学芸学部
心理行動科学科
佐々木 隆之 教授
博士(文学)
Ⅰ.基本情報
所属 | 学芸学部 心理行動科学科 |
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専門に関わる資格 | |
研究分野(キーワード) | 音楽の知覚,聴覚,知覚認知,錯覚 |
主な担当科目 | 心理学特講(音楽と聴覚の心理学),心理学セミナー |
Ⅱ.業績一覧
研究業績 | 中島,佐々木,上田,レメイン(2015)「聴覚の文法」,コロナ社 |
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Nakajima, Y., Sasaki, T. Ueda, K., & Remijn, G. (2014) Auditory Grammar. Acoustics Australia, 42, 97-101. |
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Sasaki, T., Nakajima, Y., & ten Hoopen, G. (2010) Time-stretching: Illusory lengthening of filled auditory durations. Attention, Perception & Psychophysics, 72, pp.1404-1421. |
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所属学会 | 日本心理学会,日本音響学会,日本音楽知覚認知学会,東北心理学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) | |
社会における活動 (学会活動以外) |
Ⅲ.研究室紹介
研究活動 | 聴覚や音楽に生じる錯覚現象を通して,人間の知覚認知の仕組みを明らかにするというのが研究のテーマです。人間は,外の世界をビデオやオーディオレコーダのように受動的に写し取っているのではなく,目や耳に届いた刺激を使って能動的に世界を作り上げています。どのように作り上げているかを知るためには,錯覚現象は最適の材料となります。 |
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ゼミ紹介 | このゼミでは,聴覚や視覚と記憶や学習の関連,そしてそれが人間の行動にどのように現れるかを実習と文献を通して学習します。音楽を主要なテーマとしていますが,言葉や記憶など,音楽経験のない人も取り組めるテーマを選ぶことができます。見たり聞いたりすることに興味のある学生を中心に,広く人間に興味のある学生たちが集まっています。 |
メッセージ | 心理学は目に見えない「こころ」を扱う学問です。直接見ることができないため調べるのがとても難しいのですが,一方で面白いことがいっぱい隠れています。心理学の扱う対象は幅広いため,誰もが必ず興味のあるテーマを見つけることができます。高校までの授業では習ってこなかった新たな領域に取り組んでみましょう。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | 〇 音楽の聞こえ方 |
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