特別支援教育ゼミナール

梅田真理 教授

【分野の説明】特別支援教育に関する制度や法律、学校での支援体制等について学ぶと共に、発達障害の特徴や指導・支援の方法等についても詳しく学びます。
【ゼミの内容・進め方】認知能力の発達や学習・生活上のつまずきの背景要因等について学び、「障害」についての考えを深めます。また、特別支援学校や特別支援学級での実践に触れ、学校現場での指導支援について学びます。

社会科教育ゼミナール

今野孝一 教授

【分野の説明】社会科の内容(「地理的環境と人々の生活」「歴史と人々の生活」「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」)を社会的な見方・考え方の視点から捉え直します。
【ゼミの内容・進め方】社会で見られる、多様性への理解やグローバル化、SDGs、情報化等の課題を把握して、何が本質なのかを押さえ、教材開発と探究が行える力を実践的に養います。また、東日本大震災の教訓を踏まえた防災教育についても考えます。

特別支援教育ゼミナール

白石雅一 教授

【分野の説明】子どもの福祉の現状や課題、親子関係の問題、障害者の総合的な支援について、発達障害児の療育について、自閉症スペクトラム障害の行動障害の改善策、注意欠如多動症の実行機能障害や整理整頓問題の改善について等々をテーマに選んで、具体的に学びます。
【ゼミの内容・進め方】臨床・実践ビデオを視聴して、児童生徒への関わり方の技術や、問題行動への対処法を具体的に学びます。また、文献を読み、卒論の準備も併せて行います。

身体教育ゼミナール

鈴木和弘 教授

【分野の説明】幼少年期の心身発達過程と身体教育のあり方を学び、それを実践の場で活かす方法を追究していきます。多様な運きの獲得や運動能力の発達顕著な子どもを対象に実践的指導力の向上を図ります。
【ゼミの内容・進め方】学校体育を中核とした授業研究等の文献研究、子どもの発育や体力発達等のデータ分析による考察、小学校体育授業の実際、現役教師との交流など、多様な視点でゼミを進めていきます。統計的手法によるデータ分析方法も学びます。

国語教育ゼミナール

豊澤弘伸 教授

【分野の説明】幼児の言葉や国語科の学びは、身のまわりの言葉とその使い方(使われ方)について、実際に言葉を使って理解し活動することで言語力を育てていく営みです。
【ゼミの内容・進め方】日常の言葉の運用や操作について分析し、教材としての言葉の理解を図ります。また、教師の発する言葉についても考察を加え、言葉の力を伸ばす授業づくりのための技術や方法を習得していきます。

算数教育ゼミナール

中込雄治 教授

【分野の説明】 数概念の形成過程や小学校で学んできた算数の内容を、算数教育の視点から捉え直します。
【ゼミの内容・進め方】それぞれの分野に使われている数学的手法に着目することによって、何が本質的な事柄なのかを押さえ、算数教材を分析する力と探究する力を養います。また、どうしたら子どもから多様な考え方を引き出すことができるか、そうした観点に立ち、算数の教材開発を行っていきます。

音楽教育ゼミナール

松本晴子 教授

【分野の説明】音楽、音楽の技能、音楽指導など音楽にかかわるテーマについて多様な視点から考察します。
【ゼミの内容・進め方】①3年生では先行研究から音楽指導のポイントについて学生と教員が一緒にディスカッションし検討します。②指導するにあたって自らの音楽技能を伸ばし、音楽表現の奥の深さを体験することから音楽指導の実践力を培います。③4年生では各自のテーマに基づき卒業論文を執筆します。

理科教育ゼミナール

板橋夏樹 准教授

【分野の説明】幼児や児童の科学の見方・考え方、環境教育、ICT機器を活用した教材研究など理科教育学の学問領域に含まれる様々な問いについて探究します。
【ゼミの内容・進め方】 主に小学校の先生として理科に自信をもって指導できる人材育成を目的として、理科に関する児童特有のつまづき、指導法、教材開発だけでなく、校外施設との連携、環境教育等についての研究を深めます。3年生では先行研究の輪読や、理科の実験を改めて行うことで見聞を深めます。4年生では学生の関心に基づいたテーマに沿った研究活動を行います。

英語科教育ゼミナール

藤崎さなえ 准教授

【分野の説明】】英語教育は、第二言語としての英語教育、あるいは、外国語としての英語教育との観点から、その指導法について研究する学問です。
【ゼミの内容・進め方】第二言語の学びのメカニズムについて学習し、授業実践研究と教材研究を行います。授業の目的とgoalを常に明確に設定し、限られた時間で効果の高い授業を行うには何が必要なのかを、指導者・学習者の両方の立場から複眼的に考察していきます。また、自分自身が第二言語学習者として成長することも大きな柱です。母国語以外の言語でコミュニケーションを取る中で、新たな戦略方法への気づきが、貴重な「問い」の出発点となります。