キャリア支援企画(6)「OG講演会」を開催しました

2018/8/8 >> イベント報告

7月6日(金)の5校時に本学科OGをお招きして、大学選びから現在・今後のことなど、在学生の今後のキャリアを考える上で大変貴重な話を伺いました。

今回のゲストOGは、渡邉裕子さんでした。
心理行動科学科第5期卒業生、2016年3月卒業、トランスコスモス株式会社勤務の先輩です。

大学祭で中心的な役割を担っていたり、積極的に様々な活動に参加していた在学時の話などから渡邉さんの考え方、人柄を知り、在学生たちはとても刺激を受けていました。
中でも、学科独自のキャリア支援であるPナビ!を最大限に活用し、就職活動に必要な情報を集めたり、何度も相談をして就職活動に向き合っていた話は、在学生がこれから就職活動に臨む上で有意義であり、とても参考になったという意見がたくさんありました。
またインターンシップで議員の秘書についてマナーや社会常識を学んだ話など、常に自分のプラスになることを積極的に取り組んでいた話は、学生の普段の生活を見直すことにつながり、活動的に大学生生活を送る意義を在学生たちが見いだしているようでした。
今の職場での話、今後の将来に向けての話など、多くの話をしていただき、さらに学生からの質問もたくさん出て、予定の時間を超過するとても内容の濃い講演となりました。

(森記)

7月の心理学コラム:楽器の話 その1 ファゴット(担当:佐々木隆之)

2018/8/2 >> 役に立つ!!心理学コラム

ファゴットは,バスーンとも呼ばれるダブルリードの木管楽器です.私の知り合いのファゴット奏者は,バスーンと呼ぶことを異様に嫌っていました.その理由を聞いた記憶はあるのですが,中身はすっかり忘れてしまいました.
ファゴットの特徴は,なんと言ってもそのとぼけた音色にあります.NHKの子供番組では,かなりの割合でファゴットによるBGMが使われています.また,サザエさんやドラえもんのようなアニメの中でも,独特の雰囲気を作るために効果的に使われています.なぜファゴットの音がとぼけて聞こえるかというと,その理由の一つとして楽器の共鳴が挙げられます.ファゴットは他の楽器に比べて,かなり人間の声に近い共鳴構造を持っていると考えられます.そのため,ファゴットの音を聞くと人間の声を連想し,意味の分からないスキャットのような印象を受けます.人の言葉をしゃべる動物に近い印象で,親近感も生じさせます.クレヨンしんちゃんでもファゴットはBGMに使われていますが,クレヨンしんちゃんの発声がファゴットに近く,とても面白く感じて好きです.
同じ二枚舌の木管楽器であるコールアングレ(イングリッシュホルン)やトランペットにハーマンミュート(ワウワウミュート)をつけた音も同様の印象ですが,ファゴットの方が人間の声の音域に近い分特徴が際立っています.機会があったら注目して聞いてみてください.
去る7月15日(日)に,東北大学でサイエンスデイという催しがあり,2人の学生と一緒に出展しました.6時間の間に,小学生の子どもと親,そして時々大学生が800人近く訪れ,錯視パターンの作成を楽しんでもらいました.休む間もなくずっと対応し続けとなり,大変疲れましたが,皆が楽しんでくれているのを実感でき,充実感も味わいました.3年生の蓮池美沙樹さん,小島南さん,ご苦労様でした.

サイエンスデイ2018 その1

 

サイエンスデイ2018 その2

7月の心理行動科学科

2018/7/31 >> 今月の心理行動科学科

平年より11日早い7月14日に東北地方南部の梅雨が明けました。
7月4日には言語聴覚士として働いている心理行動科学科卒業生と、仙台医療福祉専門学校の鈴木先生に、言語聴覚士の仕事について話をしていただきました。心理行動科学科からは毎年数名が進学し、卒業後は言語聴覚士として働いています。
7月6日には卒業生の渡邉裕子さんを迎えて、在学中の生活や就職活動、現在の様子などをうかがいました。
7月7日卒論中間発表会。4年生が学科学生と教員を前に、現在取り組んでいる卒論のテーマを発表しました。質問に答え、アドバイスを得て、さらに深く進めていくことができる貴重な場です。
7月中旬。青森、岩手、福島の各高校へ、miniココロサイコロ開催の案内を送りました。

7月15日東北大で開催された『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2018』の体験コーナーに「面白錯覚を体験し、作ってみよう!!」というテーマで出展しました。

7月のリレーエッセイ (森ゼミ1年 末永彩さん)

2018/7/21 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは!森ゼミ一年の末永です。

入学してはや3ヶ月。大学生活にも慣れてきました。音楽の授業で行われた合唱発表会も成功に終わり仲の深まった心理行動科学科の1年生は今、初めてのテストに向けて鬼気迫る様子です。

私たち森ゼミ1年では、11月の発表に向けて研究計画を立てています。場所や状況よって誘発される人の行動について、神社やお祭りなど様々なところで調査する予定です。どんな結果が得られるか不安とワクワクが入り交じった気持ちです。

夏休みにはみんなで調査に行ったりBBQもするので今からとても楽しみです✨✨
みんなと知恵を合わせて11月に素晴らしい発表ができるように頑張りたいと思います!✊

11月23日にアエルのアトリウムで私たちの研究の成果を発表する「ココロサイコロ2018」が行われます。
ぜひ御来場ください!

2018年度「卒業論文中間発表会」を行いました。

2018/7/19 >> イベント報告

7月7日(土)に,2018年度心理行動科学科卒業論文中間発表会を行いました。

卒論中間発表会は,本学科の4年生が現在取り組んでいる卒業研究の計画・経過を報告する会です。
4年生と3年生は,それぞれゼミ活動の一環として全員が出席します。
また,2年生の希望者も参加することができ,
発表会の感想レポートを提出することにより「心理行動実践研修B」のポイントを獲得することが可能です。

4年生はグループ毎に,それぞれの研究テーマと進捗状況を報告しました。
各発表に対する質疑応答では,4年生と3年生から色々な質問が飛び交いました。
また,今回は教員からのアドバイスもヒートアップして,かなり熱い議論が展開されました。

現在,日本中で猛烈な暑さが続いております。
例年この時期は比較的涼しいはずの仙台でも,連日最高気温が30度超えとなっております。
4年生の皆さんは,体調管理に気をつけて,休む時は休みつつ無理せず着実に研究を進めていって下さいね。

(友野隆成記)