9月のリレーエッセイ (木野ゼミ3年 平塚早姫さん)
2014/9/16 >> 在学生によるリレーエッセイ
みなさんこんにちは♪ 9月のリレーエッセイを担当することになりました、木野ゼミ3年の平塚早姫です。
この夏休み、みなさんはどのようにお過ごしでしたか?
私の夏休みは、いろんなことがありすぎました(笑)
アルバイト、ライブ、自動車学校卒業&運転免許取得、出身高校訪問&お世話になった先生へのご挨拶、企業でのインターンシップ 、・・・。今年は1~2週間おきに仙台と実家を行き来しながら過ごしていました。
このほかにも紹介できないくらいあります。これって、今でいう「リア充」なのでしょうか(^_^;) 実際、これまでの大学の夏休みの中で今年は一番充実していました!
さて、その数多くある思い出の中から今回紹介するのは、「成人式」です☆
私の出身地である秋田県横手市では、毎年8月のお盆の期間に成人式が行われます。今年は8月15日に行われました。
互いに離ればなれになっていた同級生と久しぶりに話ができ、かけがえのない時間を楽しく過ごしました。現在大学で頑張っている人、すでに就職して毎日忙しい人、それぞれ自分の道を歩んでいて、いい刺激を受ける機会にもなりました。
私もこれから就職活動や卒業論文、残りの単位取得のためにたくさん苦労し、これまで以上に努力をしなければいけない時期に入ることとなりますが、一人の大人としてやるべきことを判断し、実行できるように生活を送っていきたいです!
2014年度夏の「miniココロサイコロin盛岡」を開催しました
2014/9/8 >> ココロサイコロ
9月6日(土)・7日(日)に、盛岡市のイオンモール盛岡南にてminiココロサイコロin盛岡を開催いたしました。miniココロサイコロは、本学科2年次生が1年次に半年間かけて研究した成果を、大学のある仙台を離れ東北各地で広く一般の皆様に公表する企画です。
今回は、昨年度に半年かけて研究した成果のなかから「続々・義援金を寄付する心理」についての発表でした。2011年度から始まった「義援金を寄付する心理」シリーズも今回で3年目で、今までに検討した「人は、なぜ義援金を寄付するのか?」「時間が経過すると、人は義援金寄付に対する意識が変わるのか?」について、今回はチーム毎の独自の質問を加えて実際に義援金募集活動を行いながら新たな実験や調査を行い、心理学的な考察を試みました。
会場がショッピングモールの一画ということもあり、当日はご家族連れでお見えになられた方が多く、学生たちの発表に暖かいコメントをたくさんいただきました。お越しになられた皆様に、感謝申し上げます。
また、発表会場がある岩手県は、昨年実施した義援金募集活動で集められた義援金を寄付したことや、自分たちで調べた結果義援金の配分が宮城県や福島県に比べて少なかったことなどから、参加した学生たちには自分たちが行った研究が今回の開催地の現状とリンクしていることを体験的に学習できたものと思います。
なお、今年も11月24日(月・振替休日)に、ココロサイコロ2014をアエルで開催予定です。現在、1年次生が発表に向けて研究に取り組んでおります。
詳細が決まり次第お知らせいたしますので、是非お越しくださいませ。
(友野隆成記)
8月の心理行動科学科
2014/9/3 >> 今月の心理行動科学科
8月3日オープンキャンパス。夏休みの日曜日だったこともあり、たくさんの方においでいただきました。心理行動科学科では午前は佐々木先生による「錯覚の心理学」、午後は大橋先生による「心理学を使ってミスを防ぐ」の模擬授業が行われました。授業内容の面白さに、高校生だけではなく付き添いの保護者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。講義館のロビーでは「続々・義援金を寄付する心理」のテーマでパネル発表を行いました。
8月10日心理学検定試験。
8月20日から22日の3日間は、原田先生による人間工学の連続講義が行われました。
8月30日、31日は福島市のAOZでテーマ「エスカレーターはどう乗る!?」をパネルで発表しました。
9月中旬から後期授業が始まります。朝晩涼しくなってきましたが、体調を管理して後期に臨んでください。
2014年度夏の「miniココロサイコロin福島」を開催しました
2014/9/1 >> ココロサイコロ
8月30日(土)・31日(日)に、福島市アクティブシニアセンター・AOZ(アオウゼ)にて、miniココロサイコロin福島を開催しました。
ココロサイコロは、本学科1年次生が研究した成果を広く一般の皆様に公表するものです。
今回は、昨年度に研究した成果のなかから「エスカレータはどう乗る!?-安全利用のために―」の発表でした。仙台市内の駅や商業施設で約6,000人の行動を観察した成果と、観察だけではわからない利用者の意識を調べるために中高生から成人まで約600人にアンケート調査をした結果をご報告しました。
