで助け合って頑張って行きたいと思います!
今度ひと段落したら、先生も含め木野ゼミで鍋パーティーなんか出来たらいいな、とみんなで話しているので、楽しい鍋パーティーが出来るように、まずは卒論作成頑張ります!

学科図書室で卒論を執筆する4年生
キャリア支援企画(4)「大学院進学と臨床心理士への道」を開催しました
2016/11/30 >> イベント報告
11月28日(月曜)の4校時に,現在 臨床心理士として学校現場でご活躍のOGをお招きして,キャリア支援講演会を開催しました。心理行動科学科に入学してくる学生の中には,カウンセラーを将来の進路の一つとして志望している学生もいます。そこで今回は,仕事の実際や仕事に就くためにどうしたらいいのかについて,具体的なお話を伺う機会をもうけました。
ゲストにお招きしたのは,今野さんです。
心理行動科学科の前身である人間文化学科「心理学ゼミ」を2006年3月に卒業されました。その後,大学院に進学して,臨床心理士資格を取得され,現在は宮城県のスクールカウンセラーや本学学生相談室のインテーカーとしてご活躍の先輩です。
今回のナビゲーターは,今野さんの在学時の指導教員である大橋先生でした。
お話は,大学時代の学びから,大学院進学を決めるまで,大学院進学のためにどれくらい勉強をしたのかから始まりました。当時は人間文化学科の幅広い学びの一つとして心理学を学ぶカリキュラムでしたので,大学での勉強と並行して独自に進学のための勉強をされたそうです。親からのプレッシャーもあったとか,その付き合い方もお話いただきました。大学院に進学してからは,臨床心理士の4つの仕事をになうために必要なことを2年間で勉強します。実習や修士論文のこともお伺いしました。
そして,カウンセラーとしてのお仕事の実際について,職場環境や待遇のこと,クライエントの人生と関わる大変な仕事であることやそこにどんなやりがいがあるのか,自己研鑽をつみ続けていらっしゃること,さらには仕事と家庭の両立などもうかがいました。
新しい国家資格の公認心理師の動向についても,今わかっていること,学科としての対応方針についても,ナビゲータの大橋先生からご説明がありました。
学生たちの感想の一部をご紹介します。
- 難しい仕事だとわかったが,やりがいもある仕事とわかってよかった。
- 視野が広がった。
- 大学院進学を考えているので,今できる勉強をしっかりしておこうと思った。
- 資格取得のために自分で勉強をし続けて,自分で決めた仕事を何年も続けられていて,すごいと思った。
- 心理行動科学科に独立して,専門的に心理学の勉強ができるようになって,自分たちは恵まれた環境で勉強しているのだとわかった。ありがたいことだと思った。
参加した2・3年生にとって,これからの進路を考えるための貴重なお話を伺うことができました。
(木野記)
11月の心理行動科学科
2016/11/30 >> 今月の心理行動科学科
街路樹の葉が落ち、最高気温が10度をきる季節になりました。
11/12(土)推薦入学試験が行われました。
11/23(水)勤労感謝の日。仙台駅前アエル2階アトリウムにおいて「ココロサイコロ2016」が開催されました。学科の1年生が3班に分かれ、入学後から取り組んできた研究をパネル発表しました。
今回のテーマは「スポーツ観戦の心理学<楽天イーグルスとのコラボ!>」・「仙台市地下鉄をより身近に-利用者マナーを通して‐」・「義援金を寄付する心理 in 2016」です。
足を止めた方に声をかけ、パネルの説明をし、質問に答える。この経験がこれからの学びに活きていくことでしょう。
11月のリレーエッセイ(友野ゼミ1年・今野さん)
2016/11/29 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは,11月のエッセイを担当します1年の今野華奈です!!
急に寒くなり,もう冬って感じですね(^o^) 皆様風邪などひいていませんか?
大学生活も早半年,入学してから今まで各ゼミに分かれて研究してきたことを発表してきたココロサイコロについて紹介したいと思います!!
11月23日にAERで行われたココロサイコロでは,友野ゼミ,大橋ゼミ,木野ゼミの3つに分かれて,それぞれの研究について発表しました。私は友野ゼミとして“募金についての心理”について発表をしました(^o^) 発表前にはリハーサルなどをしてお互いを刺激し合いながら着々と準備をしてきました☆
発表当日はなかなか自分の言葉で説明するのが難しく苦戦した部分はありますが,同じゼミのみんなと仲を深めながら楽しく活動できました(^o^) 発表を聴いてくださった方々にご指摘を受けたり,たくさん勉強になりました!
1年生のみなさんお疲れ様でした!!あと今年ももうちょっと!!寒さに負けず頑張りましょう☆今野でした。