図書館司書とは
日本には昭和25年に公布された図書館法という法律があります。司書資格は図書館法第 5 条および図書館法施行規則第 1 条の規定により取得することができる国家資格です。
司書は公共図書館等において職務に従事する専門職になります。
本課程は昭和42年2月3日に開設されました。図書館法施行規則に則り運営され、課程を修了し、かつ大学を卒業すれば図書館司書資格が得られます。
平成23年度以前の入学者は、12科目25単位以上を取得する必要があります。平成24年度(2012年4月)入学者からは新課程となり、15科目25単位以上を取得する必要があります。 (在学中に一部の単位を取り残した場合でも、科目等履修生として卒業後も履修可能)
開設学科
日本文学科、英文学科
資格取得条件
- 大学を卒業した者
- 図書館法施行規則に基づき所定の科目の単位を修得した者(下表参照)
履修上の注意
- 詳細については『学生便覧』を確認願います。
- 初めて司書課程を履修する学生は年度初めのガイダンスに必ず出席してください。
- 課程登録には実習費の納入が必須条件となります。
- 開講科目は本課程登録者のみ履修可能です。興味があるという理由で一部の科目のみを履修することはできません。
- 図書館司書資格を取得するためには、下表における必修科目13科目、選択科目2科目以上、計15科目25単位以上を修得すること。
A 指定科目と本学開設科目との対応表
群 | 省令科目 | 単位数 | 本学開講科目名 | 単位数 | |
---|---|---|---|---|---|
必修科目 | 甲群 | 生涯学習概論 | 2 | 生涯学習概論 | 2 |
図書館概論 | 2 | 図書館情報学概論 | 2 | ||
図書館情報技術論 | 2 | 図書館情報技術論 | 2 | ||
図書館制度・経営論 | 2 | 図書館制度・経営論 | 2 | ||
図書館サービス概論 | 2 | 図書館サービス概論 | 2 | ||
情報サービス論 | 2 | 情報サービス論 | 2 | ||
児童サービス論 | 2 | 児童サービス論 | 2 | ||
情報サービス演習 | 2 | 情報サービス演習Ⅰ | 1 | ||
情報サービス演習Ⅱ | 1 | ||||
図書館情報資源概論 | 2 | 図書館資料論 | 2 | ||
情報資源組織論 | 2 | 資料組織法概説 | 2 | ||
情報資源組織演習 | 2 | 資料組織法演習A | 1 | ||
資料組織法演習B | 1 | ||||
選択科目 | 乙群※ | 図書館基礎特論 | 1 | ||
図書館サービス特論 | 1 | 学校図書館サービス論 | 2 | ||
図書館情報資源特論 | 1 | 専門資料論 | 2 | ||
図書・図書館史 | 1 | 図書・図書館史 | 2 | ||
図書館施設論 | 1 | ||||
図書館総合演習 | 1 | データベース特論 | 1 | ||
図書館実習 | 1 | ||||
最低取得単位数 | 24 | 25 |
※乙群より2科目以上選択しなければならない。
B 段階制の科目
本学開講科目 | 事前に単位修得しなければならない科目 | ||
---|---|---|---|
図書館サービス概論 | 図書館情報学概論 | ||
図書館情報技術論 | |||
データベース特論 | 図書館情報技術論 | ||
資料組織法演習A | 資料組織法概説 | ||
資料組織法演習B |
資格取得の証明
資格取得条件を満たした者には、大学卒業時に「司書資格証明書」を交付します。