食品栄養学科

教員紹介

後藤 知子 ( ごとう ともこ ) 教授

博士(農学)

研究分野(キーワード)

栄養生理学(亜鉛・ミネラル、成長期・妊娠期、味覚・食欲、脳)

主な担当科目

基礎栄養学、栄養学実験、子どもの食と栄養

メッセージ

様々な食べ物を手軽に選ぶことが出来る「飽食の時代」ですが、その一方で、偏った食生活、食習慣の乱れ、無理なダイエット等から潜在的な亜鉛欠乏が増えています。亜鉛が不足すると様々な健康への影響がありますが、見過ごされることが多く問題となっています。ミネラル不足が及ぼす身近な問題について考えていきましょう。

佐々木 ルリ子 ( ささき るりこ ) 教授

修士(スポーツ科学)

研究分野(キーワード)

給食経営管理論

主な担当科目

給食経営管理論,給食経営管理実習,給食経営管理論臨地実習,管理栄養士総合演習

メッセージ

食に携わる仕事は,人の健康や生命に関わる責任があります。管理栄養士の資格を取得するためには,とても専門性の高い勉強をします。理系科目や実験・実習もあり,物事に地道に取り組む姿勢が求められます。高校で学ぶいろいろな科目は学問の基礎となるので,しっかり学習してきてください。

星 祐二 ( ほし ゆうじ ) 教授

博士(農学)

研究分野(キーワード)

食品科学

主な担当科目

食品化学,食品学実験,食品理化学実験,食品物性学

メッセージ

食品栄養学科での管理栄養士を目指す学び,そして私のゼミで卒業研究を進めていく上で,高校の化学や数学の知識が必要です.特に,化学については,「化学基礎」だけでなく,いわゆる「基礎なし化学」を勉強してください.「理解」より「好き」で結構です。

正木 恭介 ( まさき きょうすけ ) 教授

博士(農学)

研究分野(キーワード)

栄養生理学

主な担当科目

生化学,ライフステージと栄養,栄養評価実験,食品開発論

メッセージ

無理なダイエットなどしないでください。むやみに痩せないでください。私たちの体は,口から食物を取ることで成り立っています。さらに食べることは,生きていく力にもつながっていくのです。健康とは何か,食事とは何かをしっかり考え,自分の食生活を見直してみてください。

益見 厚子 ( ますみ あつこ ) 教授

博士(医学)

研究分野(キーワード)

細胞生物学、分子生物学、生命科学、病態生化学

主な担当科目

生化学、分子栄養学、生化学実験

メッセージ

管理栄養士は健康な人にも疾患のある人にとっても重要なアドバイスができる医療人でもあります。資格は自分自身の自信にもつながります。

緑川 早苗 ( みどりかわ さなえ ) 教授

博士(医学)

研究分野(キーワード)

内分泌代謝学 スクリーニングコミュニケーション学

主な担当科目

解剖生理学 診察診療学(臨床医学)

メッセージ

健康とはどういう状態を言うのでしょうか?単に病気がないことでしょうか?あるいは健康のためにどんなことに取り組んでいますか?元気な時には考えたこともないかもしれません。健康と栄養について学ぶことで、人体の素晴らしい仕組みに感銘し、健康に暮らすことの意味を知ることができます。

伊藤 佳代子 ( いとう かよこ ) 准教授

修士(医科学)

研究分野(キーワード)

公衆栄養学(健康づくり,栄養改善,地域栄養活動)

主な担当科目

公衆栄養学, 地域栄養活動論, 公衆栄養学臨地実習

メッセージ

管理栄養士はいろいろなところで活躍していますが、都道府県庁や保健所、市町村にも管理栄養士がいて公衆栄養活動を行っています。国の健康づくりや生活習慣病予防など各施策に沿って、自分が勤めている自治体の健康づくりや生活習慣病予防などを進めています。学外実習などの体験をとおし、行政栄養士に挑戦してみませんか。

鎌田 由香 ( かまだ ゆか ) 准教授

博士(障害科学)

研究分野(キーワード)

臨床栄養

主な担当科目

臨床栄養学・臨床栄養学実習・臨地実習・実践栄養管理
病態臨床栄養学特殊講義・病態栄養管理学特殊講義

メッセージ

ヒトの栄養ケアを行う臨床分野の管理栄養士になるためには、大学のなかで座学だけを受けても実践力を養うことはできません。鎌田ゼミでは、実践栄養管理(4年次選択科目)を行う病院の管理栄養士さんと連携し、卒業研究としてまとめることで、実践力を養うための取り組んでいます。

濟渡 久美 ( さいと くみ ) 准教授

博士(食産業学)

研究分野(キーワード)

介護食,分子調理,咀嚼・嚥下,高齢者栄養

主な担当科目

調理学実習,食物科学概論,食生活論

メッセージ

コロナ禍を通して種々の食行動が制約されました。その中で、改めて、「食」が人と人をつなぐ大切なものであると感じましたが、みなさんはどうでしょうか?「おいしさ」を構成する要素は沢山あって、総合的に脳で評価されるといわれています。「おいしい食づくり」を考えてみませんか?

丹野 久美子 ( たんの くみこ ) 准教授

博士(情報科学)

研究分野(キーワード)

栄養教育論(スポーツ栄養学,食育,学童期~大学生の食生活)

主な担当科目

栄養教育論の基礎,栄養教育論I,栄養教育論実習

メッセージ

管理栄養士は,人々の食行動をより望ましい方向へ変容できるよう支援しますが,知っていることが必ずしも「できること」とは限りません。「できないこと」を否定せず,その人に寄り添い,改善策を一緒に考えることが求められます。人々が健康でより幸せな人生を送れるよう,理想の管理栄養士をめざしましょう。