卒業生の声

※所属は取材時のものです

ソプラノ歌手

千葉菜々美さん

演奏家として現役で活躍中の先生や海外で勉強された先生が多く、演奏するチャンスも豊富、宮学には音楽を学ぶ上で魅力的な条件が揃っています。在学中、自分で変な練習をして声帯を悪くしたことがありました。その時に支えてくれた先生や友人に感謝しています。また、東日本大震災の被災地で何度か歌わせていただき、音楽の力で少しでも貢献できたことをうれしく思っています。現在は、ドイツの音楽大学大学院を卒業し、ミュンヘンにてオペラ歌手のための職業訓練機関に参加。オペラスタジオやコンクールなどに応募しながら教会やコンサートで歌わせていただいています。将来は、聴きにきてくださった方々に素敵な時間をお届けできる歌手になることが目標です。

2020 年ドバイ国際博覧会 日本館

鹿内沙彩さん

中学・高校の6年間を宮城学院で過ごし、その居心地の良さやあたたかい雰囲気が大好きで、そのまま進学しました。緑に囲まれた自然溢れる環境やレンガ造りのキャンパスは、大きな魅力だと思います。私は声楽専攻で、日々レッスンに励み、学内のオーディションで選ばれるコンサートへの出演や卒業演奏会で歌うという目標を叶えることができました。在学中に学んだステージ上での立ち居振る舞いや声の出し方、表情のつくり方などは、日本館アテンダントとしての仕事に活かされています。日本館を訪れた方に、実際に日本へ旅行に行ってみたいと思って頂くことが、私の一番のやりがいであり喜びです。

宮城学院中学校高等学校 教諭

郷家由梨花さん

宮学の音楽科は少人数のため、先生方の丁寧な指導が受けられます。演奏会への出演や公開レッスンを受講する機会を得やすいことも魅力です。在学中に仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターである神谷未穂先生に毎週ご指導いただけたことも貴重でした。
また、MG-LACの活動では、地域に根差した音楽活動「虹色のシンフォニー」を立ち上げ、子どもたちがソリストとして弦楽合奏と共演できるコンサートを開催しました。試行錯誤の連続でしたが、企画や運営を学ぶ良い経験となり、今の仕事にも活きています。

仙台市立富沢中学校 教諭

梶木美紗さん

私は音楽教師という夢を強く持ち、音楽科に進学しました。在学中は美しく、もっと美しく…と理想の演奏をめざし、向上心を持って練習し続けました。ピアノの演奏を通して、自分の思いを届けたいという、これからの時代に大切な「自己表現力」を養えました。
音楽教師になった今も「目標を高く持ち、向上心を持ち続け、自分を信じること」という信念のもと、自信を持って教えることができています。音楽は、聞く人の心に届きます。それは自分の思いをアピールするひとつの手段だということを体感しています。大学時代の学びをベースに、自分なりの音楽を子どもたちに伝えることで、多感な中学生に感動する心を育てていきたいです。
専門的なことはもちろんですが、自己表現力が養えたのも、夢が叶ったのも、宮城学院女子大学で学べたからです。美しい環境の中で、美しい音を追求でき、最高の学び舎でした。