学芸学部
日本文学科
李敬淑 准教授
博士(国際文化)
Ⅰ.基本情報
所属 | 学芸学部 日本文学科,大学院 人文科学研究科 |
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専門に関わる資格 | |
研究分野(キーワード) | 日本映画史,表象文化論(映像・マンガ・アニメ) |
主な担当科目 | 文学・語学入門セミナー,映像文化論,日本文化発展演習 |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | 『映画とイデオロギー』(共著,pp。1~22)ミネルヴァ書房,2015 |
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「『植民地コクゴ映画』における二重言語問題と女優の表象――大東亜映画圏の『国際的女優』はいかに誕生するか」『映画研究』第7号,日本映画学会,2012 |
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「原節子再論(1)~(3)」『日本文学ノート』第50~52号,宮城学院女子大学日本文学会,2015~2017 |
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所属学会 | 日本映画学会,日本映像学会、日本国際文化学会,韓国劇藝術学会,韓国映画学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | 科学研究費若手研究(B)(平成29年度~30年度)(代表)(研究課題:17K13373) |
社会における活動 (学会活動以外) |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 戦前の日本は,年間五百本近くのフィルムを製作する映画大国でした。私は日本とアジアの映画について研究してきましたが,最近は戦時下の日本・朝鮮・満州・台湾における映画文化について注目しています。映画史的にこの時期は,戦意高揚のための映画しか製作されなかった「暗黒の時代」だと思われがちですが,そのなかには決して一枚岩にならない様々の映画が存在していて、それらが如何なる関係を持っていたかを研究しています。 |
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ゼミ紹介 | 私のゼミでは映画・テレビドラマ・漫画・アニメなど,日本の現代大衆文化を切り口にして日本人がそれらに何を投影してきたか,そしてそこに含まれている意味や社会的な背景はいかなるものなのかについて勉強しています。大衆文化と言ってもそのジャンルやテーマは多岐にわたり,授業ではよくあるメロドラマから時代劇まで,そして任侠映画からピンク映画、怪獣映画、特撮映画まで本当に色んな作品を観て,感じて,語っています。 |
メッセージ | 「映画の楽しさ」と「映画の重み」とをバランスよく考えていくことにより,きっと日本の文化や歴史について改めて学ぶこと,新しく感じることが出来ると思います。そしてその「バランスの良さ」の大事さを学ぶのは、多様な考え方に柔軟に対応できる姿勢を身につけることに繋がり、素敵な大人への第一歩となるでしょう。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | ・戦時下の日本映画史 |
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