Archive for the ‘在学生によるリレーエッセイ’ Category
10月のリレーエッセイ(森ゼミ1年・井上夕里杏さん)
2022/10/30 >> 在学生によるリレーエッセイ
皆さんこんにちは!1年森ゼミの井上夕里杏です。
先日、全日本大学女子駅伝が開催されました。今までは走者が「年上の選手」だったのが気付けば自分と同じ歳の選手が走るように。同年代が一生懸命走る姿を見て、大学時代に何か熱中できるものを見つけ、それに打ち込む青春もいいなぁ…とテレビの前でしみじみと感じていました。
さて、後期が始まり早二か月が経ちました。大学生活がどのようなものなのかを探りながら生活した前期に比べ、後期は授業に加えサークル活動やアルバイト、趣味に没頭するなど各々が充実した大学生活を送っているように感じます。
そんな中、私が最近特に力を入れているのは「実践ゼミ」での活動です。私は森先生のゼミに所属し、「髪色と服装が相手にどのような印象を与えているのか」について研究しています。初めての研究で戸惑うことも多く、先生にアドバイスを頂きながら着実に進めています。
前期から少しずつ進めてきた研究も、今月末の発表を目前にして慌ただしくなってきました。この実践ゼミで得られる経験は、きっとこれから先の学びの糧となるので1年生全員で走り抜けましょう!
発表は 11 月 23 日(勤労感謝の日)にアエル 2 階で「ココロサイコロ 2022」として行います。ココロサイコロは当日足を運んでくださる皆様がいて初めて成立します。私達1年生が半年かけて研究した成果を発表しますので、少しでも興味が湧いた方は是非お越しください。1年生一同心よりお待ちしております!
9月のリレーエッセイ(友野ゼミ4年:内藤碧さん)
2022/9/28 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!友野ゼミ4年の内藤碧です。
夏休みが終わり、いよいよ後期の授業が始まりました。私たちのゼミでは卒論の完成に向け、週に1回集まりディスカッションをしています。
卒論に取り組んでいて感じるのは、思った以上に大変だということ。テーマを考えて、論文を探して、仮説を立てて…と、やるべきことが盛りだくさんな上、なかなか順調に進まないこともあります。
そんな中、つい先日社会人の方とお話する機会がありました。私がその方に、学生のうちにやっておけばよかったことを聞いてみたところ、「卒論をやっておけばよかった」とのこと。その方の出身大学では卒論が必修ではなかったため、卒論を書かずに卒業したそうです。必修ではないのにどうしてやりたかったのかと聞くと、「卒論を書いている友達が、すごく大変そうだったけれど、好きな分野の勉強に熱心に打ち込む姿が輝いていた」と。
そう考えると、卒論は好きなことを研究できる最後のチャンスなのかもと思いました。今は上手くいかず大変なことも多いけれど、書き終わると「頑張ってよかった」と思えるのかな…と思うと、ちょっとだけやる気が出てきました。
卒論の提出まで4カ月弱。満足できるものが作れるよう、ここからさらに力をいれていこうと思います。そしてゼミの皆で笑顔で卒業できるよう、頑張ります!
8月のリレーエッセイ(千葉ゼミ3年:桑原里沙さん)
2022/8/20 >> 在学生によるリレーエッセイ
8月5日から3日間、仙台七夕祭りがCovid-19拡大以前に近い状態で開催されました。
私は浴衣を着て前夜祭の花火を見に行きました。花火大会に行くことが高校生の時以来で、浴衣は小学生の頃から着ていなかったので、普段とは少し違う形でイベントを楽しむことができました。
打ち上げられた花火はたくさんの色や大きさに加えて、スイカやニコちゃんマークなど球形以外のものがあるのは職人による繊細な技術があるからこそのものだと思うと、それを毎年見る機会がある日本に生まれてよかったなと思いました。
久しぶりに見た打ち上げ花火は迫力と華やかさの両方が感じられて綺麗でしたが、打ち上がった時の音がとても大きく感じました。
この花火特有の音、そしてはっきりと感じることはありませんが打ち上げた時の振動は、食欲や快感など脳の人間的な本能を感じるところを刺激するため、花火が上がるたびに本能が刺激されてより叙情的に感動するそうです。私たちは花火を視覚や聴覚だけでなく振動でも楽しんでいたことが分かり、心理学は日常において様々なところにあるということを再認識した夏の思い出でした。

河北新報ONELINE NEWS (8月5日付「3年ぶり有観客の仙台花火祭り 密集回避へ有料席の利用推奨」)の記事より
7月のリレーエッセイ (佐々木ゼミ2年:鹿内茉唯さん)
2022/7/21 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは!2年佐々木ゼミの鹿内茉唯です。前期ももうすぐ終わりですが、最後を締め括る試験勉強やレポート作成に追われていると思います。夏休みまでもうすぐです、一緒に乗り切りましょう!
さて、私は先日とある動画を撮影するために、ゼミのグループのメンバーと一緒にうみの杜水族館(入館料¥2200/人)に行ってきました。その動画とは、佐々木ゼミで現在行われている実験で使用されるものです。佐々木ゼミでは、感情を表す曲の選定や、撮影した動画のBGMとして選定した曲を映像に重ね合わせてBGMの効果についての実験、評定などを行っています。久しぶりの水族館だったので、大水槽やイルカショーなど、動画のネタを探しながら楽しい時間を過ごしてきました。おかげで、選定した曲にぴったりの動画を撮影できたのではないかと思います。小さい頃とはまったく見え方が違うので、しばらく水族館に行ってないという方にもおすすめです!夏休みに行ってみてはいかがでしょうか?
まだまだ暑い日が続きます。
勉強だけでなくサークルやアルバイトなど、こまめに休憩を取り、体調に気をつけてくださいね!そして感染症対策をして、最高の夏休みを送りましょう!

海の水族館
5月のリレーエッセイ(木野ゼミ4年・粟野日奈子さん)
2022/5/17 >> 在学生によるリレーエッセイ
皆さんこんにちは。木野ゼミ4年の粟野です。
私の夢は演劇をお仕事にすることです。中学3年の頃から密かに思い続けてきました。昨年12月には、仙台舞台芸術フォーラム2011→2021「てんとせん」で大きな役をいただきました。準備期間の1ヶ月は、大学以外は稽古場でほとんど過ごし、舞台関係者とは家族よりも長い時間を共有し、何度も何度も同じシーンを繰り返して、時計の存在を忘れ知恵熱が出るほど、濃密な日々を過ごしました。そして本番では、すすり泣く声が観客席から聞こえ、また一つ物語をお客様と共有することができました。忘れられない、素敵な時間でした!
私のこの夢は、出会ったすべての人に応援されるものではありませんでしたが、今もそしてこれからも演劇の道を進み続けようと思えるのは、成長を見守ってくれる人たちの存在と、ある方からの言葉でした。
「夢と思っていると足を掬われる世界。タイムリミットを決めるくらいなら、やらないほうがいいと思う。追い続けるという考え方は“夢”でしかなく、私たちがやっていることは“仕事”であり、プロフェッショナルでなければならない。そうじゃなきゃ、やる意味はない。」
12月の舞台で共演したある役者さんが、進路を決めかねていた私にかけてくださった言葉です。言葉通りに演劇と向き合う姿がとても説得力がありました。現在は「舞台千と千尋の神隠し」でアンサンブルとして全国をまわり、エンターテイメントを届けていらっしゃいます。
自分のなりたい自分になるには覚悟が必要。それは、一歩引いていた自分を手放し、自分から関わる覚悟です。私の言葉が誰かの勇気になりますように!

舞台「てんとせん」