阿部 絵美子

ソプラノ

プロフィール

福島市出身。県立福島女子高を経て宮城学院女子大学音楽科(声楽専攻)卒業、同大学音楽科研究生修了。読売新人演奏会、日演連新人演奏会出演。ユースクラシックコンクールにて最優秀演奏者賞並びに仙台市長賞を受賞。07、08年イタリア・トリエステにてオペラマスタークラスを受講、修了演奏会出演。M.ティトット氏マスタークラスにてディプロマ取得。イタリア文化会館主催オペラコンサート等出演。大学のオペラ史講座にて演奏実演講師を務める。08年大阪国際コンクール声楽部門入選。
地元福島では、石川知子氏(MG音楽科卒業生)プロデュースの“古関裕而の世界”ソプラノソロ担当、古関裕而記念館や福島市音楽堂主催の各種コンサート、アウトリーチ活動に出演。また、市民・町民大学や生涯学習講座、こども園・小・中・高校の芸術鑑賞教室等の講師活動も行う。
各地にてベートーベン《第九》やペルゴレージ《スタバトマーテル》、オペラ《フィガロの結婚》伯爵夫人、《蝶々夫人》蝶々夫人、ケイト・ピンカートン等を演じる。これまでに声楽を千田ふみ、菅野絢子、姉歯けい子、鈴木知、滝沢三重子、千代崎元昭、菅野宏昭、R.レードリャ、F.マッサ、M.クリスチャックの各氏に師事。オペラ解釈をG.クリスチャック氏に師事。現在、眞白の会グループ“m”、ACHIの会、MG4、felice(フェリーチェ)、Le Rose、福島オペラ協会各会員として演奏活動を行う他、後進の指導や合唱団のヴォイストレーナーとしての活動も行っている。

得意なレパートリー・活動領域

イタリアオペラを中心に、日本や諸外国の歌曲等からミュージカルや映画音楽、童謡・唱歌まで、「うた」と名のつくものはすべて、楽しんで歌わせていただいております。
また、コンサートホールはもちろん、学校や病院・各施設のエントランスから茅葺き屋根の文化的建造物(!)等での演奏経験も豊富です。歌唱指導も含めたトーク&ライヴの形で、クラシックは気軽に、また、ポピュラーなものはより深く…。お聴きくださる方々にとって音楽文化が身近なものとなり、豊かな心持ちで次回をお待ちいただけますように、演奏活動を行わせていただいております。
ヴォイストレーナーとしては、音高・音大・大学院・研修所等受験やコンクール・オーディション参加の生徒さんから生涯学習の一環としての生徒さんまで、個人や学校・各団体の目的に応じた指導をさせていただいております。

メッセージ

あらためて直に音楽に触れる機会の貴重さを感じた、というお声をいただく今日この頃。音楽を通してたくさんの方々と出会い、共に喜びあうことができたらと願いつつ、母校宮城学院や地域の文化的発展に貢献していくことができればと思っております。