5月のリレーエッセイ(佐々木ゼミ3年 伊東真理子さん)
2017/5/30 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは、佐々木ゼミ3年の伊東真理子です。だんだん暑くなってきて、女子大ならではの日傘を差す方も多くなってきましたね!この夏も、日焼け対策を頑張っていきましょう。
さて今回のリレーエッセイでは、佐々木ゼミにて伊東・藤原・菅野が研究している「クラシックギターで弾く『アルハンブラ宮殿の思い出』音の聴こえ方」について紹介させていただきます。アルハンブラ宮殿の思い出とは、ジブリ映画の思い出のマーニーで挿入曲としても使われた、クラシックギターを代表する有名な曲です。トレモロ奏法が特徴で、一度は聴いた事のある方も多いのではないでしょうか。伴奏とトレモロのメロディを交互に弾くアルハンブラですが、あるテンポを超えると不思議なことに伴奏と重なる部分に無いはずのメロディの一音が聴こえるんですね。クラシックギター経験の豊富な方以外が、その一音の有無を聴き分けるのは非常に難しいのです。
果てしてどのテンポからその様な現象が起こるのか、またどの様な要因があるのか、私たちはこれから研究を進めていきます。研究材料として、森先生のギター演奏を撮影させていただきました。プロギタリストの様なうっとりする演奏でした!森先生、長い時間のご協力、本当にありがとうございました。
研究は難しい作業も多いですが、皆で楽しく頑張っています。また私、伊東はクラシックギター部に所属しているため、ゼミでの研究で大好きなギターの音楽を題材に出来てとても嬉しく思っています。大学生活の大半を練習に費やす程クラシックギターが好きなので、一層研究に力が入ります!
以上、クラシックギターに関する研究を紹介しましたが、佐々木ゼミではもう2つの班が主に人の話す言葉に関する研究をしています。これからも真面目に楽しく頑張っていきます!