Archive for the ‘イベント報告’ Category
「第9回心理学検定」対策講座を行いました
2016/8/6 >> イベント報告
本日8月6日(土)に「第9回心理学検定」に向けての対策講座が行われました。
心理行動科学科では、3年生に心理学検定2級の受検を義務づけています。心理学検定は、本学科の学生たちがこれまでに学んできた心理学の知識をどの程度身につけたかを確認するための、良い手段となっています。
今年の2年生から、心理学検定2級合格が必修科目の単位認定に必須となったため、2年生の多くが対策講座を受講しました。2年生は来年が本番ですが、少しでも2級合格に近づけるために(うまくいけば、2年生で2級に合格=単位認定の資格を早々に確保するために)、ほとんどの学生が受検予定です。また、3年生は今年が本番、既に昨年度2級に合格できた人もいますが、多くは今回2級合格を目指して受検します。4年生は昨年のリベンジ組と、上位級である1級・特1級合格を狙う学生が受検します。
対策講座では、各教員がそれぞれの専門領域を担当し、受検のコツを持ち回りでレクチャーしました。受講した学生たちは、ふだんの講義とはまた違ったかたちのレクチャーに、熱心に耳を傾けていました。
今回は通常の授業時間に合わせて13時の開始となりましたが、途中休憩を挟んで3コマ分の長丁場でした。今日の仙台は最高気温が32度を超えるかなり暑い日でしたが、学生たちも元気に最後まで頑張っていました。
2016年度の心理学検定は、8月21日(日)に実施されます。今日の対策講座から二週間ほどで本番ですが、受検予定の皆さんは今日の内容をしっかり復習して本番に臨みましょう!
(友野隆成記)
関東学院大学との震災復興支援活動交流会に参加しました
2016/8/4 >> イベント報告
8月4日(木)16時~18時に,関東学院大学社会学部の1~4年生のみなさんを本学にお迎えして,震災復興支援活動に関する交流会が開かれました。
関東学院大学のみなさんは,「地域貢献活動演習」という授業の一環で2泊3日の旅程で宮城県にお越しで,今日は閖上を訪問した後,本学にお立ち寄りくださいました。
心理行動科学科の閖上プロジェクトの学生もこれに参加し,交流会ではこれまでの活動の経緯と今年度の活動について報告しました。
他には,本学から食品栄養学科の閖上プロジェクトメンバーによる発表,大原小学校での学習支援活動の報告,関東学院社会学部のみなさんからは作物栽培を通した地域貢献活動の報告がありました。
発表の後は意見交換会。食品栄養学科の平本ゼミのみなさんが用意してくださったホーリーバジルのパウンドケーキと,レモンバームのハーブティをいただきながら,会話が弾みました! ハーブは関東学院のみなさんの活動で栽培されている作物の一つでした。
参加した本学科の学生たちからは,同じ学内の学生が行っている活動なのに知らなかった活動を知ることができた。他の活動の背景や活動仕方を知り,考えの幅が広がった。支援を続けることが大切だとばかり思っていたが,対象に応じて支援のあり方そのものについても考え直す時期にきているとの意見を聞いて,考えさせられた,などの感想がありました。すっかり親しくなった様子で,交流会がおわっても,仙台の見どころ,お勧めのお土産など,関東学院の学生さんとの話が盛り上がっていました。
2時間の短い時間ではありましたが,お互いの活動から学び合う良い機会に恵まれました。遠くからお越しいただいた関東学院大学のみなさん,ありがとうございました!
