2月のリレーエッセイ(木野ゼミ4年有路望美さん、浅野裕美さん)

2012/2/20 >> 在学生によるリレーエッセイ

こんにちは(*^^*)
2月エッセイ担当の木野ゼミの有路と浅野です。

寒波が続き寒い日々ですね。
4年生は卒業論文もテストも終わり、最後の春休みを満喫中です。

私たちの春休みの最初は「木野ゼミ飲み会」で始まりました。
なかなか飲み会をする機会がなかったので、みんなで面白く楽しく飲めたことは最高の思い出になりました。


飲み会は、しゃぶしゃぶの食べ放題だったのですが、肉や野菜を豪快に鍋に入れていくメンバーの姿は、さすが木野ゼミメンツ!!という感じでした(笑)
また、普段大学ではあまり出来ない個人的なことも含め、先生といろいろ話したり、今だから言える卒論の取り組みのときの話をしたり……
そして最後には、お世話になった木野先生へのサプライズも成功して、記念写真を撮って、とても楽しい時間を過ごしました!

3月に卒業し、4月からは皆それぞれの道を歩きますが、この大学で過ごした4年間の思い出を大切にし、新しいスタートを切りたいと思います。

2月の心理学コラム(担当:高田利武)

2012/2/10 >> 役に立つ!!心理学コラム

「甘え」と別れ

日本人の心のあり方を解き明かす鍵概念の1つである「甘え」(土居,
1971)は、母親と共生する乳児の感情に由来するもので、他者と情緒的に一体化しようとする心理です。人間は本来、一人一人が個別の存在であることを考えるなら、「甘え」は自他の分離の事実それ自体を心理的に否定しようとするものです。
個々人が独自の存在である以上、それぞれが別の道を歩むことによる「別れ」は、仮令どんなに親密な間柄であろうとも必然だと言えます。これは私の偏見に過ぎませんが、「甘え」の心理が濃厚である日本人にとって、「別れと言えば昔よりこの人の世の常なるを…」という具合に、「別れ」はとりわけ情緒をくすぐるのかも知れません。
さて、例によって鉄道ですが、私は写真のような2つの線路が分かれる情景に心惹かれます。分岐駅から一緒に走ってきた列車が、ここでそれぞれ別の目的地に向かう様子が、人生での別れにも通じるように思えるからです。1960年代、秋田駅を午前8時10分に同時発車した2本の特急が、分岐点で互いに別れを惜しむように警笛を鳴らし、一方(つばさ)は奥羽本線を上野へ、もう一方(白鳥)は羽越本線で大阪へ向かう様子は、鉄道ファンの間で有名でした。
ところで私こと、心理行動科学科の発足以来5年間、皆さんとともに走ってきましたが、この3月でお別れです。皆さんは右側の本線を未来に向かって驀進して下さい。私は左の支線で山奥へ向かいます。では皆さんさようなら。随分ご機嫌よう。

1月のリレーエッセイ(大橋ゼミ1年菅野友梨香さん)

2012/1/20 >> 在学生によるリレーエッセイ

1月のエッセイを担当します、
大橋ゼミ1年の菅野友梨香です。

年が明けて早くも2012年になりましたね!
みなさん、今年はどんな年にしたいですか?
私は、学業・恋愛・美容・バイトなど全てにおいて輝ける素敵な1年にしたいです!(…なんて夢を語ってみたり(笑))

それはさて置き、現実はもうすぐ2学期修了ということで、来週からテスト三昧です(;o;)
なので、最近は空きコマや放課後を使ってみんなで勉強会をしています!

みんなでやるとあっという間に時間が過ぎ、楽しく勉強ができます♪

テストまであまり時間はありませんがしっかり勉強をしてテストに臨みたいと思います!

みなさん頑張りましょー(^o^)!

1月の心理学コラム(担当:佐々木隆之)

2012/1/10 >> 役に立つ!!心理学コラム

夢の中の音楽(その1)

とても不思議で面白い経験をした.
1ヵ月ほど前,音楽を聴いていたところ,いい気持ちになり,起きているのか寝ているのかわからない状態になった.まどろみのさなか,「なんだこれは」と思うようなとても面白い音楽が聞こえた(ような気がした).これまで聞いたことがない発想の音楽で,そのような曲を作る作曲家の卓越した創造性に感心した.どのような旋律だったかは徐々に記憶が薄れてきているが,どのように素晴らしかったかははっきりと覚えている.旋律の途中にポーズを入れるのであるが,その入れ方が聴いたこともないようなやり方だったのである.旋律の途切れ方は絶妙で,まったく新しい手法に聞こえた.聞いていてワクワクする感じは,中学生のときにワーグナーの大作を聴いたときの感じに近いものであった.
少し経って意識がはっきりし,その音楽を確認しようとして,その日に聴いていた曲を聴きなおしたのであるが,プレイリストに入れていたどの曲を聴いてもそのような部分がないのである.何度も聴きなおしたが,未だ発見できていない.ワクワクした感じと不思議な感じだけがはっきり残っている.
聴いたと思ったものが見つからない以上,何らかの心理的な働きによって起こった現象であると考えざるを得ない.これには,いくつかの解釈が可能である.解釈について書こうと思ったが,大分長くなったので,続きは近いうちに挙げることにしましょう.
(その2に続く)


写真:久しぶりに,30年以上前に買ったワーグナーの楽劇のフルスコアをながめてみました.

1月の心理行動科学科

2012/1/1 >> 今月の心理行動科学科

1月のセンター試験翌日は、4年生の卒論提出締切日でした。その週の土曜日には学科内で卒論発表会が行なわれました。
製本、提出を終えた学生に会うと、「終わりました!」「提出してきました!」スッキリした顔で報告してくれました。
卒論発表会では、質問にも堂々と対応し、4年間の成長を感じます。

後期試験が終わると、「卒業」が一段と近づきます。事前の連絡事項がいろいろありますので、掲示板やメールをチェックするようにしてください。