宮城学院女子大学は開学以来、隣人愛に立ってすべての人の人格を尊重するという建学の精神のもと、教育・研究活動を行ってきました。
大学開学70周年を迎えた2019年、これまでの教育理念を引継ぎ、さらなる共生社会を目指して「共生のための多様性宣言」を表明しました。

流動的な意味も含む女性すべてが自分らしく生きられるよう背中を押すことを、女子大学の使命の一つと考え、2021年度より、本学で学ぶことを希望するトランス女性の受入れを行っています。

■トランスジェンダー学生の受け入れに関するガイドライン
■トランスジェンダー学生の受験・修学上の配慮について
■学生相談・特別支援センター

宮城学院女子大学 共生のための多様性宣言

宮城学院女子大学は、本学に集うすべての学生の多様性と尊厳・人権を尊重します。年齢、信条、障害、エスニシティ、性的指向・性自認など、個人の特性や文化的背景を尊重し、そのための環境づくりに最善を尽くします。

共生のための多様性宣言に基づく基本方針

1.自己決定を尊重します。
各個人の特性に関わる情報の開示・非開示、またそれらの表現については、当事者の意思が尊重されるものであり、他者から不当に侵害されることがあってはなりません。

2.修学の妨げを取り除くために最善を尽くします。
本学で学ぶすべての学生にとって、修学の妨げとなる事柄は、適切なプロセスによる合意形成を経て、合理的な範囲で取り除かれなければなりません(合理的配慮)。


Mission Statement for a Diverse and Inclusive Learning Environment at Miyagi Gakuin Women’s University

We are committed to creating an inclusive community which values and respects the diversity, dignity and rights of all students. We respect their cultural backgrounds and individual characteristics such as age, beliefs, disabilities, ethnicity, sexual orientation and gender identity.

Basic Principles based on our Diversity and Inclusion Mission Statement

1. We respect students’ right to self-determination.
Students have the right to control information related to personal characteristics and cultural backgrounds. Any disclosure or non-disclosure and how that is expressed is subject to approval by the student concerned.

2. The university will strive to resolve all obstacles to learning.
The university will work toward solutions to enable all students to learn at Miyagi Gakuin Women’s University. Obstacles to learning will be resolved as far as reasonable through consensus-building following due process.
(Reasonable Accommodation)


宮城学院女子大学みやぎがくいんじょしだいがく 共生きょうせいのための多様性宣言たようせいせんげん

宮城学院女子大学みやぎがくいんじょしだいがくは、本学ほんがくつどうすべての学生がくせいの多様性たようせい尊厳そんげん人権じんけん尊重そんちょうします。年齢ねんれい信条しんじょう障害しょうがい、エスニシティ、性的指向せいてきしこう性自認せいじにんなど、個人こじん特性とくせい文化的背景ぶんかてきはいけい尊重そんちょうし、そのための環境かんきょうづくりに最善さいぜんくします。

共生きょうせいのための多様性宣言たようせいせんげんもとづく基本方針きほんほうしん

1.自己決定じこけってい尊重そんちょうします。

各個人かくこじん特性とくせいかかわる情報じょうほう開示かいじ非開示ひかいじ、またそれらの表現ひょうげんについては、当事者とうじしゃ意思いし尊重そんちょうされるものであり、他者たしゃから不当ふとう侵害しんがいされることがあってはなりません。

2.修学しゅうがくさまたげをのぞくために最善さいぜんくします。

本学ほんがくまなぶすべての学生がくせいにとって、修学しゅうがくさまたげとなる事柄ことがらは、適切てきせつなプロセスによる合意形成ごういけいせいて、合理的ごうりてき範囲はんいのぞかれなければなりません(合理的配慮ごうりてきはいりょ)。