5月のリレーエッセイ(友野ゼミ3年・千葉桜子)

2024/5/17 >> 在学生によるリレーエッセイ

皆様ごきげんよう。私は友野ゼミ3年の千葉桜子と申します。気温差が激しい日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?私は楽しいゴールデンウィークが終わりいよいよ夏がやってくるのかと身構えているところです。

今回は私のゴールデンウィークについてお話しようと思います。私はゴールデンウィークに母校の高校の演劇部の単独公演を見に行きました。私の所属していた演劇部では単独公演が3年生の集大成のようなもので、1年生のころからどれだけ成長したかを表す場でもあります。私は卒業してから毎年観劇しているため、後輩たちの成長がわかりやすく、今回も楽しく観劇させていただきました。

 

観劇してふと思いたったのでここに書きますが、演劇というのは自分を客観的に見ることが必要になる時が多々あります。私はその客観視する感覚を忘れないように読書や映画、演劇を鑑賞すると必ず自分を客観視するような時間を設けています。

皆様は自分を客観的に見ることができていますか?これは就職活動にも役立つものではないかと私は感じています。主観的になってしまうと本来見たい、見せたいものが変わってきてしまうので時には自分を客観的に見ることが大切だと思っています。ぜひこの機会に自分を客観視してみてはいかがでしょうか。それでは。

4月の心理行動科学科

2024/4/30 >> 今月の心理行動科学科

暖かい陽気と共に、新年度がスタートしました。

4月4日に入学式が挙行されました。

心理行動科学科は95名の新入生を迎え、式後はクラス担任との懇談教室に移動し、学科の先生方と初対面をしました。

4月5日からは各学年のガイダンスが行われました。

4月7日の午後から1年生はオリエンテーションキャンプに出発しました。今回の会場は秋保の緑水亭でした。

4月8日、オリエンテーションキャンプから帰ってきた1年生は、まず情報教室でPCを使用して科目登録を行い、その後、在学生の案内で学内ツアーを行いました。

4月9日から授業が始まりました。

4月24日には学友会総会が開催されました。

新入生にとっては、あっという間の1ヶ月だったのではないでしょうか。

オリエンテーションキャンプの様子

4月のリレーエッセイ(浅野ゼミ4年・庄子心結)

2024/4/30 >> 在学生によるリレーエッセイ

みなさんこんにちは!浅野ゼミ4年の庄子心結です。新学期となりましたが、みなさんはどんな春休みを過ごしましたか?

私たち浅野ゼミ4年のうち5名は春休み中、宮城県警察本部において心理職の心理実習に参加してきました!
実際の公認心理師コースの心理実習に加えて、さらに多くの方から心理職についてお話を伺うことができました。現場で働く方々のお話から学ぶことは多く、メモに書きとる時間が惜しいほどでした!
ですが、その後に浅野先生のお力添えにより県警の被害者支援に携わる方々と意見交換会の開催が実現しました!!!!仕事とプライベートの両立についてや、どのようにしてその職業についたのか等の個人的な相談や実習では聞けなかったことをお話しさせていただきました!自分自身の将来について考える新たなきっかけきもなり、とても濃い1日となりました、、!大学生活の中でも忘れられない1日になったとも思います。

みなさんは春休みにどのような思い出を残せたでしょうか?
次の長期休みまでまだ時間はありますが、みなさんが学校生活を楽しみながら過ごせることを願っております!

4月の心理学コラム:桜とサクラ(担当:瀧澤 純)

2024/4/18 >> 役に立つ!!心理学コラム

仙台では桜が咲き、散り始めています。今回はカタカナの「サクラ」、つまり仕込みの偽客について書きます。

サクラでイメージされるのは、イベントや商売事で客のふりをして盛り上げる人だと思います。一方で心理学の実験でも、「実験について知っているのに、知らないふりをしている人」をサクラと呼びます。英語でいうと、confederate(共犯者・共謀者)やcooperator(協力者)です。

私の卒業論文や修士論文は、ペアのうち一人が言葉で指示をするサクラで、もう一人の実験参加者が指示を理解するときの視線や手の動きを検討しました(瀧澤,2010)。下の画像は実験参加者の視点を簡略化したものです。電池が入った箱と、その奥にいるサクラが見えます。実験前にはサクラに「この場面では『大きい電池を下に動かして』と言ってください」などの仕込みをして、指示の言葉が一定になるようにしました。また、サクラには実験の仮説を教えないようにしたり、実験の内容を知らないふりをする練習をしたり、サクラの方も大変な思いをしながら協力してくれました。

私にとってサクラとは、出会いと別れを想像させる花であると同時に、大学生と大学院生時代の思い出がよみがえる言葉です。あなたにとってのサクラはどんなものですか。

文献
瀧澤純  (2010).  指示対象の理解における自己中心性に及ぼす学習の効果  首都大学東京・東京都立大学心理学研究,20,37-44.

 

3月のリレーエッセイ(木野ゼミ2年・髙橋雪姫)

2024/3/19 >> 在学生によるリレーエッセイ

みなさん、進級や進学などの節目をきっかけに、自分を取り巻く人間関係に、小さいものから大きいものまで、変化を感じたことはありませんか? また、些細なことで学校や外に行きたくないかも……なんて思ったことはありませんか?
ご挨拶が遅れました、木野ゼミ2年髙橋雪姫です!私は少しだけ“心理”っぽいことをみなさんにお話したいと思います。

考えが負の方向へ走ると止まらなくなり、この世界に自分の味方は一人もいないと思ってしまうこともあるかもしれません。「自分は一人の世界を生きている」と思っているかもしれません。しかし、必ず自分は誰かに影響を与え、自分も周りから影響を受けているもので、生きていく上で他者とのつながりは必ずあるものです。
出会いの春、別れの春と言いますが、新しく出会う人との関係構築はもちろん、これまでに関わりのあった人たちとの関係を継続し、強めていくこともできます。
春目前の今、私たちの周りにいてくれる人を大切にしながら、共に世界のたくさんのことを知っていくべきだと私は思っています。人との縁は蔑ろにできないもので、気づいた時に自分の周りにいる人たちを大切にするべき人だと思います。

私たち一人ひとりが、かけがえのない大切な存在です。そんなかけがえのないあなたと、周りのかけがえのない人たちが、 素敵な毎日を送れることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

春は桜が満開のキャンパス。今年も満開の美しい桜に期待です!