12月のリレーエッセイ(森ゼミ4年 松田 咲里 さん)
2019/12/21 >> 在学生によるリレーエッセイ
森ゼミ4年の松田咲里(まつだえみり)です!
2019年も残りわずかとなりました。この1年は大学4年間の中で、最も時間が過ぎるのが早く、非常に濃い1年となった気がします。
私たち4年生は、「卒業論文」に取り組んでいる真っ最中です!
卒業論文に取り組むにあたって、「心理学」の奥深さを日々感じています。
また、ゼミの先生をはじめ、同じ学科の友人、学年・学科の異なる学生の方からも沢山の協力と温かいサポートをして頂き、非常に心温まる瞬間が多くありました。そのようなこともあり、本当に人に恵まれた人生を送ることができているなと実感しています:)
個人的には4年間所属していた、華道部を先日引退致しました!
この4年で師範二期までの資格が取得出来ました。
最後のお稽古では、講師の先生や部活のメンバーとこうやってお稽古が出来ないという寂しい気持ちで、涙ぐんでしまう瞬間もありました。
残り少ない大学生活で沢山学びを深め、多くの人に感謝をして生活を送っていきたいと思います(^^)/
キャリア支援企画(7)『シリーズ:心理学を現場で活かす~心理臨床~』を開催しました
2019/12/12 >> イベント報告
11月29日(金曜)の5校時に、公認心理師・臨床発達心理士として病院臨床の現場でご活躍のOGをお招きして、キャリア支援講演会を開催しました。
ゲストにお招きしたのは、M.O.さんです。本学卒業後、本学大学院に進学して、臨床発達心理士資格を取得されました。
現在は仙台市内のSS病院で公認心理師・臨床発達心理士としてご活躍の先輩です。
2児の母として、仕事と家庭の両立についてもお話をうかがいました。
(木野記)
2019年度『心理学実践セミナー』木野ゼミにおける研究成果
2019/12/2 >> 学生による実践研究成果
2019年度の『心理学実践セミナー』(1年次必修)において,木野ゼミでは「ジェンダー・ステレオタイプ」をテーマに研究しました。
■タイトル:「男らしさとは? 女らしさとは?」
■概要: 男女のカテゴリや性役割観は、自分の振る舞い方のヒントを与えてくれる便利なものです。しかし、それを息苦しく感じる人もいます。女のくせに…、男だったら普通…、こうした「当たり前」は本当に当たり前なのでしょうか。①#KuToo運動にヒントを得た女性の靴の観察と調査、②家庭内役割分担にみる価値観の世代間伝達、③女らしさ、男らしさのとらえ方の時代による変化、の3つの研究を通して、現代社会における女らしさ・男らしさとは何かを考えてみます。
研究目的と結果の概要は以下のとおりです。
[目的] 現代社会におけるジェンダー・ステレオタイプについて、①働く女性の靴と「#KuToo」運動、②家庭内役割分担の世代差、③「らしさ」の捉え方の3つの視点から明らかにしました。
[結果]①仕事中の女性の靴について、お客の立場からの評価では職業によってふさわしい靴に違いがあり、さらに,女性のほうが見た目を重視する傾向が明らかになりました。②家庭内役割分担について、母親・祖母世代の実態に対して、娘(大学生)世代の理想は男女平等志向ではありますが、家事によっては差がありました。社会制度は整っても、得意・不得意、観察学習(親の影響)、諦めなどのためか、現代の女子大学生においても、全くの平等を理想としているわけではないようです。③「らしさ」の捉え方については、1970年代、1990年代と比べて、性格特性語を男女の「型」にあてはめる傾向が小さくなってきたようです。男女というカテゴリにとらわれず、他者を認知できるようになってきているのかもしれません。
■研究成果報告会:2019年11月23日にAER 2F アトリウムで開催した「ココロサイコロ2019」,において報告しました。
11月の心理行動科学科
2019/11/30 >> 今月の心理行動科学科
11月13日(水)学科学生対象に公務員ガイダンスが行われました。
11月16日(土)推薦入学試験が行われました。
11月23日(土)勤労感謝の日。仙台駅前アエル2階アトリウムにおいて「ココロサイコロ2019」が開催されました。
学科の1年生が3班に分かれ、半年間取り組んできた研究をパネル発表しました。
今回のテーマは「市営地下鉄の北の終点・泉中央を心理学する」・「男らしさとは?女らしさとは?」・「人の意思決定を科学する」です。
足を止めた方にパネルの説明をし、質問に答える。この経験がこれからの学びに活きていくことでしょう。
11月29日(金)には公認心理師、臨床発達心理士のOGに来ていただき、仕事についてお話をうかがいました。
今年も11月23日(土・祝)にAER2階アトリウムで、学科企画展「ココロサイコロ2019」を開催しました。当日は、のべ400名以上の方に足を止めていただき、学科の1年生が半年かけて研究した成果を発表しました。学生たちの発表に真剣に耳を傾け、貴重なコメントを頂きましたこと感謝申し上げます。