【実践研修】「東北心理学会第72回大会@岩手大学」参加報告(学生による体験記)

2018/11/28 >> イベント報告

2018年11月23日(金)~24日(土)に、岩手大学で開催された「東北心理学会第72回大会」に参加してきました。

この学会は、心理学の様々な領域の研究を行ってきた東北の研究者が、年に一度研究報告に集うものであるとのことで、東北地区の心理学の先生方がどんな研究をされているのか、お話を聞いてみたいと思って参加しました。震災に関わることはもちろんのこと、近年注目されているポジティブ心理学など幅広い領域の研究報告がなされていました。

2日間にわたり、講演、シンポジウム、口頭発表、ポスター発表と、様々な形での研究報告が行われ議論が交わされる中、私たち学生もそれぞれに関心のあるプログラムに参加し、多様な視点に触れることができました。

その中でも、大学院生の方々の発表が多かった口頭発表のセッションでは、研究の進め方やプレゼンテーションの仕方なども学ぶことができ、自分たちの卒業研究を進める上で非常に参考になりました。また、ポスター発表では直接研究者とお話をすることで、文献を読むだけでは知りえない苦労や研究を行ううえでの留意点など今後の研究に役立つような貴重な話を伺うことができました。
さらに学会参加後、大学での事後指導会で、お互いに学んだことを共有し合い、これからの自分たちに役立つ視点を整理し直す機会を持ちました。

卒業論文について考え始める3年生の後期にこの学会に参加し、多様な専門分野の研究から刺激を受け、卒業研究だけではなく今後の学びに対するモチベーションの向上につながる有意義な経験をすることができました。

(報告者:心理行動科学科 3年 佐々木・柴田)

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