4月のリレーエッセイ(友野ゼミ4年 遠藤萌さん)

2021/4/28 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは。4年友野ゼミの遠藤萌です。

コロナ禍になって1年が過ぎましたが、みなさんはweb会議ツールでのコミュニケーションにはもう慣れたでしょうか。私達のゼミでもZoomを活用して卒業論文の研究計画案の発表を進めているところです。私も先日、4年生になって初めてZoomで発表をしました。かなり緊張しましたが、段々とPCの前で話をするコツも掴めてきたような気がします。

最近、遠隔授業になってから休み時間の何気ない会話が大切な時間だったことに気付きました。私の場合、授業の前の休み時間や終わった後に友達と話すことが授業を受けるための良いウォーミングアップやクールダウンになっていたのかもしれません。遠隔でも友達とは話せますが、やはりweb会議ツールや通話アプリを使って時間を合わせて話すのと、大学に行き、会ってから話始めるのとでは、気楽さも違うと思います。しかし、友達が自粛期間中に買ったカリンバという楽器の演奏を聞けたときなど、自宅にいながら会話できることで良い思い出になったこともたくさんありました。今後も慣れなくて不便なこともあるかもしれませんが、どこかプラスの面を見つけて前向きに過ごしていきたいです。

4月の心理学コラム:世界的アイドル✖️ユング心理学(担当:千葉)

2021/4/12 >> 役に立つ!!心理学コラム

 こんにちは。4月から本学科の教員として着任しました千葉陽子です。どうぞよろしくお願いします。今回は自己紹介を兼ねて心理学のお話をしようと思います。仙台生まれ仙台育ちで、物心ついた時から競技をしていました。競技に自身の全てをかけて専心する中で、高い緊張場面やプレッシャー下では、「自分を隠せない」ことにある時気づきました。メンタルが弱いとか強いとかの一括りにしてしまえばそれまでですが、自分の性格や心理的課題がそういった場面で露呈するのです。「究極に追い込まれたときにその人の本質が分かる」とはよくいったものです。いろいろ思うことがあり(これについて詳しく語り始めると日が暮れそうですので…)、この世界に足を踏み入れました。大学院では「スポーツ臨床心理学」の第一人者である先生の研究室に所属し、ユング心理学を拠って立つ理論としたアスリートの心の深いところについて学びました。
 私は最近知ったのですが、2年ほど前にこの「ユング」があるジャンルで話題になりました。韓国の世界的人気アイドルBTS(防弾少年団)が、「ユング心の地図*」という本をコンセプトにしたアルバムをリリースしたのです。韓国では大きな注目を集め、本書はベストセラーランキング入りとなったようです。アルバムリリースに伴い、メンバーもユングについて学んだと聞きます。日本では絶版となっていましたが、これを機に復刊しました。アルバムの中には「シャドウ」や「ペルソナ」といったユングと関係の深い概念が散りばめられています。トップに上り詰めてスポットライトを浴びれば浴びるほど、その影は深くなっていく。そんなことをアスリートと重ねながら思い耽りました。アイドルはその時代を映す鏡といえるかと思います。その時代に生きる人たちの心を惹きつける彼らは、きっと時代の何かを象徴していると考えられます。私はARMY(BTSファンのことをこう呼ぶそうです)ではありませんが、世界的アイドルグループが本書(心の深層)をコンセプトにアルバムを作成したことに小さな感動を覚え、意味を感じずにはいられませんでした。興味を持たれた方は、PVなどをみるだけでもユングの一部を垣間見ることができますので、是非。

*マレイ・スタイン 入江良平(訳)(2019). ユング 心の地図 新装版 青土社

3月の心理行動科学科

2021/3/31 >> 今月の心理行動科学科

3/11東日本大震災から10年が経ちました。大学では礼拝が行われ、何事も無く1日を過ごせたことを感謝しました。
3/18は卒業式(学位記授与式)で着用するガウンを貸し出しました。
久しぶりに4年生が集まり、ガウン、帽子を受け取りました。
また、4年生対象のPナビセミナーと学位記授与式の予行演習がありました。
3/19学位記授与式が行われました。心理行動科学科の卒業生は、13時に控室に集合し、ガウン、帽子を身につけ、整列して講堂へ向かいました。
式は1時間ほどで終了し、その後、教室で一人ひとりに学位記が手渡され、記念写真を撮影しました。
残念ながら今年も昨年と同様、卒業パーティは行いませんでした。
3/25オープンキャンパスが行われました。
心理行動科学科では、大橋先生と友野先生によるゼミ体験型プログラムを実施しました。

3月のリレーエッセイ(森ゼミ3年 幡江愛美さん)

2021/3/26 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは!森ゼミ3年の幡江愛美です。

新型コロナウイルスが流行し始めて2度目の3月を迎え、その初日である3月1日についに就活が解禁になりました。
新型コロナウイルスの影響により、今年は多くの会社説明会がオンラインでの開催となりました。
オンラインでの会社説明会は、ネットを使える状態であればいつでもどこでも参加することができるため、その利点を活かして多くの会社説明会に参加することが出来ました。
そのため、今まであまり関心のなかった企業や業界へも興味をもつことができ、自分の視野を広げることができたと感じます。

初っ端から就活に追われる3月でしたが、仙台では観測史上初めて3月に桜が満開になったそうです。
私も3密を避け、錦町公園にお花見へ行きましたが、とても綺麗でした。
桜は散ってしまいましたが、3密を避け予防を徹底しつつ、少しだけ外の景色を見に行くのも良い気分転換になるのではないでしょうか。

4月からまた新しい生活が始まりますが、変わらず感染予防や体調管理を徹底し、健康で元気に頑張りましょう。

3月の心理学コラム:つらい経験からの成長(担当:木野和代)

2021/3/9 >> 役に立つ!!心理学コラム

東日本大震災から10年になります。トラウマなどつらい思いを抱えている方もいらっしゃるでしょう。一方で,この経験から学び・成長を感じている方もいらっしゃるかと思います。関連する心理学用語として,それぞれPTSD,PTGがあります(※)。
日本国内の論文検索サイト(Cinii Articles)で,2011年以降の論文を検索してみると,「震災」「PTSD」でヒットしたのは133件でした。「震災」「PTG」では12件でした。11倍の違いです。震災後のPTGの研究はまだまだこれからなのかもしれません。

さて,今月卒業を迎える4年生は,思いもかけぬコロナ禍で大変な思いをしたことでしょう。思い通りにならないことも多く,涙をこらえ切れなかったことが何度かあったでしょう。しかし,この1年を教員目線で振り返ると,4年生の皆さんの成長ぶりがめざましかった様な気がしています。ゼミレポートをみても,学生生活の最後の1年間をやり遂げてできるようになったことが,例年になく多く挙げられていました。それは私の目にもわかる大きな変化でした。なかなか顔を合わせないために,変化に気づくことができたということかもしれませんが,いずれにしても皆さんのこうした成長をうれしく思います。苦難に立ち向かう中で,持っている力をますます発揮するチャンスを得たのかもしれません。自らの力で達成したことを,誇りに思ってください。そして今後に大いに活かしていってください。
これからの新しい生活が,皆さんにとって幸せなものとなりますように。

復興ピアノ「ローラ」@仙台空港にて


※「PTSD」(Posttraumatic Stress Disorder)は心的外傷後ストレス障害,「PTG」(Posttraumatic Growth)は外傷後成長と訳されています。関心を持った方はさらに調べてみてください。コロナ禍の学生のPTGについては,ゼミ生が卒業研究で取り組みました。こちらからご覧下さい