パルティールVol.17掲載記事

2014/3/8 >> その他

3月の学生委員通信:お掃除の後は油尾鍋♪

2014/3/7 >> 学生委員通信

こんにちは!学生委員の官野です(^o^)

最近また寒くなりましたね…。「もう雪はこりごり、春よ早く来い(ToT)」なんて思っている方も多いのではないでしょうか?春休みも残り一ヶ月を切ったことですし、体調に気をつけて思い切りエンジョイしちゃいましょう♪

 

さて、先日は毎年恒例のP科(心理行動科学科)大掃除が行われました。

一年の感謝の気持ちをこめて、P科が日頃使用する3教室をすみずみまでキレイにお掃除☆

学生委員を中心に、お手伝いの学生とみんなで力を合わせたおかげで、今年も無事に終えることが出来ました。参加してくださった皆さん、ご協力ありがとうございました(^^)

 

そして!

大掃除の後は、今年からの新企画「油尾先生プレゼンツ☆みんなで食べよう油尾鍋」が開催されました♪

キレイになったC309の教室でおいしいお鍋を二つも囲んじゃいました。

豆乳なべに、

 

トマト鍋!

 

お掃除の疲れも吹っ飛ぶくらいのおいしさでした☆

 

みんなでわいわい囲む鍋は楽しくておいしい(^ω^)

女子大生と教員3名とで、あっというまに締めのリゾットまで完食しました!

 

とても楽しかったので、ぜひ来年の大掃除のときにも開催して、恒例行事にしてもらいたいですね。笑

 

参加してくださった皆さん、本当にお疲れ様でした!(^^)

 

3月の心理行動科学科

2014/3/7 >> 今月の心理行動科学科

宮城学院の広報誌「パルティール vol.17」(2014年3月発行)に,1年生の実践セミナー佐々木ゼミが紹介されました.1年生のゼミの様子がよくわかりますので,ご覧ください.

パルティールvol.17 1~2ページ

 

パルティールvol.17 3~4ページ

「パルティール vol.17」は,下のURLでも見ることができます.
http://www.mgu.ac.jp/main/about/kohoshi/partir.html

 

 3月20日は卒業式でした.今年は心理行動科学科の大宮木綿子さんが卒業生を代表して答辞を読みました.

 3年前の2011年3月は,心理行動科学科1期生の卒業式が予定されていました.しかしながら,あの大震災のため卒業式は中止となってしまいました.実は,1期生の石野絢子さんが,3年前の卒業式で答辞を読むことになっていて,準備をしていたのです.でも,その答辞は読まれることなく,「幻の答辞」となってしまいました.

 昨年秋,大学祭のとき,石野さんが大学を訪れ,大事に持っていた答辞を先生に託していきました.今年,答辞を読むことになった大宮さんは,これを何かの縁と考え,「幻の答辞」を自分の答辞と一緒に学長に手渡しました.これは,卒業式に出席,参列していた皆の心を打ちました.とても感動的な答辞,そして卒業式でした.

 卒業生の皆さんが幸せになるようお祈りしています.

パソコンも学科スタッフです

2014/3/5 >> イベント報告

心理学は文科系の中にあって理科系的特徴を多くもつ学問ですから、パソコンは必要不可欠なツールです。心理行動科学科の学生が利用できるパソコンは学内随一の数を誇ります。

デスクトップ・パソコンは、学科図書室に9台、実習室に13台、実験室等に5台、ノートパソコンが副手室等に8台。実に35台ものパソコンを自由に使うことができます(この他に、大学の情報処理教室のパソコンももちろん使えますし、研究室に設置しているパソコンを使えるゼミもあります)。全学年の人数から考えると、5人に1台くらいの割合でパソコンが使える環境を整えている文科系の学科は、全国的にもあまりないでしょう。学生たちが卒業する時には、ワード、エクセル、パワーポイントは楽々と使いこなせるようになりますし、中にはプログラミングを習得する学生もいるくらいです。

