現代ビジネス学部　現代ビジネス学科

専門社会調査士（第A-000606号）

社会学（農漁山村・地域社会、都市）

地域社会論、地域振興論、消費社会論、リベラルアーツスタディーズB（地域とくらし）

成田凌，2019，「『潜在的還流者』導出に向けた分析視角の検討：Hold概念を手がかりとして」『日本都市社会学会年報』37: 80-95．

成田凌，2020，「地方移住希望者像の再考：移住相談に着目して」『都市社会研究』12: 109-125．

成田凌，2021，「大都市郊外農山村の変容と持続：ニュータウン開発地・八王子鑓水の事例から」『都留文科大学研究紀要』94: 71-91．

日本社会学会、日本都市社会学会、地域社会学会、日本村落研究学会、東北社会学会

〈東京津軽人〉の還流移動と地方農山村の持続可能性に関する社会学的研究　（日本学術振興会　特別研究員奨励費（研究代表者）　2019年4月～2022年3月）

東京青森県人会　会員（2015年～現在）
NPO法人 白神共生機構　会員（2020年～現在）

専門分野は社会学、なかでも地域社会学や都市社会学、農村社会学です。主な研究関心やテーマは大きく2つあり、「地方農山漁村（過疎地域）の暮らしや持続可能性」と「地方出身者の地域移動（とくに出身地域とのつながりや、Uターン意識・可能性）」です。具体的には、青森県出身の首都圏在住者や青森県内の農山漁村、東京都内の周縁部を対象とした調査研究をおこなってきました。

ゼミでは、「地域社会（とくに周縁地域）」や「地域社会と人びとの移動」をテーマに、地域社会について、歴史的展開、農村/都市、人びとの暮らしや地域間移動（定住/UIJターン）、家族、ジェンダーなど、多角的な視点から考えます。「演習」での文献講読と「実習」での社会調査、そして「卒業論文」執筆を通して、現代社会における問題を発見する力や実証的調査をおこなう力、ものごとを論理的に思考する力を養います。

日常生活や高校までの授業で抱いた小さな違和感や疑問を大切にしてください。それに対する明瞭な「答え」がない中で、自分なりの納得できる「答え」を探究していくことが、大学での学びの核になると思います。社会学や社会調査には、ものごとを多様な視点から捉える手がかりがたくさんあります。ぜひ一緒に研究しましょう！

地方移住、および地方出身者の地域間移動（定住/UIJターン）について

https://researchmap.jp/r-narita

r-narita@mgu.ac.jp