生活科学部

生活文化デザイン学科

藤田 嘉代子 ( ふじた かよこ ) 准教授

博士(人間科学)

Ⅰ.基本情報

所属

生活科学部 生活文化デザイン学科

専門に関わる資格

専門社会調査士 保育士

研究分野(キーワード)

ケア、ワークライフバランス、ジェンダー平等

主な担当科目

家族論、家族社会学A、家族社会学B、ライフコース論、社会調査論

Ⅱ.業績一覧

研究業績

「家事労働再考―マネジメントの視点を中心に―」『女性学年報』31号、日本女性学研究会・女性学年報編集委員会、2010年。

「子どもを育てながら働くということ―再就業女性の仕事と子育ての両立を中心に―」『女性学年報』36号、日本女性学研究会・女性学年報編集委員会、2015年

「宮城県における男性の家事・育児遂行の特徴と規定要因 ―宮城県調査と他調査の比較から― 」
宮城学院女子大学 研究論文集 132号、 27-46、2021年6月

所属学会

日本社会学会 関西社会学会 日本女性学会 日本女性学研究会 日本家族社会学会

競争的資金の獲得状況
(過去10年間・外部資金含む)

住友生命「第一回 未来を築く子育てプロジェクト」(女性研究者への支援)支援対象者、2008年
現代男性の生活マネジメントに関する基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2018年4月 – 2022年3月 木村(藤田)嘉代子

社会における活動
(学会活動以外)

日本女性学研究会発行の雑誌『女性学年報』の編集委員

Ⅲ.研究室紹介

研究活動

日本ではまだまだ、女性が家庭のことをして、男性が外で働くという固定的な役割分担が根強いですね。家事や子育てのケアの分担が家庭内外でどのように行われているか、主にインタビューを行って調査研究しています。
またポピュラーカルチャーのなかで女性がどのように描かれているか、セクシュアリティについても研究しています。

ゼミ紹介

ゼミでは、4年生たちがジェンダーや家族、学校に関して、幅広いテーマで研究を行っています。具体的にはデートDVや食育、学校での孤食行動について、大学生の結婚の意識について、ライフコース選択、少子化、母娘関係、女性の野球のファン活動、障害のある子どもの家族関係について等がテーマになっています。それぞれ学生たちが関心ある領域から、具体的なテーマや研究方法を決めています。

メッセージ

家族やジェンダーは自分自身の経験から出発して考えられる、身近でかつ、奥の深いテーマです。本学は女子大学なので、あらゆる団体・グループの長は、会長もゼミ長もみな女性です。家族とはなにか、女性が十分その能力を発揮できる社会とは何か、実践しながら一緒に考えてみませんか。そんな環境が本学にはあります。

メディアでコメント可能なトピック・テーマ等

・仕事と子育ての両立
・小1の壁
・ダブルケア

個人ホームページ,researchmap,j-global等
その他リンク

リレーエッセイ(2018.02.15)

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