さて、これらのパソコンの中で主流のOSだったWindowsXPが、4月9日にマイクロソフトによるサポートが終了することになりました。サポートの終了は、セキュリティの大幅な低下を意味しますので、世界的にXPから新しいOSを搭載したパソコンへの乗り換えが進んでいます。心理行動科学科でも、このサポート終了に対応すべく、パソコンの入れ替えと大幅な増設を行いました。これによって、学科の保有する全てのデスクトップ・パソコンが最新のものに変わり、台数も1割くらい増えたことになります。

4月から始まる新学期を前に学科のあちこちに設置された新たなパソコンたちが、学生の学びを後押ししようと待ち構えています。本学科では、パソコンも大事な大事なスタッフなのです。

(大橋記)

2月の心理学コラム なぜ、「金メダルを取ります」って言わないの?(担当:工藤敏巳)

2014/2/27 >> 役に立つ!!心理学コラム

ソチオリンピックに出場した選手のテレビインタビューをみると、ほぼ決まって、「自分の持っている力を全部出します」とか、「練習の成果を出します」と言っています。「金メダルを取ります」コメントがあったニュースは、私が見た限りでは1件くらいでした。 

なぜ、金メダルをとりますとコメントしないのでしょうか?ちょっと、考えてみましょう。
先日、私がTwitterで羽生選手が通っていた高校のことをツイートしたら、高校生にずいぶんとリツイートされました。ツイートに「羽生選手」と入れると検索にひっかかり、多くの方に読んでもらえるのかもしれませんね。そんなツイートの1つに、以下のツイートがありました。
【伝説の競演】
・荒川静香 アイスリンク仙台→東北高→早稲田大→2006年トリノ五輪→フリー21番滑走→金メダル
・羽生結弦 アイスリンク仙台→東北高→早稲田大→2014年ソチ五輪→フリー21番滑走→金メダル
私が加えたいのは、フリー21番滑走→イナバウワー→金メダル です。
イナバウワーは柔軟性を活かした荒川静香選手の得意演技で、象徴でもあります。Webサイト(http://www.shizuka-arakawa.com)のトップページを見ると素晴らしいイナバウワーの画像が載っています。トリノオリンピックの頃に放映された「アスリートの魂」(NHK)によると、荒川選手はオリンピックでの演技よりもアイスダンスに興味を持っており、より高い競技戦績を目指すというよりは、むしろ芸術性の高いスケートに興味を持たれていたようです。
羽生選手も、実は金メダルをとった演技の中にイナバウワーを入れています。加点対象にならない演技なので、競技で金メダルを取ることだけを考えたら不要の演技と言えるのでしょうが、荒川選手への強い憧れが、彼を動かしたのかも知れません。普段の練習で行なっていること、憧れの演技をやり遂げることこそ、オリンピック出場の意味だったに違いありません。
心理学では、目標達成について課題志向性と自我志向性の2点から考えられています。新しい技術を獲得したり、以前できなかったことができるようになることを目標として、自分の能力が以前よりも伸びた時に成功を感じる場合、課題志向性が強いと言います。自我志向性が強いとは、勝負に勝つことや他者より成績がよいことを目標としている場合です。課題志向性は、有能感や内発的動機づけを高めますが、自我志向性はそれらを低下させ、競技から離脱させてしまう可能性を含んでいます。
そう考えると、「練習の成果を出します」コメントは課題志向性の現れなのかもしれませんね。ロンドンオリンピックで日本の柔道が大敗を喫したとき、テレビインタビューで「日本のみなさん、すみませんでした」と号泣しながらコメントしていた選手を記憶しています。そのとき、応援している側の思いを理解していないなと感じました。国民が期待していることは、メダルの獲得ではなく取り組んできた過程をすべて出すことであり、それを出し切ることが選手の責任なのかもしれませんね。