学芸学部
人間文化学科
大平 聡 教授
修士(文学)
Ⅰ.基本情報
| 所属 | 学芸学部 人間文化学科 |
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| 専門に関わる資格 | |
| 研究分野(キーワード) | 日本古代史、資料論(学校資料) |
| 主な担当科目 | 歴史・文化史演習 |
Ⅱ.業績一覧
| 研究業績 | 「日本古代王権継承試論」(『歴史評論』429号 1986年1月) |
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「宴開いて水に流して―写経職員の共同体意識』(『奈良古代史論集』3号 1997年11月) |
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『聖徳太子』(山川出版社 2014年4月) |
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| 所属学会 | 歴史学研究会、史学会、日本史研究会、宮城歴史科学研究会、神奈川地域史研究会、歴史科学協議会、大坂歴史学会、考古学研究会、古文書学会、奈良歴史研究会、東北史学会、弘前大学国史研究会、木簡学会 |
| 競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | 「学校所蔵資料による戦時下教育実態の解明とその成果の歴史教育の素材化」(2010年度~2012年度 科学研究費基盤研究(C) 課題番号22520686) |
| 社会における活動 (学会活動以外) | 多賀城市文化財保護委員 |
Ⅲ.研究室紹介
| 研究活動 | 日本古代史研究において、天皇制を中心に研究を進めてきた。「皇位継承」の問題を政治権力としての王権の継承という観点からとらえなおし、血縁原理による世襲王権制成立の意義を明確にした。正倉院文書の研究から、下級役人の実態を明らかにすると同時に、仏教政策を政治史として叙述する試みを続けている。また、15年戦争中の教育実態を調査し、学校、特に小学校に残されている資料の歴史史料化、資料保存に取り組んでいる。 |
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| ゼミ紹介 | 本ゼミでは、古代史から近現代史まで広く扱う。基本は史料を読むこと。歴史学はその時代に生きた人々が書き残した資料(文献資料、史料という)の読解が基本となる。古代・中世では貴族の日記(古記録)、近世では御家流のくずし字、かな文字、近現代では学校資料(おもに学校日誌)の読解を行う。毎年、奈良国立博物館で行われる正倉院展を見学し、日常的には随時、県内の小学校を訪問して資料調査、保全作業を行っている。 |
| メッセージ | 歴史学は、過去を生きた人々から学ばせていただく学問だと、私は考えます。失敗、成功の歴史の中から、どうしてそうなったのか、そうなってしまったのかを考え、では、私たちはどのように私たちの生活を豊かな幸福なものとすることができるかを考えること、それが歴史研究の目的である、そう信じています。 |
| メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | ①日本古代の天皇制 ②正倉院文書研究(1200年前のサラリーマン) ③戦争と教育 ④学校資料と歴史研究 |
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