(木野記)
7月の心理行動科学科
2016/8/1 >> 今月の心理行動科学科
7/29に東北地方の梅雨が明けました。
7/2、卒論中間発表会。4年生が学科学生と教員を前に、現在取り組んでいる卒論のテーマを発表しました。質問に答え、アドバイスを得て、さらに深く進めていくことができる貴重な場です。
7/4「矯正心理専門職と法務教官の仕事」と題して仙台矯正管区職員の方に話をしていただきました。
7/31は夏のオープンキャンパスが開かれました。心理行動科学科は大橋先生の「心理学でミスを防ぐ!」と木野先生の「心理学で学ぶ感情のコントロール」の模擬授業と、学生による実践活動報告「閖上プロジェクト」と4年生の卒業研究紹介が行われました。学科懇談会場では、動きを読み取る機械KINECTや、心の動揺を読み取る心スキャナー、鏡を見ながら画を書く鏡映描写器を用意し、心理学の世界を体験していただきました。
2016年度「卒業論文中間発表会」を行いました。
2016/7/7 >> イベント報告
7月2日(土)に,2016年度心理行動科学科卒業論文中間発表会を行いました。
卒論中間発表会は,4年生が取り組んでいる卒業研究の計画・経過を報告する会です。
4年生と3年生は,それぞれゼミ活動の一環として参加します。2年生の希望者も参加することができます。
4年生はグループ毎に,それぞれの研究テーマと進捗状況を報告しました。
今年は就職活動のスケジュールが昨年とは変更となり,選考の解禁日が6月1日となったため,その影響でグループによっては中々思うように研究計画をまとめ ることができなかったかもしれません。しかし,社会に出れば一度に複数の作業を進めていかなければならないことも多々出てきます。その練習だと思って,今 回うまく研究計画をまとめきれなかったグループは,この経験を今後に活かしてもらえればと思います。
各発表に対する質疑応答では,教員や4年生だけではなく3年生からもクリティカルな質問が飛び交い,活発な議論がなされました。4年生にとっては,これからの指針となるような有意義なコメントを得られたことと思います。
卒業論文提出まであと約半年,長いようで短く,短いようで長いです。最近は不安定な天候の影響もあってか体調を崩す人が続出しておりますので,4年生の皆さんは心と身体の健康管理をしっかりして,約半年間の長丁場を乗り切ってくださいね。
(友野隆成記)

2016年度卒論中間発表会での発表の様子
キャリア支援企画(1)「言語聴覚士のお仕事」を開催しました
2016/7/2 >> イベント報告
6月29日(水)の3校時に,キャリア支援の一環として「言語聴覚士(ST)のお仕事」についての説明会を行いました。
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist:ST)は,「話すこと、聞くこと」に関する障害のある人に対して,それらの機能の維持・向上に関わる専門家です。心理学を活かした専門職の一つととらえることができ,学部で心理学を学んだ人たちが選ぶ進路の一つです。
今回は,次のお二人をゲストスピーカーにお招きし,お話を伺いました。
須賀川芳夫先生
(ST。仙台医療福祉専門学校言語聴覚学科)
言語聴覚士の仕事内容と,言語聴覚士の資格取得についてお話を伺いました。
言語聴覚士は,「人の人らしさを支える」専門職であるということばが,学生たちの心に響いたようです。
また,資格取得者は年々増えているものの,現代社会においては,まだまだ人材が必要とされていることがわかりました。
手塚みなみさん
(ST。2011年度心理行動科学科卒業生・仙台徳洲会病院勤務)
手塚さんが現在担当なさっているのは急性期の患者様の支援で,今年で3年目とのこと。大学時代に教わった「正しく怖がること」が,お仕事に活かされているとのことでした。
実際にお仕事に使っている道具を見せてくださったり,様々な仕事場面の写真を見せてくださったりと,普段はなかなか見聞きできない医療現場の様子を具体的に知ることが出来ました。
今回は3年生以下の18名が参加しました。心理学を勉強して医療現場で活躍するという選択肢があること知り,進路選択の考えの幅が広がったようです。
「社会に出るといろいろな人と関わることになる,コミュニケーションの大切さを痛感した」というお話に,「今のうちから準備できること」とあらたな目標とした学生もいました。
ご結婚後の家庭生活との両立について,今後の働き方についてのお考えもお聞きし,自分のキャリアデザインのヒントを得た学生もいました。
(木野記)