現代ビジネス学部

現代ビジネス学科

岩田 京子 ( いわた きょうこ ) 准教授

博士(学術)

Ⅰ.基本情報

所属

現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

研究分野(キーワード)

文化人類学、景観論、観光論

主な担当科目

観光まちづくり、観光ビジネス入門、地域資源論

Ⅱ.業績一覧

研究業績

岩田京子(2021)「地域社会と観光者のインターフェイスとしてのモノ─京都市先斗町における花の路上展示から生まれる共同性」、 『環太平洋文明研究』5号、35-54頁。

岩田京子(2016)「コミュニケーションから創られる場所性─京都市の事例から」、『景観人類学』、河合洋尚編、時潮社。

岩田京子(2015)「1930年代の京都における風致林保全の学知の動態」、『社叢学研究』13号、11-31頁。

所属学会

日本文化人類学会、社叢学会、京都民俗学会、社会思想史学会

Ⅲ.研究室紹介

研究活動

まち(街)や自然環境と人間の関係を考える、景観研究をしています。とくに近現代の京都における景観保全の実態を明らかにすることに関心を抱いてきました。歴史資料を用いて、京都で「風致」の思想が形成される過程を読み解くことに取り組んでいます。また、いくつかの地域を訪れて、現代のまちづくり活動を観察し、地域の人々による観光者との向き合い方と、それを踏まえた景観保全の仕方に学ぶことも試みています。

ゼミ紹介

地域の文化や環境を活かした、まちづくりや観光について考えます。各自が注目する地域や団体、事業などを選び、そこでの取り組みを分析し、関連する理論を学習しながら、まちづくりや観光とビジネスとの関係について理解を深めます。
ゼミ生は、地域の産業や資源を調べ、福島県桑折町商工会やJAF宮城支部などと連携して、地域の魅力を発信するためのさまざまなプロモーションを企画するといった実践活動を行なってきました。

メッセージ

観光の現場は、行政や事業者、住民、来訪者など様々な人がともに地域の魅力や課題を見つめ直す可能性に満ちています。学問的な着眼点を探ることで、現場の人との出会いをきっと豊かなものにすることができます。これからの観光で多様な人々が関わりながら、より良い地域社会を作っていける道筋を、一緒に考えてみましょう。

メディアでコメント可能なトピック・テーマ等

・京都での地域文化に即した観光の創造
・京都での風致概念の形成過程

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