さらなる学びへ~副専攻制度

「副専攻制度」とは、所属する学科の専門科目の履修に加え、所属学科の専門科目以外の興味関心のある分野について学修する制度です。他学部他学科で提供される科目(一般教育科目を含む)を履修し、単位を修得することにより、卒業時に修了証が授与され、その分野を副専攻として修了したことが認定されます。

副専攻プログラム一覧

<2025年度 在学生対象>
プログラムは下記の通り(カッコ内は提供学科)です。

※下記一覧の朱字下線部をClickで各プログラムの概要や目的等をご参照いただけます。
初等教育プログラム(教育学科 児童教育専攻)
くらしから見た住居とインテリア(生活文化デザイン学科)
日本文学・日本語学・日本文化プログラム(日本文学科)
日本語教育プログラム(日本文学科)
中学校国語教育プログラム(日本文学科)
人間文化学プログラム(人間文化学科)
心理学プログラム(心理行動科学科)
音楽プログラム(音楽科)
中学校音楽教育プログラム(音楽科)
外国語プログラム(一般教育部)
リベラルアーツプログラム(一般教育部)
ジェンダー研究プログラム(一般教育部)

▶︎初等教育プログラム(教育学科 児童教育専攻)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要: 初等教育について必要な知識や技能を身につける。なお、このプログラムは、中学校教職課程の科目を同時に履修することで成立するものである。
◇教育目的・教育成果や到達目標
中学校教職課程の学びを踏まえ初等教育についての必要な知識・技能についての理解と実践ができるようになることを目的とする。本プログラムの履修により、小学校での各教科の指導案の作成や児童への対応の仕方の基礎を修得することができるようになる。

▶︎くらしから見た住居とインテリア(生活文化デザイン学科)

◇履修開始&申込対象学年:3年次
◇概要:インテリアと建築に関する基礎的な知識を身につける。
◇教育目的・教育成果や到達目標
日常のくらしの視点からインテリア・建築の理解を深める。


▶︎日本文学・日本語学・日本文化プログラム(日本文学科)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:日本文学・日本語学・日本文化に関わる基礎的な教養を身につける。
◇教育目的・教育成果や到達目標
日本文学科の主要4分野のうち、日本文学・日本語学・日本文化の3分野についての理解を深める。


▶︎日本語教育プログラム(日本文学科)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:日本語教育に関わる基礎的な教養を身につける。
◇教育目的・教育成果や到達目標
日本文学科の主要4分野のうち、日本語教育分野についての理解を深める。


▶︎中学校国語教育プログラム(日本文学科)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:日本文学・日本語学・日本文化に関わる基礎的な教養を身につける。
◇教育目的・教育成果や到達目標
本プログラムは中学校教育(教科:国語)に必要な知識や技能を身につけるためのプログラムである。なお、本プログラムは、小学校教職課程の科目を同時に履修することで成立する。


▶︎人間文化学プログラム(人間文化学科)

◇履修開始&申込対象学年:2年次
◇概要:人間文化学科の基礎科目とともに歴史文化系と国際文化系の専門科目を学ぶ。
◇教育目的・教育成果や到達目標
人間文化学の理解を深める。


▶︎心理学プログラム(心理行動科学科)

◇履修開始&申込対象学年:3年次
◇概要:心理学を幅広く学ぶ。
◇教育目的・教育成果や到達目標
心理学が人間の行動のさまざまな側面に関わっていることについての理解を深めるとともに、科学的な思考や表現方法を身につける。


▶︎音楽プログラム(音楽科)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:音楽についての基礎的な知識を身につけ、実技能力を高める。
◇教育目的・教育成果や到達目標
音楽を幅広い視点から学ぶことで、芸術と社会とのつながりや、様々な音楽の特性、文化的背景などを理解し、知識を深めることを目指す。


