カリキュラム
4年間の学びの流れ

※PDFはこちら。
※音楽科のカリキュラムにはこのほか「一般教育科目」「教職に関する科目」「司書教諭に関する科目」と合わせて構成されます。
※帯部分は複数学年開講科目です。
履修モデル
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1 | 英語リテラシーⅠ(c) | リベラルアーツ基礎D(外国文学) | 教育心理学 | 民族音楽学B | ||
2 | 副科管弦楽器 | 副科合唱ⅡA | 民族音楽学A | 生徒指導A(進路指導を含む) | 室内楽C(2台ピアノ) | 音楽科教育法Ⅰ |
3 | 西洋美術史概論A | 副科声楽Ⅰ | 教育課程論 | 日本音楽史概論 | 専攻実技ⅡA | |
4 | リベラルアーツ基礎C(くらし)(c) | 和声法Ⅲ(b) | ||||
5 | キャリアデザイン | スキルアップドイツ語(1) | ソルフェージュⅢ(a) |
器楽コースピアノ専攻で教職課程を履修中の2年生の例です。副科科目も充実しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 情報メディアの活用 | 音楽科教育法Ⅲ | 指揮法Ⅰ | リベラルアーツ総合B | |
2 | キャリアアップコース フルート(隔週) | 教育楽器演習 | |||
3 | 専攻実技ⅢA | 芸術と社会 | 作曲・編曲法Ⅰ | 副科声楽(隔週) | |
4 | 演奏法研究(器楽) | 指導法研究A | 副科オルガン(隔週) | オーケストラC | |
5 | 実践フランス語Ⅱ | 教育相談 |
器楽コースピアノ専攻で教職課程を履修中の3年生の例です。語学の授業にも力を入れています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 声楽史 | 音楽科教育法Ⅲ | 指揮法Ⅰ | リベラルアーツ総合B (災害) | |
2 | 専攻合唱ⅢA | 教育楽器演習 | 専攻実技ⅢA | ||
3 | オペラ演習Ⅰ | 副科オルガンⅠ | 作曲・編曲法Ⅰ | ||
4 | |||||
5 | 教育相談 |
声楽コースで教職課程を履修中の3年生の例です。副科の授業も充実しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | |||||
2 | リベラルアーツスタディーズB (音楽文化論) | 副科ピアノ | |||
3 | 作曲実技 | 副科管弦楽器(クラリネット) | |||
4 | オーケストラC | ||||
5 |
作曲コース4年生の例です。教職課程を履修しているため、教育実習にもいきます。
空きコマは卒業作品の制作に取り組んでいます。
在学生の声
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声楽コース
H.Mさん
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器楽コース ピアノ専攻
H.Mさん
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作曲コース
H.Yさん
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器楽コース トロンボーン専攻
E.Aさん

先生方が丁寧かつ親身に寄り添ってくれる環境で音楽に打ち込めます
高校時代まではずっと趣味で音楽活動をしていましたが、大学進学を考えた時に、「音楽の道に進みたい」と思い、音楽科への進学を決意しました。毎回のレッスンでは、ピアノの歴史や作曲者について、曲の構成やペダルの使い方など様々なことを実践的に指導していただいて、新たな音楽の魅力に気づくことができています。「ソルフェージュ」や「和声法」など、独学で学んでいた部分も大学に入ってから基礎からしっかりと学ぶことができ、さらに音楽の魅力に引き込まれ、充実した日々を過ごしています。
先生方も親身になって丁寧に指導してくださり、専攻だけでなく副科実技の学びも充実。あたたかい雰囲気のなかで幅広く音楽を学べることが音楽科の魅力です。

誰かに「演奏したい・聴きたい」と思われる曲を作りたい
附属音楽教室で高校2年生から作曲を習い始め、師事していた先生に指導を受けたいと思い作曲コースを志望しました。もともと小さい頃からピアノを習っていましたが、MG中高時代にハンドベル部で編曲をする機会があり、それをきっかけに、誰かに「演奏したい・聴きたい」と思ってもらえる曲を作りたいと思い作曲の道を選びました。
作曲コースでは、「和声法」や「オーケストレーション」などの理論を学び、様々な楽器編成での作曲に取り組みます。これまでにピアノ独奏、ヴァイオリンとピアノの二重奏、歌曲、合唱、ピアノ三重奏、オーケストラ作品などを作曲しました。作曲のレッスンでは、毎週書き進めた楽譜を先生に見ていただき、助言をいただいたり、ディスカッションしたりしながら作品を完成させていきます。他にも、既存の作品の分析や編曲といった、作曲に活かすための勉強を行うこともあります。学期末の提出作品は実演の機会があり、自分のイメージと実際の響きについて様々な発見があることも楽しいです。
レッスン以外にも、ソロ・アンサンブル発表会での作品発表や、学外のコンサート(未来の作曲家コンサートin東北など)へも積極的に挑戦していくことで、より深く自分の作品と向き合っています。
音楽科は作曲以外に副科実技を学べる機会も充実しています。今までに、ピアノ、声楽、オルガン、ヴィオラ、クラリネットを勉強する機会がありました。実際に楽器に触れることで、作曲をする上でも、演奏者のことを考えたり、響きのイメージを膨らませたりすることができるように感じています。特にピアノは長く続けてきており、声楽や楽器の伴奏を通して新しい作品に出会い、そこから作曲へのインスピレーションを受けることも多いです。

自分がやりたいことをする!夢に向かい挑戦
高校2年の時に音楽科主催の夏期講習会で授業や個人レッスンを受講したことが、本学科を志望する一つのきっかけとなりました。音楽の専門的な授業が豊富なことはもちろん、一般教育科目の学びが充実していることも志望した理由です。
実技レッスンは1対1の個人レッスンが基本なので、普段は1人で練習することが多いのですが、「オーケストラ」の授業ではそれぞれの演奏技術を高めあいながら音楽を創りあげていくことができるので、特に楽しいです。また、毎年秋に開催される音楽科コンサートなど、授業の成果を発表する場もあり、達成感も感じます。個人レッスンでは、経験豊富な先生から指導していただけるので、確実に実力を伸ばしていけると感じています。他学年との交流や先生方とのコミュニケーションが多いことも少人数の学科ならではの魅力だと思います。
将来は音楽の制作会社やイベント運営等の仕事に携わり、今までの音楽経験で培ってきた知識や実力を活かしたいと考えています。自分がやりたいことをする!という思いを大切にして、夢に向かってどんどん挑戦していきたいと思っています。
音楽科の学びのほか、聖歌隊でも音楽を楽しんでいます
高校時代に合唱部の活動で様々な経験をするうちに大学でも声楽を学びたいという思いと、教職への興味もあり、本学科を志望しました。専攻の声楽実技では、先生の丁寧なご指導により日々上達を実感しています。今の課題は表現力の向上です。他にも、「ソルフェージュ」や「和声法」など、音楽の基盤となる科目にも熱心に取り組んでいます。個々のレベルに応じた指導が受けられるので着実に実力を伸ばすことができるのも宮学の魅力です。サークル活動では聖歌隊に所属し、今年度は隊長をつとめています。音楽科の先生に指導いただけるので専攻の学びにもつながり、定期演奏会をはじめ礼拝やクリスマス行事での演奏など多くの発表会の機会にも恵まれています。この先もどんな形であれ、音楽と関わっていきたいと思っています。