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2025年度『心理学実践セミナー』木野ゼミにおける研究成果

2025/12/8 >> 学生による実践研究成果

2025年度の『心理学実践セミナー』(1年次必修)では、終戦後80年を学科共通のテーマに、各ゼミでの研究が行われました
木野ゼミでは、戦争に関する平和教育や当事者意識、国を愛する心などに関する研究を行いました。

■タイトル:「戦後80年:平和に対する私たちの意識」

■概要: 戦後80年間、戦争放棄・平和主義を守り続けてきた日本社会において、私たちの戦争や平和への意識はどのようであるかを、以下の4つの観点から検討しました。
①平和教育・平和学習の実態とその効果
②戦争への関心と当事者意識
③国を愛するとは?;現代日本人の国への愛着
④国への愛着と定住外国人への態度

上記①~④の研究結果をごく簡単にご紹介します。
詳細な報告は、報告資料でご覧ください(文末にリンク有)。
①平和教育の経験には地域差がある。加害の歴史についての学びが少ない。
②若い世代は関心が低い。ただし、若い世代でも地域差がある。
③国に愛着を持つ人は多く、公共の利益は大切にするが、国に従うわけではない。
④12年前よりも外国人受け入れ数の減少を希望。愛着有群でも詳細意見は揺れている?

■研究成果報告会:2025年11月23日にAER 2F アトリウムで開催した「ココロサイコロ2025」において報告しました。

■ 報告資料:発表で使用した資料はこちらからダウンロードいただけます(pdf: 約1.7MB)