学芸学部
人間文化学科
櫻井 美幸 准教授
博士(文学)
Ⅰ.基本情報
| 所属 | 学芸学部 人間文化学科 |
|---|---|
| 専門に関わる資格 | 学芸員 |
| 研究分野(キーワード) | 西洋史 ドイツ中・近世史 女性史 宗教改革 |
| 主な担当科目 | 西洋史概説、西洋社会の歴史、女性の歴史、世界遺産概説など |
Ⅱ.業績一覧
| 研究業績 | 「宗教改革期における女子教育の理念と実践 プロテスタントとカトリックの比較を中心に」森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館、2009年、271~288頁 |
|---|---|
「後期中世ドイツ都市における商家の女性労働」長野ひろ子、松本悠子編『ジェンダー史叢書6 経済と消費社会』明石書店、2009年、43~57頁 |
|
「イエズス会女と呼ばれた女たち 対抗宗教改革期における女性の宗教運動」『女性史学』23号、2013年、1~12頁 |
|
| 所属学会 | 日本西洋史学会、史学会、東北史学会、比較都市史研究会 |
| 競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | |
| 社会における活動 (学会活動以外) |
Ⅲ.研究室紹介
| 研究活動 | 私の専門領域は西洋史研究です。具体的には、おもに中世後期から近世にかけてのドイツ社会を扱っています。この時期はまさに社会の変革の時期にあたります。私がとくに研究対象としているのはこの時代の女性の生き方についてです。女子教育、宗教運動、社会や家庭での地位などについて、様々な文献や史料を読んで分析しながら研究をしています。 |
|---|---|
| ゼミ紹介 | 人間文化学科での私の担当は西洋史一般です。西洋の歴史に関係する分野に興味がある学生さんはすべて受け入れていますので、学生さんの卒業論文のテーマは非常にバラエティに富んでいます。古い時代では古代エジプトからギリシア、新しい時代ではドイツと日本の歴史認識の違いについて取り上げた学生さんもいました。卒業論文を書くというゴールに向かい、2、3年次は歴史の基本知識を養い、自分で問題を見つけて解決するための研究書講読や外国書講読(アメリカの高校世界史教科書)を行っています。 |
| メッセージ | 昨今、歴史ブームと言われていますが、これはあくまで日本史のことのようです。実際、大学受験科目で世界史を選択する人たちは右肩下がり。覚えることが多いのが敬遠されているのでしょう。でも、大学で学ぶ世界の歴史は暗記などありません。日本史が特別なのではなく、日本の歴史も大きな流れで見れば、世界史の中の一つなのです。歴史を生きた熱い人々の人生に思いをはせてみましょう。あなたの人生も大きな世界の歴史の中の一つなのですから。 |
| メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | 宗教改革、女子教育史(西洋)、ドイツのクリスマスマーケット |
| 個人ホームページ,researchmap,j-global等 | |
| その他リンク | |
| メールアドレス |
|
