学芸学部
英文学科
吉村 典子 教授
博士(学術)
Ⅰ.基本情報
所属 | 学芸学部 英文学科,大学院 人文科学研究科 |
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専門に関わる資格 | 学芸員 |
研究分野(キーワード) | イギリス文化、芸術、建築、デザイン |
主な担当科目 | イギリスの生活と文化、イギリス文化史、英米文学文化基礎セミナー、卒論 |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | Noriko Yoshimura, “Richard Hamilton’s Artwork: Based on Braun’s Electronic Products” |
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吉村典子, 「リチャード・ハミルトンの《Lux 50 – functioning prototype》」『美学』第71巻1号, 2020年 |
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吉村典子『ウィリアム・ド・モーガンとヴィクトリアン・アート』淡交社、2017年(意匠学会学会賞受賞) |
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所属学会 | 意匠学会、日本デザイン学会、美学会、美術史学会、The Tiles and Architectural Ceramic Society |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | Visiting Scholar Awards, Yale Center for British Art, USA “John McHale: His Yale Period and After” |
DNP⽂化振興財団グラフィック⽂化に関する学術研究助成「リチャード・ハミルトンのインクジェットデジタルプリントの考察」 |
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科学研究費基盤研究(C)(令和元年~3年度)「リチャード・ハミルトン研究:ニューカッスル時代を中心に」 |
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社会における活動 (学会活動以外) | 美術・デザイン・建築系の展覧会の企画・運営・協力・執筆・講演等を行う。以下、主な展覧会例:Clay 90 (Glasgow), Tabula rasa(京都), 大正・昭和のきもの(京都), 英国のモダン・デザイン(京都), ヨーロッパ染織の美(京都), 建築とファッション(大阪), タイルに咲いた憧れのバラ(常滑), ラファエル前派からウィリアム・モリスへ(横須賀), 19世紀陶器装飾の巨匠ウィリアム・ド・モーガン(東京・常滑), ミントンのタイル(常滑・東京), ヴィクトリア時代の室内装飾(大阪) など |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 英国の19世紀を中心とする芸術文化の研究を進めてきました。近年は戦後のそれらにも目を向けてきています。この時代には、19世紀にみられたような美術、デザイン、建築の融合が、新たなかたちで現れ、社会に対する強烈かつ豊かな批判精神のもと成り立っている点がみられます。これらを考察することにより、戦後の社会を暴き、当時の造形芸術の有りようと世界観を明示していきたいと思っています。 |
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ゼミ紹介 | 英米文学・文化基礎セミナー(英国の芸術文化)では、様々な芸術作品を鑑賞しながら、「作品を見ることから論じることへ」を目標に進めています。作品についての客観的データ構築から、問題設定(目的)のある口頭発表や英文レポート作成へと進めていきます。作品を見て感じた興味や疑問を、様々な資料を使って読み解き、多角的な視点から作品にアプローチしていく方法を学び、その実践により、問題解決能力を身につけていきます。 |
メッセージ | 英文学科では、「英語」および「ことば」をしっかり使える人材を輩出することを目標の一つに掲げています。私の担当するイギリスの芸術文化では、視覚芸術の、ことばで表されていないものをことばで表していきます。これを繰り返していけば、あなたの洞察力、そして、ことば/英語の表現力も豊かになっていくことでしょう。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | イギリス19-20世紀を中心とする芸術文化(美術、建築、デザイン) |
個人ホームページ,researchmap,j-global等 | |
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