本学の特別公開講座や他の目的で施設にお越しになられた高校生および一般の皆さまが足をとめ、学生たちの説明にじっくりと耳を傾けてくださいました!多様な年齢層の方々から、利用意識や福島市内での利用状況について生の声をお聞きしたことで、考察を深め、研究発展のあらたな視点を得ることができました。
また、今回の発表を通して、学生たちはプレゼンテーション能力を磨くとともに、会場運営についても実践的に学ぶことができたのではないかと思います。多様な目的でご来館の皆さまにどうしたら足をとめて自分たちの発表を聞いてもらえるか、会場の特徴や人の流れを考慮して効果的な案内ができるよう、お互いに知恵を出し合いながらいろいろと工夫していました。
このような学外での学びの場にご協力くださいました皆さまに感謝申し上げます。
なお、本研究成果をまとめた資料は、こちらからダウンロードいただけます。
10月4日(土)のオープンキャンパスでも発表いたします。大学生の学びとはどんなものか、ぜひご来場・ご見学ください。
■■■ 次回のminiココロサイコロのご案内 ■■■
テーマは、山形市「視覚イリュージョン」、盛岡市「続々・義援金を寄付する心理」です。
お近くの皆さま、ぜひお立ち寄りくださいませ。
(木野記)
キャリア支援講演会②「東京で働くことのススメ」を開催しました
2014/8/13 >> イベント報告
7月25日(金)の3校時に,卒業生をお招きしてキャリア支援講演会を開催しました。
今回のテーマは,東京で働くことのススメ―7年の経験から―です。
お招きしたゲストは,上野恵さん。
2007年度人間文化学科心理学ゼミの卒業生で,卒業後は富士通エフ・オー・エム株式会社に勤務なさっています。
お勤め先は東京で,パソコンのインストラクターとしてご活躍中です。インストラクターの他に、手引きの作成や新しいシステム導入の際の講習会講師などもなさっています。
そんな上野さんを囲んで,
- 宮城が大好きで,地元で働きたいと考えていらした上野さんが,なぜ東京で働くことになったのか!?
- パソコンが得意だったわけでも,教える経験があったわけでもないのに,なぜインストラクターの仕事に就くことになったのか!? 採用面接や研修のときに困ったのでは!?
- 心理学は職場でどんな風に活かせているの?
- 東京暮らしにはどれくらいで慣れた?そのメリットや楽しさは?
・・・といったようなお話をお伺いしました。
今回の企画は,4年生の夏休み以降の就職活動を後押しすると同時に,本学科の多くが希望する「仙台勤務、事務職」という“2大縛り” から視野を広げ,知らず知らずのうちに自分で狭めている人生の可能性を拡張できるように,という意図によるものです。
参加学生からは以下のような感想がたくさん寄せられました。
- 東京で働きたいと思っていたので,いろいろと参考になる話を聞くことができてよかった。
- 宮城で就職をしたいと考えていたが、話を聞いて県外に出て仕事をするのもいいなと思い、以前より視野を広く持つことができるようになった。
- いまの職業に就いたのは運命とおっしゃっていたので,やはり就職はその企業との運でもあるのだな、と思った。
- 人事の配属は必ずしも希望通りにはいかないということを学び,その時いかに切り替えを早くできるかが大切だと思った。
- 地方に支店をもつ会社は地方の場合、本社と違ってオールマイティーに仕事をこなさなければいけないので入社1年目で地方に配属されたらとても大変だなと思った。逆に,仙台で働くことも地方だからという考えを捨てたらとても面白そうだなと思うことができるようになった。
- 官公庁などに出向いて仕事をすることもあるというのはすごいと思った。自分が知らないだけで、色々な世界との色々な関わり方があるのだと感心した。
- 大学で学んだ心理学,特に認知心理学が,仕事の中で生かされているのが具体的によくわかった。
- 心理学以外を学ぶことで心理学をより理解することができたという経験は、これからさらに専門的な心理学を学ぶ私たちにとって重要なアドバイスであった。
- 夢や目標を持つことだけが重要なのではなく、様々なことに興味を持ち、様々な経験をすることが将来へつながるということが分かった。学生時代だからこそできることもあるので、これからいろいろなことにチャレンジしてを有意義に過ごせるようにしたい。
- 終始楽しそうに体験談を話して下さり、紆余曲折があったけれども今の仕事が好きなんだろうなと感じた。
この他,清潔感があって座り方がきれい,とても明るい印象,目がキラキラしていてアナウンサーのよう,とても素敵な人,見習いたい!と先輩へのあこがれの声も。いろいろな意味でよきロールモデルにお越しいただけたことに感謝します。
(木野記)