生活科学部
食品栄養学科
正木 恭介 教授
博士(農学)
Ⅰ.基本情報
所属 | 生活科学部 食品栄養学科,大学院 健康栄養学研究科 |
---|---|
専門に関わる資格 | 食品衛生監視員 |
研究分野(キーワード) | 栄養生理学 |
主な担当科目 | 生化学,ライフステージと栄養,栄養評価実験,食品開発論 |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | 正木恭介, 佐藤央苗(2014) 女子大学生におけるカルシウム強化食品の継続摂取と手爪カルシウム濃度との関係,榮養學雑誌285-291,,2004-10-01 |
---|---|
内山成人,上野友美,正木恭介ら(2007),日本人女性における大豆イソフラボンおよびエクオールと更年期症状の関係に関する調査研究 日本更年期医学会雑誌15(1),28-37,2007-04-01 |
|
Abiru Y, Kumemura M, Ueno T, Uchiyama S, Masaki K (2012), Microbial method of making equol-containing composition and product made, Int J Food Sci Nutr. 2012 May 18 |
|
所属学会 | 日本栄養食糧学会,日本ビタミン学会,日本肥満学会,栄養改善学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | エクオールを含有する食品及び食品由来のエクオール産生菌の探索(2011年 大塚製薬 委託研究) |
社会における活動 (学会活動以外) | 宮城県製菓衛生師試験委員(2004年から現在) |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 大豆由来のエクオールはヒトの腸内で作られます。エクオールは女性の健康に貢献する成分です。エクオールを腸内で作れる日本人の割合は5割程度です。しかし,20歳の女性ではたったの2割です。なぜ作れない人がいるのか? そこには日常の食生活が大きく影響していると考えられています。どうすればエクオールを作れない人が作れるようになり,大豆の恩恵を受けられるようになるのかを,研究しています。 |
---|---|
ゼミ紹介 | 高齢者の割合が増え,介護する家族が少なくなる状況では,早世と障害の予防が大きな戦略となりますが,両者とも食事のデザインが大きなカギとなります。このような背景で,薬に頼らない健康づくりという観点で,さまざまな食事成分が研究され,食品化されています。日本,海外における食事成分の研究および食品の開発状況をインターネット情報や科学雑誌から収集し,21世紀の食生活のあり方について勉強,討論します。 |
メッセージ | 無理なダイエットなどしないでください。むやみに痩せないでください。私たちの体は,口から食物を取ることで成り立っています。さらに食べることは,生きていく力にもつながっていくのです。健康とは何か,食事とは何かをしっかり考え,自分の食生活を見直してみてください。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | 1)大豆イソフラボンの栄養生理学的価値 |
個人ホームページ,researchmap,j-global等 | |
その他リンク | リレーエッセイ(2019.11.01) |
メールアドレス |