学芸学部
心理行動科学科
森 康浩 准教授
博士(文学)
Ⅰ.基本情報
所属 | 学芸学部 心理行動科学科 |
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研究分野(キーワード) | 社会心理学、環境心理学、社会問題、環境配慮行動、行動変容 |
主な担当科目 | 心理学実践セミナー、心理学実験実習、心理学セミナー、心理学特講(社会心理学) |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | 森康浩・小林翼・大沼進 (2016.12). 環境配慮行動と行動の阻害要因及び施策の波及効果の認知に関する研究:札幌市環境基本計画改定に向けたアンケート調査の二次分析. 環境情報科学学術研究論文集, 30, 261-266. |
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Mori, Y., Ohnuma, S., Kloeckner, C. (2016.3). The Effects of Social Ties and Local Environment on Appropriate Waste Station Maintenance of Household Waste: A Case Study in Sapporo. Journal of Environmental Information Science, 44(5). |
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森康浩・小林翼・安保芳久・大沼進 (2016.3). 家庭での省エネルギー行動に対する内発的動機付けの長期的な効果:実際のエネルギー使用量と自己申告による省エネ行動を用いた検討. 社会心理学研究, 31(3), 160-171. |
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所属学会 | 日本心理学会、日本社会心理学会、日本環境心理学会、廃棄物資源循環学会、環境情報科学 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | 科学研究費基盤研究(C)(2019年~2022年)河川におけるポイ捨て行動抑制のための介入研究(研究課題:19K12450)(代表) |
日本社会心理学会大学院生海外学会発表支援制度(2012年6月)研究課題名 |
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社会における活動 (学会活動以外) | 山形県陸域部における散乱ごみのモニタリング体制の構築と削減対策検討会 |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 環境問題について心理学の観点から解決の糸口を見出すために研究を行っています。近年、海ごみの問題や地球温暖化といった環境問題が取り沙汰されていますが、環境に良くない行動を多くの人が行うことで社会現象として現れてしまいます。そのような社会現象の解決に向かう方法を検討するために、心理学の知見を用いて行動変容に有効な働きかけの方法や人の行動に影響する周囲の環境要因の効果を実際の行動を測定しながら検討をしています。 |
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ゼミ紹介 | ゼミでは、社会的状況を想定して人の行動に影響を与える方法や要因について学びます。社会心理学や関連する領域の知見に触れることで、専門以外の知識をつけて幅広く学ぼうとしています。また、ゼミで得た知識をもとに、実際に人の |
メッセージ | 社会の中に「どうすればうまくいくんだろう?」と思うことが多くあると思います。心理学は人に関わるいろいろな場面について、さまざまな知見を積み重ねています。それらを知ることで、八方塞がりだなと思っていたことに対して光明が差すことも出てきます。人の行動の背景にどのような心理的な要因があるのか学習することで、卒業後もさまざまな場面で使える知識を身につけてもらえればと思います。 |
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