8月の心理行動科学科
2011/8/29 >> 今月の心理行動科学科
今年は8月中旬まで通常の授業が行なわれました。
そのため例年8月はじめに設定される連続講義が23日~25日の3日間となりました。
今年度も東北工業大学原田一先生をお迎えし、人間工学の講義が行われました。
8/27、8/28はminiココロサイコロを青森県観光物産館アスパム2階で行ないました。
なかなか仙台までおいでいただけない皆さんに、学科学生の活動を発表する企画で、今回の内容は「人の歩行を科学する」でした。
8/13 3月の震災のため中止した学科卒業パーティーが卒業生の努力で、8月に実現しました。
久しぶりに会う卒業生は、新社会人としてしっかり生きている姿を見せてくれました。
「卒業おめでとうございます」春に言えなかった言葉をやっと伝えることができました。
8月のリレーエッセイ(佐々木ゼミ2年遠藤美咲さん)
2011/8/20 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは(^〇^)
8月のエッセイを担当します、佐々木ゼミ2年の遠藤美咲です!
8月と言えば仙台七夕祭ですね☆
今年の8月5日に行われた七夕前夜祭は生憎の曇り空でしたが、アーケード内に飾られた七夕飾りはとても綺麗でした+.
七夕といえば、短冊!色んな場所で短冊を書くスペースが設けられていましたが、皆さんは短冊は書きましたか?
佐々木先生の研究室ではこんな短冊を発見しました\(^ー^)/
佐々木ゼミの先輩方の短冊です!素敵なお願い事です(*^o^*)
さてさて、宮学はただ今夏休みの真っ最中です☆まだまだ夏を楽しみましょ!!!
8月の心理学コラム(担当:高田利武)
2011/8/10 >> 役に立つ!!心理学コラム
地震の夢
私は毎晩いろいろな夢を見ます。夢の内容に影響する要因は何でしょうか? フロイトの説は面白いですが、それが全てとは到底思われません。脳科学によって明らかにされる日が待たれるような、同時に怖いような気がしますが、自分が体験した事実が夢の内容に関係していることは確かでしょう。
さて、またまた鉄道の話です。子どもの頃から高嶺の花だった寝台車に乗るのが、私は大好きです。その寝台車で過ごす夜に、地震の夢を見ることが多いのです。列車がガタガタと揺れている現実が、夢の内容に影響しているに相違ありません。
大変だと思って目が覚めたとたん、「地震じゃない、寝台車に乗っていたのだ」と分かったときの幸せな感じ、何とも言えません。寝台車のベッドで過ごす時間は私にとって至福の時です。ところが悲しいことに、3月11日以降、地震だと思って目が覚めたら、本当に地震だったという経験が多くなりました。
でも、もっと悲しいのは、寝台車自体が絶滅しようとしていることです。私が多く利用した「富士」「さくら」「あかつき」「銀河」「北陸」… 皆この数年間に消滅し、観光目的ではない列車で寝台車が連結されているのは「あけぼの」「日本海」「はまなす」だけになってしまいました。これらももはや風前の灯火です。列車が廃止になるときは、私の生き甲斐も無くなるとき… と予感しています。
写真の解説文
「あけぼの」の寝台券。この他に乗車券が必要です。経済的にも時間的にも、もはや寝台特急が実用的な交通手段ではないことは、残念ながら明白です。
7月のリレーエッセイ(大橋ゼミ3年平野友梨さん)
2011/7/20 >> 在学生によるリレーエッセイ
こんにちは(^o^)
7月のリレーエッセイを担当します、3年の平野です。
6月は雨ばかりで気分も下がりがちですが、学校に行くと、みんなでわいわいできるので天気が悪くても楽しいです★
心理行動科学科にある学会室にはいつも学生が集まって一緒にご飯を食べたり恋愛の話で盛り上がったり時には将来についてなどまじめに語り合ったりしています(^^)
さて、心理行動科学科では、1年生からゼミがありますが、私は大橋ゼミに所属しています。
大橋ゼミでは、3年生でプレ卒論というものをやります。プレ卒論は、4年生に向けて卒論の土台を作ることです。今、そのプレ卒論のテーマを決定するのに模索中です。
この面子で頑張ってます!
先輩方の卒論や、学会の論文を参考にしていますが、どれも面白いもので、私たちもそのような論文に仕上がるように頑張っているところです♪
ところで最近、編入生が加わり、先日先生も交えて彼女の歓迎会をゼミで行ないました!
写真を観ても伝わってくると思いますが、とーっても楽しかったです!普段学校では分からないみんなの姿が見られて貴重な時間でした(笑)
新しい仲間が加わり、私たちも良い刺激をもらっています♪
…そんな感じで学校生活とても充実していて楽しいです☆以上7月のエッセイでした(^O^)
7月の心理学コラム(担当:友野隆成)
2011/7/10 >> 役に立つ!!心理学コラム
研究室と観葉植物と大震災と私
今から約7ヶ月前、研究室で育て始めた観葉植物のことを当コラムで御紹介させていただきました。今回は、その続き話を…
‐‐‐‐‐
この書き出しで、私は3月上旬に当コラムの原稿を書いておりました。観葉植物が更に成長したが、ほとんど変わらない葉とどんどん成長する葉の2パターンがある、というお話でした。原稿を書き上げ、あとは更新されるのを待つだけとなりましたが、3.11の
大震災によってせっかく書き上げたコラムは更新されずお蔵入りになってしまいました。
震災発生時は、私は研究室にいたのですが、携帯の緊急地震速報のけたたましい音に胸騒ぎを感じ、比較的大きな机の下に潜りました。程なくして、過去に経験したことのない激しい揺れが襲ってきて、あり得ない勢いで本棚が倒れてきました。地震がおさま
るまでの長い長い数分間、私は生きた心地がしませんでした。机の下にいたので幸い私は無傷で済みましたが、観葉植物は下敷きになって駄目だろうと半ば諦めていました。しかし、観葉植物は私同様奇跡的に無傷でした!しかも、震災後落ち込んでいる私を
尻目に、何事もなかったかのようにまた新たな葉を生やし、成長を続けています。
パーソナリティには、困難な状況に陥ってもそれを乗り越えて精神的健康を維持することができる“レジリエンス”という概念があります。私の研究室の観葉植物には、相当なレジリエンスがあるのかもわかりません。私もそれにあやかりたいと思った、震災
後の日々でした。