マーケティングゼミナール

石原慎士 教授

ゼミでは、マーケティングについて研究していますが、理論の学習にとどまらず、経営学における様々な理論を適用しながら実証事業を推進しています。東日本大震災後は、宮城県石巻市の企業、まちづくり研究会、商店街組織などと連携し、産学・異業種連携体制で地域性を生かした商品を開発してきました。商品開発に際しては、マーケットインの発想に基づく開発手法を重視し、試験販売や消費者調査を実施しています。

地域振興/コンテンツゼミナール

大谷尚之 教授

地域振興、アニメコンテンツ、マーケティングなどを中心に幅広いテーマを扱います。まずは各ゼミ生が興味を持っているネタから出発して、学術的に掘り下げる可能性を考えます。手法はごくオーソドックスです。現地調査と机の上での作業(文献調査、データ分析、聞き取り調査の整理等)の往復を重視しています。

観光人類学/六次産業ゼミナール

市野澤潤平 教授

現代ビジネス学科では東北地方で唯一、文化・社会・経済などを包括して観光を考察する「観光人類学」を専攻できます。市野澤ゼミでは、野生生物観光、自然景観観光、アドベンチャー観光、地域の食材を活かしたガストロノミー観光など、自然立脚型観光の多様な事例を幅広く取り上げて、人間と自然の関係について視野を広げ、理解と考察を深めます。実践活動としては、「MGみつばち事業」の一員となり、養蜂の六次産業ビジネスに取り組みます。生き物を相手にする「畜産業」である養蜂は楽ではありませんが、奥が深く学びが多い、東北の大学でオンリーワンの活動です。真摯に取り組めば、他所ではできない特別な経験を得られます。

多文化社会構築の文化人類学ゼミナール

永田貴聖 教授

ゼミでは、外国からの移住者と受け入れる地域等の人々が関係を形成する「場づくり」、「仕掛け」、「試み」等にかかわり、多文化社会が移住者と受け入れる人々双方の努力によって形成されることへの理解を深めます。主に、ゼミでは、文化人類学における調査方法を用いて、研究活動を実施しています。特に、宮城県気仙沼市におけるアジア系移住者と地域の交流、仙台市の韓国系グループによる交流活動に注目しています。​成果報告では、他大学との定期合同報告会を行っています。

経済学ゼミナール

阿部浩之 准教授

「働くということ=労働」、特に女性の働き方について、これからどのように変わろうとしているのかを考えていくゼミナールです。コロナ禍で急速に普及したテレワークですが、子育て中の女性にとっては、仕事と家事・育児の両立が可能になったとの声も聞かれます。世の中の動きが働き方にも影響していきます。女性の理想的な働き方も探っていければと思います。

経営情報学ゼミナール

舛井道晴 准教授

人工知能(AI)や「モノのインターネット」(IoT)など新しい情報通信技術(ICT)の発展はめざましく、ビジネスの現場に次々と実用化されています。ゼミナールでは、これらのICTを利活用した新しいビジネスの在り方やデータを重視したデジタルマーケティングの手法について学びます。また、実践的な取り組みとして、地域活性化を目的としたスマートフォンなどで動くアプリやwebサイトの開発を行っています。

国際経済ゼミナール

姚国利 教授

私たちの日常生活の中で国際貿易によってもたされたものがたくさんあります。また、今日の国際貿易は単なる二国間の取引にとどまらず、企業の海外での生産活動と緊密にかかわっています。
本ゼミは国際貿易を中心として企業の海外進出と関連付けながら国際経済の諸問題を検討します。ゼミの具体的な運営としては文献を読むだけでなく、国内外でのフィールドワークを予定します。

会計学・地域振興ゼミナール

渡部美紀子 教授

会計学を学びます。1年次には、必修授業の「財務基礎」があり、ビジネスの基本である簿記を学びますが、その内容をより理論的な側面から考えていきます。また、その知識をもとに、実際に調べてみたい企業を各自が選び、同業他社との比較を通して分析し、より深く学習し、理解します。
近年は、地元の良いところを広めるために、素敵なカフェの取材をしてパンフレットを作成したり、学外研修として地域の産業についての理解を深めたり伝統工芸について学ぶ機会もありました。
宮原ゼミと共同で㈱東北共同事業開発との商品開発も行っています。