現代ビジネス学部
現代ビジネス学科
市野澤 潤平 教授
修士(学術),Master of Business Administration, Master of Arts in Thai Studies
Ⅰ.基本情報
所属 | 現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 |
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専門に関わる資格 | PADI Open Water Scuba Instructor |
研究分野(キーワード) | 文化人類学(観光人類学、不確実性とリスクの人類学) |
主な担当科目 | 観光文化論、観光ホスピタリティ論、現代ツーリズム論、観光開発と環境 |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | 市野澤潤平(2023)『被災した楽園:2004年インド洋津波とプーケットの観光人類学』ナカニシヤ出版. |
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市野澤潤平編(2022)『基本概念から学ぶ観光人類学』ナカニシヤ出版. |
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市野澤潤平・碇陽子・東賢太朗編(2021)『観光人類学のフィールドワーク:ツーリズム現場の質的調査入門』ミネルヴァ書房 |
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所属学会 | 日本文化人類学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | 科学研究費基盤研究(B)(2022年度~2025年度)「観光における不確実性とリスク:不安と分断に抗する観光実践への理論的展望」(研究課題:22H00773)(代表) |
国立民族学博物館共同研究(2015年度~2018年度)「確率的事象と不確実性の人類学:「リスク社会」化に抗する世界像の描出」(代表) |
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科学研究費基盤研究(C)(2011年度~2013年度) |
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社会における活動 (学会活動以外) | 住友商事「東日本再生ユースチャレンジ・プログラム 研究・活動助成」の獲得(2012,13,15,16年度,各年度300万円) |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 参与的なフィールドワークを重視する文化人類学的な研究を行っています。不確実性やリスクの立ち現れ方、観光におけるホスト/ゲスト関係の再考、人の死や苦しみを観光資源とする「ダークツーリズム」などが、近年の主たる研究テーマです。観光人類学の古典であるV. L. スミス編『ホスト・アンド・ゲスト』を2018年に翻訳し、2022年と2023年には、観光学術学会賞(教育・啓蒙著作賞)を受賞しました。 |
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ゼミ紹介 | 文化・社会・経済など総合的に観光を考察する「観光人類学」を専攻できる、東北地方で唯一のゼミです(講義も含めて東北No.1の専門充実度!)。ホスト/ゲスト関係、観光の魅力と楽しみ、近年の新たな観光形態、観光が引き起こす諸問題・・・などに関わる文献を数多く読むことで、観光を捉える視野と興味関心の幅を広げ、日本語力と思考力を鍛えます。加えて、フィールドワークによる調査研究を行い、成果を学外に発表します。 |
メッセージ | 学問としての歴史が浅い観光学は,未開拓領域に満ちています。ですから,観光学徒に求められるのは,教科書の内容を唯々なぞることではなく,常識を打ち破って新たな議論の糸口を見つける,創造性です。正解を言い当てるよりも,自ら問いを生み出す。大学ならではの学びの楽しさを,ぜひ本学で体感してください。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | ・タイ人による訪日観光 |
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