Archive for 7月, 2018

キャリア支援企画(3)「インターンシップの活用法と自分のペースで進める就職活動」を開催しました

2018/7/3 >> イベント報告

6月14日(木曜)の5校時に、本学科の3年生を対象として、キャリア支援セミナー「インターンシップの活用法と自分のペースで進める就職活動」を開催しました。
講師は、10月から本格的に3年生向けの学科就活セミナー等を担当していただく、キャリアプランニング株式会社代表取締役の桑名先生と吉田先生です。

学科OGでもある吉田先生からは、インターンシップとはどのようなものなのか、どんなタイプのものがあるのか、ご自身が学生の時の体験を紹介しながら、インターンを受け入れる企業側の視点も含めてお話しいただきました。
また、桑名先生からは、就職活動に関する情報があふれる中、これらの情報とどのように付き合っていけばいいのかについて、お話いただきました。

今回は40名以上の3年生が参加しました。参加学生の感想等、詳細はこちらからご覧ください。

(木野記)

6月の心理学コラム「心のコントロール」(担当:大橋智樹)

2018/7/3 >> 役に立つ!!心理学コラム

サッカーのW杯,ベスト8をかけた決勝トーナメント1回戦。前半を0点に抑えた日本は,後半開始早々,立て続けに2点を取りました。見ていてとても興奮しました。これまで日本のサッカー界にはMFはいるけれどFWがいないと言われてきました。しかし,原口,乾両選手のゴールは,世界トップ選手と比較しても見劣りしないものでした。特に,乾選手は,セネガル戦でのカーブをかけて右サイドネットに突き刺したゴールに続き,今度は無回転のシュートを叩き込んだもので,日本人にもこんなことができる選手が出てきたのか!ととても驚きました。しかし,日本はこの2点を守り切ることができずに,後半アディショナルタイムが終わる寸前にカウンターから3点目を決められて万事休す。ベスト8には進めずに敗退しました。

敗因はいくつもあると思いますが,私はメンタル面の差が大きかったように感じます。代表戦で2年近く無敗を誇るベルギーは,2点を先行されても負けるとは思わなかったことでしょう。それに対し,勝てるかもしれないと思ってしまった日本代表は,追いつかれたことで気持ちが切れたように見えました。平常心を保ってプレイすることができれば,少なくとも延長戦には持ち込めたでしょう。勝機への意識,残り時間への意識,そういった複雑な「心」が負けを呼び込んだように感じます。同じくロスタイムで失点をした1993年の“ドーハの悲劇”からあまり成長していないように思います。

心のコントロールは心理学の目的の一つです。スポーツだけでなく,さまざまな場面でその必要性は高まりつつあります。そんなニーズに応えられる心理学でありたいと思います。