教育研究上の基礎的な情報
学部、学科、専攻ごとの名称及び教育研究上の目的
■現代ビジネス学部
現代ビジネス学部は、ビジネスに関する基礎的な知識と実務的な能力を身につけ、これらをビジネス実践の場面に応用する能力を培うことにより、ビジネスの諸活動を主体的かつ倫理観をもって行う態度と地域社会の発展に貢献できる創造力と実践力を有する人材を養成することを教育研究上の目的としています。
現代ビジネス学部現代ビジネス学科では、ビジネス学分野に関する総合的な教育研究を通して、これらの領域の基本的な知識や実践力を身に付け、ビジネス学の理論と実践の関係について理解し、総合的に実践する応用能力の修得に向けた教育を行います。このような応用能力を有した幅広い職業人の育成を行うことにより、地域社会への貢献を目指すことを教育研究上の目的としています。
■教育学部
教育学部は、幼児教育や初等・中等教育分野における教育研究を通して、それぞれの専門分野の基礎的な知識や技術及び技能を身につけるとともに、理論と実践に関する深い理解と総合的実践力をもって、幼児、児童、生徒の心身の発達や成長に貢献できる人材を養成することを教育研究上の目的としています。
教育学部教育学科では、教育学・保育学に関する教育研究を通して、これらの領域の基礎的・基本的な知識や技術及び技能を身に付け、理論と実践の関係について理解し、総合的に実践する応用能力の修得に向けた教育を行います。学校や家庭・地域における教育・保育を主体的に創造する能力と態度を身に付けた幅広い職業人を育成することで、地域社会への貢献を目指すことを教育研究上の目的としています。
■生活科学部
生活科学部は、衣・食・住を中心とする人間の生活環境や社会環境等、生活科学に関する教育研究を通して、それぞれの専門分野の基礎的な知識や技術及び技能を身につけるとともに、理論と実践に関する深い理解と総合的実践力をもって、地域社会や地域産業に貢献できる人材を養成することを教育研究上の目的としています。
食品栄養学科は、基礎的な学習能力を養い、自然・社会に対する理解を深めるとともに、専門分野の体系的学習を通して、食と栄養にかかわる社会の課題を探求し、問題を解決する能力を身につけます。また、学外での実習では、実践能力と地域社会に対する理解とを深め、演習により、知識の活用能力、論理的思考能力、コミュニケーション能力の修得を目指すことを教育研究上の目的としています。
生活文化デザイン学科は、生活にかかわる諸問題について「文化」「環境」「デザイン」の側面から総合的にとらえる姿勢や情報収集と分析、プレゼンテーションなどの基礎的能力を養い、それらの基礎力と、生活科学及び建築学などの幅広い専門知識に基づき、各自の目標に応じて、教員、学芸員、建築士などの専門家として、次世代に向けた提案(教育、デザイン等)を行うことができる能力の修得を目指すことを教育研究上の目的としています。
■学芸学部
学芸学部は、人文学から芸術学にわたる学問分野に関する教育研究を通して、幅広い教養とそれぞれの専門分野の基礎的な知識や技能を身につけるとともに、現代社会が抱える多様な問題に対応する総合的実践力をもって、地域社会や国際社会に貢献できる人材を養成することを教育研究上の目的としています。
日本文学科は、文学・語学・文化・日本語教育の4分野から、幅広くかつ体系的に「日本のことばと文化」を学び、「日本のことばと文化」について専門的な知見を有し、国内外で社会の発展と文化の向上に貢献し得る教養ある社会人の養成を目指すことを教育研究上の目的としています。
英文学科は、英語の実践的技能を高めながらことばの感性を磨くとともに、英語学、英米文学・文化の専門領域について学習し、自らの視野を広げ、国際理解の立場に立って、自分と異なる価値観を持つ人と意見の交流ができる能力を身につけることを教育研究上の目的としています。
人間文化学科は、主体的な実践力を身につけることを目標とし、世界と日本の文化について総合的な教養を身につけ、特定の学問や資格に偏らない柔軟な思考力の獲得と、国際社会で生き抜く力の養成を目指すことを教育研究上の目的としています。
心理行動科学科は、一般教育科目の履修を通して幅広い教養を身につけること、ならびに、人間の心理および行動の特性について学修し、人間についての理解を深めるとともに、科学的思考の能力の養成を目指すことを教育研究上の目的としています。
音楽科は、音楽についての確かな専門知識と基礎能力をそなえた人材を社会、とりわけ演奏や教育の現場に送り出すことを目指します。 器楽コースと声楽コースでは、演奏技術と表現力を高め、表現者として音楽文化の創造的発展に寄与する人材を育成します。 また作曲コースでは、確かな理論的基礎と創作力をそなえ、作曲者・編曲者として社会のニーズに応えられる人材を養成します。 いずれのコースにおいても、指導力、応用力、コミュニケーション力を磨き、教育や演奏の現場において指導者として活躍できる人材の育成を教育研究上の目的としています。
■一般教育部
一般教育部では、人間社会、科学技術、自然の原理等、さまざまな学問体系に関する横断的かつ長期にわたる教育研究を通して、幅広い教養を持ち、それらを土台に自らの専門領域の研究を深化させる基礎的能力の修得に向けた教育を行います。また、大学での学びの基礎となる「課題を見つけ、資料を分析し、まとめる」力の育成を通して、さまざまな専門領域において実践的能力を発揮できる職業人を育成し、地域社会に貢献することを教育研究上の目的としています。
■大学院
◎人文科学研究科
人文科学研究科は、建学の精神に基づき、日本文学・英文学等伝統的な学問分野をはじめ、哲学・歴史学・心理学あるいは社会学・経済学など人文社会科学系の分野、また人間を取り巻く生活文化・生活環境などの分野について、大学教育の基礎の上に高度な学術理論を学び、より広く精深な応用力を備え、文化の進展に寄与する人材を育成することを目的としています。
英語・英米文学専攻は、英語学、英米文学および英米文化についての講義と演習科目を通じて学問の基礎を身につけ、英語力を確実なものとし、さらに幅広い知識と豊かな教養に裏打ちされた専門領域をより深く探究することのできる人材の育成を目指すことを教育研究上の目的としています。
日本語・日本文学専攻は、広く日本語学や日本文学の専門領域について学び、専門知識を身につけることを目指します。また、日本文化や日本語教育学の高度な専門性を養うことで国際的に通用する人材の育成を目指すことを教育研究上の目的としています。
人間文化学専攻は、伝統的な学問の意義を踏まえつつ、既存の学問の枠組みを越えて、人類の活動を人間・歴史・社会の側面から探究する担い手を育成することを教育研究上の目的としています。
生活文化デザイン学専攻は、生活科学及び建築学に関する高度な専門知識に基づく情報収集と分析能力、生活に関わる諸問題を発見し解明する能力を養成します。生活を「文化」「環境」「デザイン」の側面から総合的にとらえ、専門知識とスキルを応用展開させる能力を有する人材を育成することを教育研究上の目的としています。
◎健康栄養学研究科
健康栄養学専攻は、食生活に起因する多様な健康課題に対して、生活者の視点、教育者の視点をもちつつ、研究的な視点で問題を解決する能力を養成します。これらの視点を持ち諸問題に取り組むことを通し、地域社会における食生活の支援者、教育実践のできる教育者を育成することを教育研究上の目的としています。