一般教育部

一般教育課程

大内 典 ( おおうち ふみ ) 教授

博士(PhD in Study of Religions)

Ⅰ.基本情報

所属

一般教育部

専門に関わる資格
研究分野(キーワード)

音楽文化学、宗教儀礼と音/音楽

主な担当科目

リベラルアーツ総合、民族音楽学、日本音楽史概論、音楽と地域文化、音楽文化概論

Ⅱ.業績一覧

研究業績

『仏教の声の技ー悟りの身体性』(法蔵館、2016) [第34回田邊尚雄賞(東洋音楽学会学会賞)受賞]

「『音』の文化を探るー山伏に『なった』音楽学者」高岡弘幸他編『民俗学読本ーフィールドワークへのいざない」(晃洋書房、2019)

「龍女の越境にみる創造的力学ー後白河院の文化ネットワークを中心にー」久保田浩他編『越境する宗教史 上巻』(リトン、2020)

所属学会

日本音楽学会、東洋音楽学会、美学会、民俗芸能学会、European Association for Japanese Studies, Association for Asian Studies

競争的資金の獲得状況
(過去10年間・外部資金含む)

2019〜2021年度 科学研究費基盤研究(C) 「越境する日本の仏教音楽ー宗教・文化・精神のグローバル化」研究分担 (研究代表者:マット・ギラン)
2016年度 花王芸術・科学財団音楽研究助成 「鳴物奉納習俗からみる楽器・音楽・芸能の文化創造力」(代表)

社会における活動
(学会活動以外)

2012年9月22日 山形県生涯学習センター主催平成24年度「山形学」講座講演「声明の力」
2015年11月19日 仙台市長命ヶ丘市民センター「長命大学」講座「楽器で探る世界の文化」
2016年1月28日 仙台市長命ヶ丘市民センター「長命大学」講座「音楽は世界を巡る」
2013年11月  山形県庄内地区高等学校音楽教諭研修会講演「音楽文化学への誘いー羽黒修験の音文化から世界の音楽文化へ」
2016年9月  真言宗智山派東京ブロック教区講習会講演「声の技から考える仏教の力」
2016年10月 真言宗智山派東京ブロック教区講習会講演「仏教の声の技―安然上人がめざしたもの」
2017年9月 東京都板橋区仏教会秋季総会講演「読経の力」
2018年11月 真言宗智山派東京東部教区 教区講習会「真言僧侶における声明の重要性について」
2017年〜 2020年 仙台市文化事業団助成事業審査委員

Ⅲ.研究室紹介

研究活動

「音楽」の歴史、音の組み立て方の理論、その背景にある文化や思想などを「研究」する領域を「音楽学」といいます。私は、音楽学と宗教研究にまたがった領域を研究しています。僧侶の読経、礼拝の讃美歌、神社のお参りでの柏手など、音・声・音楽は「宗教」文化の必須の要素。修験道(山伏)儀礼、仏教声楽、楽器が担う意味などを追いながら、日本の宗教文化・思想が音や音楽をどのように捉えてきたか探求しています。

ゼミ紹介

「音楽」(クラシック、吹奏楽、合唱、民俗芸能、ジャズ、ロックなど、ジャンルを問わず)や「音の文化」を題材にしながら、さまざまな媒体(書籍、論文、ウェブサイト情報、フィールドワーク、聞き取りなど)の情報の集め方、分析・考察の方法、正確な日本語表現による効果的なアウトプットの仕方を身につけます。これらは、卒業後、どのような道に進んだとしても、必ず必要になるスキルです。

メッセージ

みなさんの可能性は無限大。縮こまらず、のびのびと自分の中にある可能性を開発してください。それには努力、チャレンジが不可欠。楽にはいかない努力とチャレンジをさまざまな角度からサポートするプロ集団がいるところ、それが大学です。お待ちしています!

メディアでコメント可能なトピック・テーマ等
個人ホームページ,researchmap,j-global等
その他リンク

リレーエッセイ(2010.06.04)

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