学校図書館司書教諭とは

学校図書館法第5条において「学校には、学校図書館の専門的職務を掌らせるため、司書教諭を置かなければならない。」と定められています。学校図書館司書教諭は、「教諭として採用された者が学校内の役割としてその職務を担当し、学校図書館資料の選択・収集・提供や子どもの読書活動に対する指導、さらには、学校図書館の利用指導計画を立案し、実施の中心となるなど、学校図書館の運営・活用について中心的な役割を担います。」(文部科学省サイトより)

学校図書館司書教諭は学校図書館法第 5 条および学校図書館司書教諭講習規程第 3 条の規定により取得することができますが、 同時に教育職員免許状を取得することが必要となります。

開設学科

教育学科児童教育専攻、生活文化デザイン学科、日本文学科、英文学科、音楽科

資格取得条件

  • 教育職員免許法の定める教育免許状を有する者
  • 学校図書館司書教諭講習規程に基づく所定の科目を修得した者(下表参照)

履修上の注意

  • 詳細については『学生便覧』を確認願います。
  • 初めて司書教諭課程を履修する学生は年度初めのガイダンスに必ず出席してください。
  • 課程登録には実習費の納入が必須条件となります。
  • 開講科目は本課程登録者のみ履修可能です。興味があるという理由で一部の科目のみを履修することはできません。
  • 学校図書館司書教諭の資格を取得するためには、下表における必修科目5科目を修得すること。

指定科目と本学開設科目との対応表

学校図書館司書教諭講習規程の科目 本学開講科目名 単位数
学校経営と学校図書館 学校経営と学校図書館 2
学校図書館メディアの構成 学校図書館メディアの構成 2
学習指導と学校図書館 学習指導と学校図書館 2
読書と豊かな人間性 読書と豊かな人間性 2
情報メディアの活用 情報メディアの活用 2
最低修得単位数 10

資格取得の証明

司書教諭資格を取得したことを証明する文書を「司書教諭講習修了証書」といい、文部科学省より授与されます。 司書教諭資格を希望する者は資格取得条件を満たし、さらに卒業後、文部科学省が毎年指定の国立大学に依嘱する「学校図書館司書教諭講習」に所定の書類を提出することにより、「司書教諭講習修了証書」が授与されることになります。 申請手続きの詳細については、第 4 学年に説明を行います。