▶︎中学校音楽教育プログラム(音楽科)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:中学校教育(教科:音楽)に必要な知識や技能を身につける。なお、このプログラムは、小学校教職課程の科目を同時に履修することで成立する。
◇教育目的・教育成果や到達目標
小学校教職課程での学びを踏まえ、中学校教育(音楽)に必要な知識・技能についての理解を深め、実践ができるようになること。

▶︎外国語プログラム(一般教育部)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:第二外国語の運用能力を身につけるトレーニングを行い、その言語の使用者としての自覚を育む。
◇教育目的・教育成果や到達目標
フランス語分野または中国語分野において、社会生活で実践的に運用可能なレベルの語学力を身につける。日常生活において,当該言語を使用した基本的なコミュニケーションができるようになる。また、自らが関心を持つテーマについて、関連する資料を読み、自分の考え・意見を表現し、簡単な質疑応答ができるようになる。加えて、到達度の客観的な指標として、日本で実施されている「実用フランス語技能検定」または「中国語検定」の3級を、副専攻認定要件とする。

▶︎リベラルアーツプログラム(一般教育部)

◇履修開始学年:3年次(申込みは4年次)
◇申込対象学年:3年次(※1)/4年次(※2)

※1)授業の運営上、指導を希望する教員と事前に相談の上、2025年9月に一般教育科副手室に届け出てください。
※2)2024年9月に事前申請した学生のみ申請が可能です。

◇概要:リベラルアーツ基幹科目の履修を通して自らの専門とは異なる学問分野を深く学ぶ。その集大成として、4年次に学生自身の興味関心に応じたテーマで「副専攻論文」を作成する。
◇教育目的・教育成果や到達目標
専門的な学び(主専攻)とは異なる学びを通して、幅広い視野をもち、柔軟な思考ができる学生を育成する。学部学科の垣根を超えた副専攻論文の作成を通して、学際的な問題解決能力を身につける。

▶︎ジェンダー研究プログラム(一般教育部)

◇履修開始&申込対象学年:2・3年次
◇概要:女性学・ジェンダーについて幅広く学ぶ。「女性と人権」「キリスト教学」を基盤として、女性のキャリア形成、女性のライフサイクル、女性と労働、女性とキリスト教、女性と文化、性の多様性などの学びを通して、自立した人格形成を目指す。
◇教育目的・教育成果や到達目標
本学のディプロマポリシーに沿って、自己受容、共生、女性のキャリア、主体的に学ぶ力などを学修する。女性を取り巻く現状と課題を認識するとともに自分事として引き受け、他者と協働しながら、よりよい問題解決を志向する知識・技能、態度を身につける。

履修者メッセージ

第二外国語として1年次に中国語を選択してその奥深さに触れ、副専攻履修を決意しました。授業は少人数制で、先生のオリジナルテキストを用いて「読む・書く・話す・聞く」訓練を行います。リスニング力を強化するために中国語のアニメを繰り返し視聴しました。4年生になって中国語検定3級に合格し、自分でも中国語の力が伸びたことを実感しています。アルバイトや旅先で出会った中国人の方に中国語で話しかけて、褒められたときはうれしかったです。

高校での教育実習では、中国語で自己紹介をしたことで生徒の関心を引きつけることができました。言語をきっかけに、中国の文化や歴史にも焦点があたることで、さらに学ぶ意欲をかきたてることができると感じた瞬間でした。

卒業後も中国語の勉強を続けてさらに語学力を磨き、いつか現地で自分の力を試してみたいです。所属学科の授業や教職課程の勉強や実習も重なり、忙しくて挫折しそうになったこともありましたが、新たな自分の「武器」を身につけることができて本当に良かったです。

※2021年度は3名が中国語副専攻プログラムを修了しました。

2021年度人間文化学科卒業

森香歩さん

参考:他学科開放科目

本学では、所属する学科以外の授業科目を履修できる「他学科開放科目制度」を設置しています。修得した単位はそれぞれの学科が定めた範囲内で卒業要件単位として認定されます(一部学科を除く)。

お問い合わせ:教務課(本館2階)
TEL:022-279-4703
kyomu@mgu.ac.jp